2018年06月21日

雪景色


山水のカリキュラムがいよいよ大詰めになってきました。
6月24日の烏丸日曜教室は「雪景色」の練習です。

グレーの空、雪に覆われ色彩を失った風景、まさに現実がモノトーンの世界になる「雪景色」は、水墨画でよく描かれるテーマです。

教科書のお手本を参考にお稽古をしますが、描きたい雪景色の資料などがある人はお持ちください。

空を描くのに刷毛を使うので、お持ちの方はご準備ください。

miyama.jpg





タグ:水墨画教室

2018年06月20日

芥子園画伝の蘭

今年は雨の多い梅雨らしい梅雨ですね。
皆様、体調は崩されていませんか?
そして、先日の大阪地震の影響は大丈夫だったでしょうか?

今月6月22日第4金曜日の夜間教室は「蘭」です。
四君子の一つにあげられる蘭は、日本では知名度の高い胡蝶蘭ではなく、東洋蘭です。

「芥子園画伝」という、中国・清代に刊行された画の指南書にある画論に基づき練習していきます。

小さな花を描くので、Sサイズの筆をお持ちの方はご用意ください。

kaishien1.jpg



タグ:水墨画教室
posted by MASUI at 08:54| Comment(0) | 京都烏丸夜間教室

2018年06月19日

展覧会出展作品その2


続きまして本日も展覧会出展作品をご紹介します。

京都烏丸教室で講師資格を取得され、すでに卒業された片峰有香さんの「滝」が、第18回の外務大臣賞に輝きました。

外務大臣賞は、その年の国際墨画会展に出品された作品の中で一番素晴らしいとして、審査員の評を集めた作品に授与されます。

片峰さんは東京では工筆画のクラスにも在籍していたこともあり、非常に繊細な表現を追及されています。
現在はオランダに移住し、ご自身のお仕事をしながら、認定教室を運営されています。

これはイグアスの滝だそうです。

katamine.jpg




最後に、わたくし麻水の作品を。

今年のテーマは「早春」です。
松と梅ですが、松は冬の寒さにも耐えうる常緑樹、梅はまだ寒いうちから百花の中で一番に花を咲かせます。
ちなみに、これにあと竹を合わせて「歳寒三友(さいかんのさんゆう)」と呼びます。




harumachi.jpg

「春待月」


harumachi2.jpg

春待月は旧暦の12月で、春が来るのはまだまだ先なのですが
冬これから本番にして、すでに春を待ちわびる、、、という
雀君たちに寒がりの自分を投影して描きました。

松の幹が荒々しいので、雪空もわざとムラ感を残し、視覚的な引っ掛かりを作ってみました。





tanbai.jpg

「探梅」

『この道を我らが往くや探梅行』

という高浜虚子の俳句があります。
探梅とは、春を待ちかねて、まだ冬のうちに早咲きの梅を求めて山野に入ること。
探し求めていた梅が見つかり、枝にとまったジョウビタキを描きました。

枝振りの意匠が難しい梅ですが、老木の感じを強く出したかったので、枝より幹に重点をおいて描きました。


tanbai2.jpg


どちらも、ズバリ春の景色を描いたわけではありませんが、早春というテーマから辿り着いた絵です。





さて、今年初めて国立新美術館の会場まで足を運ばれた方もおられると思いますが、いかがだったでしょうか?

会期は25日までです。都合がつく方は、ぜひ一度会場に行かれることをお勧めします。




タグ:展覧会
posted by MASUI at 11:26| Comment(0) | トピックス

2018年06月18日

展覧会出品作品


6月13日から国立新美術館で開催されている『第18回 国際公募国際墨画会展』の会期が、ちょうど折り返し地点を過ぎました。
先日の週末はパッとしないお天気でしたが、それでも大勢のお客様にご観覧頂き、恒例の水墨画無料体験も、毎回満席状態で盛況の様子でした。

京都からは、烏丸日曜教室在籍の5名の方が出品されているので、ご紹介したいと思います。

yamamoto.jpg

山本氏の山水シリーズは今年は「滝」。
秀逸な構図と余白の効力で、じわじわと滝壺に引き込まれて行くような感覚がします。
三作目にして素晴らしい完成度で、文化賞受賞。


shintani.jpg

新谷正巳さんの「降臨 龍騎十一面観音」。
二度目の出展で、ご自身の持ち味を十二分に発揮してくださり
奨励賞を受賞されました。龍の鱗を「筋目描き」で表現しています。


kamoto.jpg

嘉本伊都子さんは初出展で全紙に龍を描かれました。
奔放なタッチとモチーフが共鳴しています。
タイトルは「遊龍戯珠」=ドラゴンボール。


terada.jpg

国際墨画会展には初出展ですが、絵画には素晴らしいキャリアをお持ちの寺田和美さん。
墨の濃淡を操った巧みな技。
上品な京都産ワインでもできそうな「葡萄」です。


yokota.jpg

横田美早紀さんは現役女子大生。
23歳以下の枠で「U-23大賞」を受賞されました。
難しい構図だけどよくまとめてある、と評価をいただきました。


入選・入賞されたみなさん、おめでとうございます。

素晴らしい作品を出展してくださって有難うございました。



その他、国際墨画会のブログにも展覧会のレポートが随時アップされています。
チェックしてみてください。

タグ:展覧会
posted by MASUI at 22:30| Comment(0) | トピックス

2018年06月13日

国際墨画会展が開幕

第18回 国際公募 国際墨画会展が本日6月13日より開幕いたしました。

麻水水墨画教室からは、烏丸日曜教室からU-23枠を含む5名の作品が展示されており、奨励賞、文化賞、U-23大賞と3名が入賞しています。

会期中に展示会場へ足を運ばれる方は、世界5大陸からの公募作品や、招待作家の作品を十分にお楽しみください。

今年出展されている方も、これから出展を考えている方も、大いに刺激を受けられることと思います。

乃木坂の国立新美術館にて6月25日までです。

mugium1.jpg








タグ:展覧会
posted by MASUI at 18:00| Comment(0) | トピックス

2018年06月12日

6月阿南教室より「紅梅」


6月10日の徳島阿南教室は「紅梅」でした。

今月は梅の花弁を「没骨法」で描く練習と
「たらしこみ」の技法について学びました。

「たらしこみ」は「風神雷神図」で有名な俵屋宗達が考案したと言われており、画をワンランク、グレードアップするために活用していただきたい技法です。

koubaianan1.jpg

たらしこみを表現するには、ツルツルの紙やにじみ止めなど、加工をしてある紙を使うと効果がよく現れます。
今回はドーサを引いてある紙で試していただきました。

koubaianan4.jpg

koubaianan3.jpg

koubaianan2.jpg


さて、阿南教室では、教室以外でも絵画サークルに参加している方が5名いらっしゃいます。
このサークルは、ずいぶん長く継続して活動しておられるそうで、毎年作品発表の場を設けているのだとか。

その作品展が11日から始まるとのことで、伺ってまいりました。
阿南教室在籍の方々の作品を紹介します。

koubaianan5.jpg

koubaianan6.jpg

koubaianan7.jpg

koubaianan8.jpg

koubaianan9.jpg

koubaianan10.jpg

koubaianan11.jpg

koubaianan12.jpg

koubaianan13.jpg


(ガラスへの映りこみを極力減らすため、上からのアングルで撮影しております。)

阿南消費者協会作品展
2018年6月11日〜6月15日 
午前10時〜午後17時(最終日は15時まで)
よんでんエネルギープラザ阿南

お近くの方は是非お立ち寄りください。



タグ:水墨画教室
posted by MASUI at 07:41| Comment(0) | 徳島阿南教室

2018年06月05日

7月のワークショップ


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第四十三回
「温風至(あつかぜいたる)」


7月7日から11日、熱い風が吹き蒸し暑くなる頃です。
京都では祇園祭の直前ということもあり
次回は夏祭りをイメージして金魚を描いてみたいと思います。
GACCOHワークショップでは初の画題です。

goldenfishweb.jpg


【日時】2018年7月8日(日)
前半 11:00〜13:00
後半 14:00〜16:00
 
※前半、後半、ご希望の時間帯にご参加ください。

【会場】京都出町柳 GACCOH
(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
【参加費】各回一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しておりますので特に必要な道具はございません。)


参加ご希望の方は、こちら申し込み専用のサイトからチケットを購入してください。


gaccohmap.jpg








posted by MASUI at 11:21| Comment(0) | GACCOHワークショップ

2018年06月04日

春燦々


「春燦々」 相国寺承天閣美術館で開催中の展覧会です。

harusansan.jpg


伊藤若冲「鳳凰図」・狩野松栄「水辺花鳥図屏風」
円山応挙「牡丹孔雀図」・呉春「竹図屏風」
長谷川等伯「竹林猿猴図屏風」などなど。。。

フライヤーの絵は円山応挙筆「薔薇文鳥図」。


水墨画による春。
花、鳥、虫たち、春の情景を描いた彩色画が楽しめます。

6月24日まで。
タグ:展覧会
posted by MASUI at 07:28| Comment(0) | トピックス

2018年06月03日

蟷螂生(かまきりしょうず)

 6月2日ののMASUI×GACCOH水墨画ワークショップのテーマは
「蟷螂生(かまきりしょうず)」

水墨画の画題として、野菜と昆虫はよく描かれる組み合わせです。

直筆、側筆の練習となるシンプルなモチーフとカマキリを構成して描いていただきました。

最近は前半と後半の2部構成にしていますが、後半は6名の参加者のうち4名がイスラエル出身の方でした。
イスラエルからの旅行者の方は3名でしたが、京大に留学している京都在住の方が偶然同じクラスに参加されたので、通訳もバッチリ。大変助かりました。有難うございました。

kamakiri2.jpg


kamakiri1.jpg

kamakiri3.jpg

kamakiri4.jpg


常連の小学3年生のS君はトウモロコシとカマキリだけにしぼり、余白を生かした印象的な作品に仕上げてくださいました。

kamakiri5.jpg



次回7月8日(日)は「温風至(あつかぜいたる)をテーマに。
7月は祇園祭もありますし、「夏祭り」をイメージして金魚を描きます。



posted by MASUI at 09:03| Comment(0) | GACCOHワークショップ

2018年06月01日

没骨法で描く梅


6月10日の徳島阿南教室は「紅梅」の練習をします。

redshidareplum.jpg


先月の白梅は線描きで表現しましたが、紅梅は没骨法で面描きします。
加えて、老木の幹の様相を表現する「たらしこみ」の説明もいたします。

plummoss.jpg


古木の苔は「花白緑」というミントグリーンの顔彩を使い「たらしこみ」します。

ドーサ液・顔彩をお持ちの方はご準備ください。

次回は第2日曜日の6月10日なので、お間違えのないようお願いします。



タグ:水墨画教室
posted by MASUI at 15:12| Comment(0) | 徳島阿南教室