2017年04月24日

季節の「花菖蒲」


京都の花は桜がもう終わり、次の主役へと移る頃合いになってまいりました。

4月23日の京都烏丸教室は、ちょうどこれから開花の「花菖蒲」。
花菖蒲はアヤメ科の植物ですが、このアヤメ科の植物には似通ったビジュアルのお花があります。
花の構造としてはどれも大差はないのですが、幾つか特徴があるので精巧にできた造花で確認していただきました。

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こういった仕組みのアヤメ科の花には、他にカキツバタ・アヤメ・イチハツ・キショウブなどがありますが、これらの見分け方をご存知ですか?

それは、花弁の元にある「蜜標」(シグナル)の部分の違いです。
「蜜標」は文字通り、蜜がある場所を虫に知らせる標。
この部分が、花菖蒲は黄色くなっています。

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また、京都ではカキツバタもメジャーですが、こちらはシグナルが白。

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(カキツバタで有名な上賀茂の太田神社は、例年GW開けが満開の頃です。)



群生の様子を描きたい時は、後ろ向きのものや斜め向きのものなど、バリエーションを揃えてみましょう。

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みなさんのお稽古の様子です。
最初は没骨法の運筆に苦戦していましたが、授業の後半にはコツを習得されたようです。

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来月は5月28日(第4日曜日)会議室11です。





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