2016年10月24日

「野菜2」大根・蕪・蓮根・椎茸・麦

10月23日の京都烏丸教室は「野菜」のパート2で、
先月に引き続き、一番基本の「筆を立てて描く」「筆を鳴かせて描く」の応用編と
「グラデーションを作って描く」画題でした。

京都烏丸教室は、伊藤若冲の生家、青物問屋があった錦市場からは、すぐ目と鼻の先、
蛸薬師通りを少し上がったところでレッスンをしています。

現在、錦市場でも若冲生誕300年のイベントが催されていますが
京都烏丸教室でも時を同じくして、ちょうど「野菜」のカリキュラムになりました。

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シンプルな画題なので、皆さん時間内で十分に練習ができたようです。

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後半は「麦」。

麦は世界中で一番多く栽培されている穀物なので、その品種も数多くあります。
また、実がつき始めの頃と収穫前の実りの様子にも違いが出てきます。

作品を制作する時には、どのようなイメージにしたいかを考えて
穂のたれ具合や葉の様子を研究してみましょう。

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タグ:水墨画教室

2016年10月22日

錦市場と若冲の野菜

MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第二十六回「若冲の野菜」

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若冲生誕300年の2016年も残すところ、あと2ヶ月あまりとなりました。
MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップでも、今年最後の画題です。

今回は、伊藤若冲が錦市場の青果問屋出身だったことにちなみ
錦市場と連携をし、京文化の発信・普及をしている京町家施設「京町家 錦上ル」にて開催します。
水墨画を描いた後は、錦市場の抹茶わらび餅をいただき、錦と若冲、双方を楽しんでいただくという特別企画です。

京都は秋から若冲関連の催しが目白押しで、錦市場でも今月まで、若冲作品をプリントされた店舗のシャッターがライトアップされるナイトミュージアムが開催されています。

「京町家錦上ル」さんは、そのイベントを手掛けられた京都文化協会さんが運営していらっしゃいます。

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※お二階の掘りごたつのお部屋をお借りする予定ですが、参加者が少ない場合は、別のお部屋に変更になる可能性がございます。

4月の開催予定が急遽延期になってしまいましたが、11月19日に開催できる運びとなりました。
芸術の秋、秋の京都にふさわしいロケーションでの特別開催となりますので
ぜひご参加くださいませ。

画題の「大根」は、あの「果蔬涅槃図」をお手本に!
他の野菜は、若冲の描いたものとは少し描き方が違いますが
基本の運筆をわかりやすく学べるようなお手本にしています。

「運筆の練習をしているうちに野菜が描けた」といった感じで
どなたでも簡単に描ける初心者向けの画題です。


◆日時:2016年11月19日(土)14:00-16:00

◆場所:「京町家 錦上ル」京都市中京区麩屋町通錦小路上ル梅屋町480(錦市場の麩屋町通り交差点を北に徒歩約1分)

◆参加費:3,500円(材料費、デザート&お茶代込み。道具もこちらでご用意しておりますので特に必要なお持ち物はございません。)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。


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2016年10月20日

葡萄を没骨法で描く

10月19日の東京千代田教室は「葡萄」でした。
今月からテキストでは「果物」に入りました。

テキストでは、葡萄の身、葉ともに2種類ずつの描き方が掲載されていますが
今月は、没骨法の実と5筆で葉を描く方法を学びました。

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実を描くときに最大限に効果を発揮するのが「筋目画き」です。
「筋目画き」の出やすい画仙紙の種類を選びましょう。

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葉は、品種によって形状が異なりますが、5筆で描く葉は、先端の筆の立て方がポイントになります。
この描き方の場合、裏葉を描くのが大変難しいですが
葉が裏返っている様子をスケッチするなどして、練習してみてください。

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墨色を薄めに、少し縦楕円っぽく描くと、マスカットのように見えますね。
山葡萄は、身が小さめでまばらに付いていたりします。

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テキストにある香取先生の作品のように、葉を「たらし込み」で表現するのも素敵です。


タグ:水墨画教室
posted by MASUI at 13:53| Comment(0) | 東京千代田教室

2016年10月16日

若冲の「菊」に挑戦しました。

2016年若冲生誕300年企画、MASUI×GACCOH水墨画ワークショップ第7弾は「若冲の菊」でした。

10月15日は、とても気持ちの良い秋晴れの土曜日となり、
兵庫県や、神奈川、東京と、遠方からもお越しいただき有難うございました。

若冲の水墨画の菊といえば、「筋目画き」の技法でよく紹介される
まあるいピンポン菊をご覧になることが多いかもしれませんが
今回のお手本となるのは「菊と蜻蛉図」の、我々がこの時期一番目にする、代表的な形状の菊です。
この菊も、絶妙な加減の筋目画きで、花弁が表現されています。

まずは、基本の直筆・側筆の練習と、筋目描きの練習を。
筋目描きは、一番わかりやすい葡萄の粒を描いて、実験していただきました。

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「イカ」「ブドウ」にも来てくださった5歳のSちゃん、今回も3回連続で参戦です。

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せっかくなので、スタンダードな菊の描き方もご紹介し
若冲の菊と描き比べていただきました。
菊は少し難しい画題でしたが、皆さんとてもスムーズに、素敵な作品を仕上げてくださいました。

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さて、来月は11月19日「野菜」がテーマです。
今年1月から始まった若冲シリーズも終わりに近づいてきました。すでに募集が始まっております。
ワークショップに参加される方は、水墨画初体験の方がほとんどです。
どうぞ、お気軽にご参加ください。

posted by MASUI at 10:46| Comment(0) | GACCOHワークショップ

2016年10月14日

野菜の第二弾

先週までは、残暑が、、、と言っていたのに、一気に季節が進行しました。
そろそろ鍋が恋しくなる季節ですね。

さて、今月10月23日の京都烏丸教室は「野菜」のパート2です。
鍋料理にも大活躍する野菜、大根や椎茸と、レンコン・蕪・唐辛子・麦です。

今月も、基本の「蔵鋒・露鋒」「三墨法」の練習になります。
先月お休みされた方は、一番基本の運筆の練習になりますので是非お越しください。

野菜の水墨画といえば、京都教室の我々にとっての代表作は
やはり京都国立博物館所蔵 伊藤若冲の「果蔬涅槃図」でしょう。

ちょうどタイムリーに、若冲の生家があった錦市場では、現在生誕300年イベントを開催しており店舗のシャッターにプリントされた若冲作品がライトアップされています。

ライトアップは商店の閉店後19時からですが、せっかくなので教室の終わった後、
お時間のある方と皆で拝観するのもいいかもしれませんね。

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タグ:水墨画教室

2016年10月02日

手漉き和紙

本日はちょっと余談になりますが、、、。

先月の東京出張の折、日本橋の「小津和紙」さんに行ってまいりました。
小津和紙さんは1653年創業の紙商の老舗です。
昨年、資料館や和紙漉き体験ができる施設が開設されたということで、和紙漉き体験をさせていただきました。

2014年11月、本美濃紙、石州半紙、細川紙の手漉き和紙づくりの伝統技術がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは、皆さんご存知だと思いますが、今回の無形文化遺産に登録された和紙は、いずれも「楮(こうぞ)」だけを原料に使った紙です。

和紙の三大原料は「楮」「三椏」「雁皮」。

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この中では楮が一番繊維が長く太く、繊維同士が絡み合う性質があるため、強度が強く破れにくい紙になります。

手漉体験の紙も、楮が原料でした。

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まずは、インストラクターの方が、楮を収穫したところから、紙のできるまでの作業工程をレクチャーしてくださいました。

和紙の産地は日本全国にありますが、楮は冬の1月、2月に収穫し、和紙づくりは厳しい寒さの中で作業がなされます。
昨今、後継者がいないことから廃業する職人さんも少なくありません。

収穫→蒸し→皮剥ぎ→表皮削り→煮熟→繊維のほぐし→水槽に入れた繊維にトロミを加え攪拌

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と、実体験は、ここまでの作業を終えた原料を漉くところから始まります。

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インストラクターの方の実演を見て、その後は一発勝負だったのですが
初体験の紙漉き、、、、
難しくて、ぼってりとした厚みの品のない紙になってしまいました。(;^_^A

京都では「黒谷和紙」が府の指定無形文化財になっていますが、黒谷でも手漉体験ができるようです。

もし興味のある方がいらっしゃったら、ぜひ行ってみてください。




posted by MASUI at 18:02| Comment(0) | トピックス