2017年12月13日

12月の夜間教室

寒さが身に染みる今日この頃ですが、皆様お変わりありませんか?
今年はインフルエンザの流行が例年より早いらしいので
師走の慌ただしい時期ですが、どうぞ十分にご注意くださいませ。

さて、12月22日烏丸夜間教室は、今月から『四君子』の授業に入ります。

『四君子』は蘭・竹・菊・梅の事を指して言います。
それぞれの君子然とした様子が水墨画の画題として尊ばれ、古来より描き継がれてきました。
水墨画を学ぶ上で、大変重要な画題ですので、ぜひお越しください。

まず最初は「竹」です。
体験でも描いていただいた「晴竹」の練習をします。
テキストを忘れないようにお持ちください。

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タグ:水墨画教室
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2017年12月10日

2018の干支

12月9日、今年最後のワークショプは、来年の干支「戌」にちなみ狛犬を描きました。

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狛犬とは、神社やお寺の入り口にある左右一対の石像で、想像上の生物です。
普段から見慣れているものですが、実は左右で違いがあります。

口が開いているものと閉じているもの、角があるものとないもの。

実は、口を開けているのが獅子で、閉じて角のあるのが狛犬なのだそう。
狩野永徳が描いたのは「唐獅子」です。


2017年は「水墨画の技法を学ぶ」というテーマで様々な技法を取り上げてきましたが、今月は主に線描きの練習をしました。
最初は木炭で当たりをつけ、強く太く描く部分や、線の強弱をつけるポイントなどに注意しながら描いていきました。

狛犬のたてがみは「破筆法」で。

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小学2年生のS君は、たてがみが風に乱れているようなワイルドな狛犬に描いてくれました。


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後半は、恒例、年賀状サイズの紙に簡単な「張子の犬」を。

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アイロンでくっつけることができるハガキサイズの和紙も市販されてますので
ぜひご活用ください。


さて、今年もたくさんの皆様にワークショーップに参加していただきましたこと、お礼申し上げます。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2018年のテーマは「歳時記」です。
七十二侯から画題をピックアップし、次回2月17日は『黄鴬睍v( うぐいすなく)』

「梅にウグイス」を描きます。


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2017年12月07日

鎮魂の灯籠絵の募集

国際墨画会では、毎年 宮城県名取市で行われる 3.11の追悼セレモニーで使われる灯籠を形作る灯籠絵の制作に協力しています。

なとり復興プロジェクト

来年の3、11の為の絵が不足しているらしいので
皆様方にもぜひご協力をお願いします。

絵の画題は特に指定はありませんが、追悼の意に沿うものを、文字でもいいです。
心がこもっていれば、絵の巧い下手は問いません。

サイズはB5サイズ(182mm × 257mm)なので、お稽古の紙に書かれる場合は、お手数ですがサイズにカットしてください。
文字の場合はお習字の半紙でも大丈夫です。
できれば4枚1組のセットで。

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もし協力してくださる場合は、12月と1月の教室で提出してください。
私がまとめて本部宛にお送りいたします。

よろしくお願いいたします。

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2017年12月04日

カリキュラム「野菜」が終了

12月3日の徳島阿南教室は、「トウモロコシ」でした。
烏丸夜間教室と同じく、今月で野菜のカリキュラムが全て終了したので
これまで学んだ様々な野菜を使って、小作品を描いていただきました。

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皆さんの練習の様子を拝見していると、初めの頃よりもずいぶん筆や墨の使い方に慣れて来られたたように感じます。
時間内にF6のサイズに仕上げてくださった方もいらっしゃいました。

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夜間教室と阿南教室での2時間はあっという間に時間が過ぎてしまいますので
ぜひご自宅でも練習してみてください。

来月、新春1月7日からはいよいよ「四君子」に入ります。
4回に分けて、竹の様々な表現方法を学びます。


タグ:水墨画教室
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2017年11月30日

高校美術


今年度改訂された高校生向けの美術教科書に、水墨画のページが新たに追加されたのですが、このたび部分的に制作に協力させていただきました。

日本文教出版さんの「高校生の美術1」です。

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その中で水墨画のページは『墨表現の可能性』と題され掲載されています。

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雪舟、曾我蕭白、仙豪`梵、長沢芦雪、そして伊藤若冲、、、

伊藤若冲は鶏の作品が掲載されていて「伊藤若冲の技に挑戦」ということで
『筋目画き』の説明がなされています。

この実技のためのブドウと、簡単に描けるモチーフということで、イチゴとかき氷の挿絵を描かせていただきました。


日本美術のカテゴリーでは

水墨画の他には、有名な作家の屏風、襖絵、掛け軸、絵巻、浮世絵、版画などがピックアップされ、作品を鑑賞するだけでなく、それぞれ和の空間との関係性や構造、機能、なども詳しく説明されています。

別ページでは時系列で重要文化財や国宝の作品が紹介され、きちんと美術史の勉強ができます。
もちろん西洋美術やデザインのカテゴリー、さまざまなジャンルの実技にまつわるあれこれ、も同じように充実しており、あたらめてもっと勉強しなくちゃと思う次第。。。

さて自分が高校生の時はどうだったか、、、?
あまりにも昔すぎてよく覚えていないのですが、
現在、美術の授業時間は短縮される傾向にあるとお聞きします。
これだけの内容を、美術の授業中に全て学ぶことは叶わないでしょうが
若い世代にも水墨画に興味を持っていただけたら大変嬉しく思います。

実際、わたくしが所属している国際墨画会の東京教室をはじめ、京都の麻水水墨画教室、出町柳でのワークショップにも、10代、20代の若い世代がたくさん来てくださっていますし、ワークショップは、小学校1年生、2年生の男女が常連さんです。

もっと皆さんに水墨画を気軽に楽しんでいただけたら、、、そして私自身も魅力を伝えていけるように精進したいと思っております。





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2017年11月28日

木島櫻谷生誕140年記念

木島櫻谷生誕140年記念 「ぐるっと木島櫻谷3館連携企画」

3箇所で同時開催しているそうです。

・泉屋博古館「特別展 木島櫻谷 ―近代動物画の冒険」・・・12月3日まで

・櫻谷文庫「京都市指定文化財 木島櫻谷旧邸 特別公開」・・・12月3日まで

・京都文化博物館「総合展示 木島櫻谷の世界」・・・12月24日まで


鹿、虎、狐、狸、猪、鶴、孔雀、、、

動物画がたくさん展示されてました。




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タグ:展覧会
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2017年11月27日

鳥・虫

11月26日の烏丸日曜教室は「鳥・虫」でした。

鳥も虫も水墨画には欠かせないモチーフです。
やはり生き物がいると、絵が生き生きと感じられます。

鳥は、描かれることの多い、スズメとウグイスを練習しました。
若冲、応挙、、、etc、、、名だたる作家の作品にもたくさん登場しています。
見比べてみるとポーズも参考になるし、それぞれに個性があって面白いです。

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虫は、鈎勒法と没骨法での練習を。

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今月は盛りだくさんだったので、時間内に十分練習ができなかったかもしれません。
ぜひ自宅で練習してみてください。


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来月は通常どおり12月24日(第4日曜日)会議室11です。

魚介類の描き方をご紹介します。



タグ:水墨画教室

2017年11月25日

玉蜀黍

11月24日の夜間教室は「トウモロコシ」でした。

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今月で野菜のカリキュラムが終了です。
たくさんの種類の描き方を練習しましたので、最後はお稽古の紙より大きめのF6に、これまで学んだモチーフで小作品に挑んで頂きました。

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時間がなくて途中になってしまった方、是非自宅で仕上げてみてください。



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今月も楽しんで描いていただけたようです。

来月12月22日からは「四君子」のカリキュラムに入ります。
まず「晴竹」からです。




タグ:水墨画教室
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2017年11月22日

麻紙

2018年の国際墨画会展に出品をお考えの皆様、制作中の方、検討中の方、
2017年も残すところ40日となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

おそらく何度も構図を変更したり、いろんな紙を試してみたり、四苦八苦されていることと思います。
作品の紙選びはモチーフや構図を決めることと同じくらい、結果を左右することがあります。
私個人的には、いつもモチーフや構図が決まったら、2、3種類の違う紙に描いてみるのですが、これ、と思って描いた紙でも仕上げてみるといまいち、、、で
紙を変えてみたら、まあまあ上手くいった、、、ということがよくあります。

画仙紙はいろんな種類のものを身近で購入出来ますが
麻紙は比較的値段が高いので、気軽に何十枚も描いてみるということができないと思います。


以前、教室でもご案内した国際墨画会ブレンドの麻紙は、薄手ですが強度もあり、使いやすい値段で作られています。
画仙紙と違い筆の跡が残らないので、面積の多い部分のぼかしや、やわらかな印象にしたい時などに良いです。

使ってみたい方は、全紙サイズでお分けすることができるのでお声がけください。



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画像は麻紙に描いたものです。ご参考になれば。





タグ:水墨画教室
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2017年11月20日

年賀状に狛犬を

MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十七回「年賀状・狛犬」

次回は年賀状用に来年の干支「戌」にちなみ狛犬を描いてみたいと思います。
狛犬は神社や寺の入り口に設置されている神様をお守りする役目の像です。

Wikipediaによると

飛鳥時代に日本に伝わった当初は獅子で、左右の姿に差異はなかったが、平安時代になってそれぞれ異なる外見を持つ獅子と狛犬の像が対で置かれるようになり、狭義には後者のみを「狛犬」と称すが、現在では両者を併せて狛犬と呼ぶのが一般化している。


とあります。

ちなみに狩野永徳のは「唐獅子」


線描きを主体とした練習で、お手本の下絵もご用意しますので
初めての方も安心してご参加ください。

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【日時】2017年12月9日(土)14:00-16:00

【会場】京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)

【参加費】一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しております。)

こちら申し込み専用のサイトからメールフォームでエントリーをお願いします。



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