2018年08月17日


昨日、五山の送り火が灯されました。
お天気が心配されましたが、直前に夕立が止んだので
ご先祖様も気持ち良く帰られたことと思います。

さて、日本では仏事に欠かせないのが菊の花。
菊は邪気を払う花と考えられており、お墓まいりやお葬式での定番の花となっています。

菊は平安時代に中国から伝わったそうです。
中国では、寒気が訪れるころから咲き始め、高貴な香りを放ち凛々しく咲く姿が「君子たる花」と称えられ、文化・芸術の題材とされてきました。


8月24日の夜間教室は没骨法で描く「菊」の練習をします。
顔彩をお持ちの方はご準備ください。



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<大覚寺 嵯峨菊>






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2018年08月16日

阿波の人形浄瑠璃


お盆ウィークが半分過ぎました。
今日から仕事再開という方もいらっしゃるでしょうか。

私は先日、徳島の阿波十郎兵衛屋敷に人形浄瑠璃を観覧に行きました。
やはりこの時期は海外からのお客様も多く、満席に近い状態でした。

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演目は「傾城阿波の鳴門」の「順礼歌の段」です。

「順礼歌の段」は、長年離れて暮らした母子が再会する場面を描いています。
盗まれた藩主のお宝を探すため、夫婦で身分を隠している母「おゆみ」の元に、自分を祖母に預け、どこにいるか分からない両親を探して西国巡礼している女の子「おつる」が訪ねてきて、まさか自分の娘とは知らず「「国はどちら?」と訪ねると、女の子が「ととさんの名は阿波の十郎兵衛と申します。かかさんの名はお弓と申します」と言う、あの有名なセリフがある場面です。

生歌、生演奏でとても迫力がありました。

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物語に吸い込まれていくと、人形が独りで動いているようにも思えてきます。

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徳島県立阿波十郎兵衛屋敷では毎日上演されています。

もし徳島に行く機会があれば一度体験してみてください。


吉野川クルージング、阿波人形浄瑠璃、藍染め体験がセットになった期間限定(4月〜10月)の「徳島じょうるりクルーズ」というイベントもあるようです。




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2018年08月09日

ワークショップ特別企画のお知らせ


MASUI×GACCOH 水墨画・超入門ワークショップ


定例のワークショップとは別枠で、水墨画初体験の方に是非参加していただきたい、団扇絵を描く企画を予定しております。もちろんリピーターの方も、団扇に描くワークショップは初めてなのでお楽しみいただけると思います。


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今回は2日間で完結するワークショップです。

「超入門」なので、まず「竹」を描くことで基本的な筆法や調墨を学びます。
竹は竿、枝、葉が全て直線なので運筆を理解しやすく、初体験の方にもおすすめです。
応用としての曲線は「朝顔」を描きながら練習します。
そして、今回のワークショップの締めくくりとして「竹」、「朝顔」のどちらかお好きな画題を団扇に描いていただきます。


仕立て済みの団扇に描くので、凹凸があります。
いつものフラットな紙に描くのと感触が違いますが、骨組みの凹凸による線の途切れもいい味わいになります。
お手本は、できるだけシンプルな構図にしました。


●1日目・・・2018年9月8日(土)14:00〜16:00

直筆・側筆の練習、三墨法の練習、竹・朝顔をF5サイズの画仙紙に。

●2日目・・・9月9日(日)14:00〜16:00

竹・朝顔どちらかを決め、団扇の型を取った紙に下画きをし
最後に団扇に描いて仕上げる。



【開催日】2018年9月8日(土)、9日(日) 
【開催時間】各日 14:00〜16:00
【会場】京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
【対象】二日間通してご参加いただける方
【参加費(二日間)】一般:5,000円 / 高校生以下:4,000円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しておりますので特に必要な道具はございません。)


参加ご希望の方は、こちら申し込み専用のサイトからチケットを購入してください。先着10名を予定しています。





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2018年08月07日

徳島阿南教室より「春蘭」

8月5日の徳島は、京都ほどではないですが、やはり猛暑の日曜日でした。

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今月は「春蘭」です。
葉の描き方の復習から始まり、今月は花弁の両側が濃くなる描法を練習しました。


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線の両側が濃くなるような墨の付け方は、他にも応用ができます。
うまくできなかった方は、何度も復習してみてください。


もう一つ、崖の上から咲いている秋蘭を。
蘭は幽谷に咲くので、岩などと一緒に描かれることがあります。
下方に余白を付け足すことで「高さ」を表現でき、
縦長の紙に描くのに大変適しています。

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お稽古のサイズ感でも、余白を加えることで展覧会サイズの大きさにもなるので、ぜひ半切2分の1や半切などにも一度チャレンジしてみてください。


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来月は通常通り第一日曜日の9月2日です。
「菊」の練習をします。





タグ:水墨画教室
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2018年07月28日

烏丸夜間教室より「春蘭」


7月27日の烏丸夜間教室は、蘭の後半「春蘭」でした。

春蘭は一つの茎に一つの花が咲きます。
先月の描き方とは少し違い、花弁の両側が濃くなるような方法を紹介しました。
「苞」と言う花芽を保護する葉のようなものがあるのも特徴です。

葉は先月にもたっぷり練習していただいたので
みなさん随分コツをつかんでくださったように思います。


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来月は8月24日第4金曜日、四君子の最後の画題「菊」です。
顔彩を持っている方はお持ちください。




タグ:水墨画教室
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2018年07月26日

団扇に


相も変わらず厳しい暑さが続いております。
こう暑くては、水墨画の練習もはかどらないかと思いますが、
少し気分を変えて「団扇」に描いてみるというのはいかがでしょうか。

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画仙紙の白無地の団扇(扇子も)は骨組みの凹凸がありますが、
シンプルな画題だと、凹凸による線の途切れやにじみも面白い味になります。

この朝顔は、教科書「いろいろな花を描く」に掲載されている「円で描く朝顔」です。
団扇だと、扇面よりも構図が取りやすく、サイズもいろいろあります。
書画用品屋さんでは、現在夏のセールをしているところもあるので
暑中見舞いのハガキ代わりに差し上げても喜ばれると思います。









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2018年07月24日

烏丸日曜教室より「自由な風景」


7月22日の烏丸日曜教室は「自由な風景」でした。

半年間で、樹木、岩、山、渓流、滝、建物、雪景色、、、と学んできましたが、今月が山水の最終回です。
みなさんそれぞれに風景を持ち寄ってくださいました。

切り取る場面によっては、花、樹木、空、川、山、建物、と、これまで授業で学んだことが総動員されることもあります。

画面が複雑になりそうな場合は、主張したいモチーフやテーマを強調したり、説明的すぎる部分は思い切って省略したりしてみましょう。


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来月はお盆休みのシーズンですが、どこかに出かける予定のある方は、絵になりそうな風景を探してみてください。
来年の展覧会に出展したいとお考えの方は、お盆休みの頃からテーマを探し始めるとちょうどいいと思います。



さて、来月も通常通り第4日曜日の8月26日です。
カリキュラムのローテーションが一番最初の「基礎知識」に戻ります。
教科書を忘れずにお持ちください。





タグ:水墨画教室

2018年07月23日

春蘭


7月27日第4金曜日の烏丸夜間教室は「春蘭」の練習をします。

先月の秋蘭は一つの茎に多数の花が咲く「一茎多花」、
今月の春蘭は一つの茎に一つの花が咲く「一茎一花」です。

葉は先月と同じ書き方ですが、前半で花を描く時の違った表現を、
後半で岩(崖)から下の方へ伸びている様を描きます。



<葉をたらしこみ手法で描いた魯山人の春蘭図>


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まだまだ猛暑が続きそうな気配ですが、皆様、体調を崩されないように、どうぞご自愛ください。




タグ:水墨画教室
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2018年07月13日

美しい日本の風景


『新版画展 美しき日本の風景』

美術館「えき」KYOTO

2018年7月5日(木)〜8月1日(水) 会期中無休

午前10時〜午後8時(入館締切:閉館30分前)


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新版画とは

江戸時代の浮世絵が時代と共に収束に向かいましたが、それらの技術は次の時代へと受け継がれ、大正から昭和初期にかけて浮世絵の再興をするとともに、新たな芸術として発展した版画。

「新版画」は日本国内よりも海外での認知度や評価が高く、スティーブ・ジョブズやダイアナ妃もコレクションをお持ちだったのだそう。

浮世絵もそうですが、思うのは、絵の素晴らしさはさる事ながら、これが木版画なのかというくらいの繊細な技術の凄さ。
今ではもう失われてしまった風景を、版画で観ることの価値を感じられた展覧会でした。

 
タグ:展覧会
posted by MASUI at 18:46| Comment(0) | トピックス

2018年07月10日

風景のスケッチ


大雨が収束したらいきなり猛暑になりました。
洗濯物がすぐ乾くのはいいけれど、体調を整えるのが大変ですね。

今月7月22日の烏丸日曜教室は「自由な風景」です。
5月には建物のある風景のスケッチを用意していただきましたが
今月は、風景であれば自由です。
ご自分でスケッチされたものをご用意ください。

今週の連休にスケッチに出かける予定の方は、暑さ対策には万全を期してくださいね。


写真は今朝の鴨川の鴨です。


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濁流だった水の透明度は戻りつつありますが、まだまだ水量は多く、カモたちは岸辺で川の流れを見つめていました。



タグ:水墨画教室