2016年09月29日

国際墨画会 海外展決定

国際墨画会の海外での展覧会開催が決定しました。

<シンガポール> 国交樹立50周年 2017年9月16日〜9月21日
シンガポールのレベルの高い作品に対し、全紙サイズで過去に実績ある30作品を選抜

<チリ> 国交樹立120周年 2017年11月頃
会場の都合により、蓮落までのサイズ 次回17回国際墨画会展までの作品が出品可能

詳細は追ってご報告が上がると思います。
国際墨画会 本部運営のブログも是非チェックしてください。


さて、これから「芸術の秋」シーズン突入です。
最近は台風や大雨でお天気がすぐれませんが、時間が許せば展覧会やアートスポットに出かけることをお勧めします。

参拝したお寺さんの松の枝ぶりが、やたらカッコよかったり、
雨上がりの濡れた石畳に侘び寂びを感じたり、
普段の日常生活の中でも、ご自分の心が動いたら、それが制作のモチベーションになるかもしれません。

授業で習った画題だけではなく、自分の好きな花や美味しかった旬の野菜でもかまいません。
また、好きな映画、音楽、小説からのイメージを画にしてもいいのです。

第17回国際墨画会展は
会期:平成 29 年 6 月 7 日(水)~6 月 19 日(月)
応募締め切り:平成 29 年 3 月 25 日

となっております。詳しくは教室でお尋ねください。

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タグ:展覧会

2016年09月28日

若冲の水墨画「菊」


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第二十五回「菊」

菊は我々日本人には、とても馴染みの深い花ですね、

菊は奈良時代に中国から薬用として伝来したそうです。
江戸時代には園芸が盛んになり、品種改良で何種類もの菊が誕生しました。

また、水墨画では「四君子」の一つとして、古来から取り上げられることの多い画題です。

若冲の菊は、花弁を「筋目画き」を用いて表現しており
スタンダードな描き方とは一味違う個性的な印象です。

今月も、「筋目画き」がメインテーマになります。

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◆日時:2016年10月15日(日)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。


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2016年09月26日

「野菜」きゅうり・なす・かぼちゃ・とうもろこし

残暑やら、台風やら、なにやら、、、と言っている間にもう9月も終わりそうです。
季節の変わり目、気候の変化、この時期体調を崩される方が多いので
夏の疲れが出てしまわないように、ご自愛くださいませ。

さて、9月25日の京都烏丸教室は「野菜1」でした。

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先月から2年ぶりにカリキュラム1「基礎」に戻り
基本の運筆や技法のことをダイジェストでご説明しましたが
今月は、水墨画の基本的な筆法「蔵鋒」「露鋒」の応用とも言えるモチーフです。
教室に入会される時に体験していただいた「竹」は、竿も小枝も葉も全て直線で描くことができましたが
胡瓜・茄子は曲線の練習、南瓜は三墨法の復習と、竹の小枝を描いた時のようなシャープで綺麗な線ではなく、かぼちゃのゴツゴツ感を表す、強弱やカスレなど味わいのある線を描く練習でした。

後半は、トウモロコシの練習。
水墨画の技法の一つ「破筆法」を用いて、トウモロコシのひげを表現します。

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胡瓜・茄子で運筆のウォーミングアップをしていただき
最後には野菜をうまくレイアウトして、小作品を仕上げていただきました。

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花には、蝶やトンボを描き添えることが多いでしょうが、野菜には、カマキリ、バッタ、コウロギなどが名脇役になってくれますね。


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そして、来月は野菜の続編、大根・しいたけ・レンコンです。
通常通りの第4日曜日10月23日会議室11です。


<追記>

これから年末にかけて慌しくなり、だんだん寒くもなってくると、体調を崩しがちです。
お仕事もさらに忙しくなってくるかもしれません。
まずはお身体のこと、ご家庭の事情、お仕事のことを大切に考えていただきたいのですが
事情があって、3ヶ月以上の長期でお休みする場合、止むを得ず退会する場合も、必ずご連絡ください。

休業の連絡をしていただいた場合は、講師資格所得・上級クラス進級に関わりのある授業の履修や提出課題など、休業前の状態をキープして復帰していただけますので、ご安心ください。
ただし、半年以上、連絡も何もなく欠席されている場合は、新規ご入会規模者に座席を確保するため「退会扱い」にさせていただきます。

どうぞご理解のほどお願い申し上げます。





タグ:水墨画教室

2016年09月25日

抽象化した薔薇

9月20日の東京千代田教室は「いろいろな花を描く」の最終、
抽象的な表現の薔薇の花でした。

例えば、水墨画は、対象物の特徴を抽出し簡略化することで
そのものの本質を描き出そうと試みます。

この薔薇の花びらは、これだけの少ない枚数で薔薇らしさを表現する、、、というチャレンジ。
教科書のお手本はサラリと描いてあるように見えますが
いざ描いてみると、花弁の長さや筆の入り・止め、角度など
シンプルなものほどバランスがとても難しいですね。

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顔彩を使う場合は、臙脂や紅梅に墨を少量つけて調色すると
落ち着いた色調の赤になります。

グリーティングカードや和紙のお手紙に描き添えても素敵です。
おためしください。

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タグ:水墨画教室
posted by MASUI at 23:21| Comment(0) | 東京千代田教室

2016年09月19日

若冲の「葡萄」に挑戦しました

2016年若冲生誕300年企画、MASUI×GACCOH水墨画ワークショップ第6弾は「若冲の葡萄」でした。

9月18日のこの日は、台風が来るか来ないか、、、の危ういお天気でしたが
なんとか小雨程度のお天気で終了時まで持ちこたえてくれたものの
解散してから30分後くらいに、突然の稲光と土砂降りに見舞われましたが、
皆様無事にお帰りになれたでしょうか??

さて、今回も若冲をお手本に、、、ということで、「筋目画き」がメインテーマです。

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運筆の練習としては、直筆・側筆と、三墨法の練習も。

筋目画きは、穂の「水分量」が、ひとつ大きなポイントです。
ただ、墨で描けばいつでも筋目ができるとは限りません。
まずは葡萄の実を描きながら、色々と実験をしてみました。

そして、次は葡萄の葉。
品種によって葉の形状はそれぞれ違ってきますが、
若冲の描いた丸っこい葡萄の葉は、どうやら山葡萄の一種のようです。

実は筆を立てて直筆(蔵鋒)で描くことにより、コンパクトで綺麗な円を描くことができましたが
それより面積が大きい葉の「面」を描く場合は、筆を倒して側筆(露鋒)で描かねばなりません。
筆を立てる、倒す、の加減で、うまく描き分けていきます。

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皆さん、綺麗な筋目を出すための水分量の調節が難しい、と仰ってましたが、最後には描きあげてくださいました。

そして、前回夏休みスペシャルで参加してくださった最年少のSちゃんが、今月も「是非ブドウを描きたい」とのことで、しかもワークショップ前にブドウの練習もして、参加してくださいました。

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続きまして、来月は10月15日(土)、画題は「菊」です。
若冲流の個性的な菊なので面白いと思います。どうぞご参加ください。



posted by MASUI at 09:42| Comment(0) | GACCOHワークショップ

2016年09月10日

若冲忌

本日9月10日は伊藤若冲の御命日ということで、石峰寺さんの若冲忌法要に参りました。

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そういえば、何度も参拝しているのに御朱印を賜ったことかなかった、、、と
今日の機会に書いていただきました。

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『高着眼』

「視野を広く持て、物事を俯瞰して見よ、」というような意味でしょうか?


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石峰寺さんの御朱印帳は「虎図」です。


裏の竹林にある五百羅漢石像は、若冲が下絵を描かれたそう。
これから涼しくなる季節には、気持ちよく参拝できると思います。

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posted by MASUI at 15:00| Comment(0) | トピックス

2016年09月02日

若冲の水墨画「葡萄」


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第二十四回「葡萄(ぶどう)」

若冲生誕300年記念、若冲の水墨画を模写するワークショップも残りあと数回となりました。
今月の画題は「葡萄(ぶどう)」です。

葡萄は、他のものに巻きつき、たくさんの実をつけることから、他の者を取り込み、一緒に身を結ぶ(成功する)と言われる縁起がありますが、若冲の葡萄と言えば、相国寺承天閣美術館に常設されている、重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」の中の葡萄が有名です。

9月のワークショップでは、若冲水墨の代表的な技法「筋目描き」で葡萄を書く練習をします。


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◆日時:2016年9月18日(日)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。


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posted by MASUI at 09:12| Comment(0) | GACCOHワークショップ

2016年09月01日

薔薇の花の描き方

東京千代田教室の今月は、ビルのメンテナンスの関係で8月31日に変更になりました。
早いもので、もう8月が終わります。。。
台風が通過した後とあって、少し風が強めの1日でしたがお天気が良く、
でも、確実に秋が近づいている印象がありました。

今月は、「いろいろな花を描く」の中から「薔薇」の練習をしました。

花弁を描く場合は、まず真ん中から。
墨や顔彩を穂に含ませた場合、一番最初に描き始めた場所が一番濃くなるので
(描き進むにつれて墨色は淡くなっていきます)
言い換えれば、一番濃くしたい場所から描き始めます。
穂には濃淡をつけて、穂先を中心に向けて運筆します。

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薔薇の花は、やはり赤で描くのが薔薇らしく見えますね。

たくさん花弁を描き加える場合は、必ず花芯や花の中心部分は「濃く」しましょう。
そして、花の周りに濃墨の葉を描くと、花が浮き立ちます。

ちょっと崩して描く薔薇は、にじみやすい紙にも合うモチーフだと思います。

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タグ:水墨画教室
posted by MASUI at 09:26| Comment(0) | 東京千代田教室

2016年08月29日

テキスト「基礎」より

8月28日の京都烏丸教室は、カリキュラム1に戻って
テキスト「基礎」の中から、主に、筆・紙・墨など道具について、
そして、水墨画に用いられる主だった技法についてご説明致しました。

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テキスト1の冒頭は『水墨画とは』という文章から始まりますが
水墨画を学ぶことは、この『水墨画とは』とはなんぞや?
そのことを作品にどう表現できるかを、全カリキュラムを通して、、、
というより一生かかって勉強することなのかもしれません。

授業の前半では、基本の蔵鋒・露鋒の運筆と三墨法でグラデーションを作る練習、
二層画仙紙・中国単宣・楮紙・麻紙などのサンプルをお配りし、
墨色や効果の違いを確かめていただきました。

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後半では、線描きの練習として「鳥獣人物戯画」の模写にトライしていただきました。
短い時間内では十分練習できなかったと思います。
ぜひご自宅でも練習してみてください。

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本日からは、新しく3人の方がメンバーに加わり、体験に来られた方も早速来月から参加したいとのご意向がありました。最初のカリキュラムに戻りましたので、気持ちも新たに、お互いに楽しく精進してまいりましょう。

どうぞよろしくお願い申し上げます。


<追記>

道具やテキストをまとめ買いされる際には、国際墨画会の通販サイトをご利用になることができます。
チェックしてみてください。




タグ:水墨画教室

2016年08月23日

9月・10月の日程

毎日暑い日が続いておりますが皆様お変わりありませんか?

9月10月の教室の日程は通常の通りです。

9月25日(第4日曜日)会議室11
10月23日(第4日曜日)会議室11


今月8月28日(第4日曜日)は、カリキュラム1「基礎」です。
2年かけて24カリキュラムが一巡しました。

日曜日の天気予報は「曇り」で最高温度32度となっています。
刺すような日差しからは逃れられそうですが、どうぞお気をつけてお越しください。

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