2017年06月30日

水墨画の技法「溌墨法・蓮」

MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十二回「溌墨法・蓮」

次回の技法「溌墨法」は大量の墨を付けてはね散らすように素早く描いて、濃淡・にじみ・カスレをつけながら描く技法。
繊細に写実的に描く表現とは違い、筆の勢いやアジを楽しむアクティブな描法です。

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◆日時:2017年7月15日(土)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
    (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。


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レクチャースペースGACCOHの近くにある相国寺の池でも蓮の花が咲き始めてます、ぜひ季節の画題をお楽しみください。


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2017年06月26日

紫陽花

6月25日の京都烏丸教室は「紫陽花」でした。

やっと梅雨らしい空模様になってきましたが
雨が少なかったせいか、すでに元気をなくしている紫陽花をあちらこちらで見かけます。

梅雨時=紫陽花

のように、季節とのイメージの結びつきが強いモチーフは、作品になりやすいと思います。

昨年の国際墨画会展に出品してくださった渡谷さんは「雨あがる」というタイトルで
とても素敵な紫陽花の作品を描いてくださいました。

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雀の他には、トンボ、カタツムリ、カエルなどを脇役にしてもいいですね。

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また、色彩をプラスするのも華やかでいいのではないでしょうか。
ブルー系の花には、やはり青墨が相性が良いです。

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後半は、簡略化した中国スタイルの描き方を学びました。
花弁を円や三角や四角で表現する洒脱で勢いのある描き方です。

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葉のレイアウトに悩まれてた方が多かったですが、紫陽花が咲いているうちに観察してみてくださいね。


来月は7月23日第4日曜日 会議室11「朝顔」です。




タグ:水墨画教室

2017年06月25日

岩と鴉

6月24日のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップは、「破筆法・岩と鴉」でした。

岩の描き方にはいろいろありますが、「岩10年」と言われ、
長い時間修練が必要とされる難しいモチーフです。
今回は破筆法という、穂先をバラけさせて、変化のある線を描く技法でのチャレンジでした。

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一筆で勢いのあるカッコイイ線を、
あるいは、一筆で味のある複雑な線を、
また、あるいは一筆で対象物の質感を表す線を。

これらは水墨画の醍醐味とも言えますが、とてもとても難しいことです。


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常連の小1のSちゃんは、思う存分に奔放な線を描いてくれました。

鳥の羽毛は、同じ破筆法でも穂のさばき方を微妙に変えたり
運筆や筆圧を変えたりして描き分けました。

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短時間でしたが、みなさんこの通りの素晴らしい出来栄えです。

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今回は、わざわざこのために愛媛県から日帰りで参加してくださった方がいらっしゃいました。
とても学ぶ意欲のある女性でした。有り難うございました。


次回は7月15日(土)「溌墨法・蓮」です。



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2017年06月24日

夜間教室第1回目

6月23日(金)は夜間教室の第1回目の授業でした。
お仕事が終わってからお疲れのところを、水墨画を学ぶために時間を作ろうとされるのですから、みなさん大変意欲のある方に違いありません。
お仕事との両立は大変だと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、初回の内容は「水墨画の基礎」から。
水墨画で使う用具や紙の種類と特徴などのお話のあと
基本の直筆・側筆の練習として、唐辛子と鮎を描いていただきました。

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来月は7月28日(金)です。
墨を磨るところから始めたいと思いますので、硯をご準備ください。
墨は、ご自宅にあるもので構いません。
先日お見せした唐墨をご所望の方は教室でお声掛けください。


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タグ:水墨画教室
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2017年06月22日

国際墨画会 出品作品 パート2

第17回 国際公募 国際墨画会展 の京都烏丸教室からの作品、パート2です。


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【溶けてゆく命】
京都烏丸教室で講師資格を取得され、現在は北海道にお住まいですが
毎回、絶滅の危機に瀕している虎への想いを託した作品を発表し続けている栂佳代子さん。
「虎作家」としての位置付けが確固たるものになってきました。


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【滔滔】朝日新聞社賞
現在はお仕事の事情で休会中の小松路生さんですが、確かな筆力と観る者を惹きつける大胆な構図で、2回連続の入賞となりました。



最後に、わたくしめの作品をご紹介させてください。

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【波濤万里】外務大臣賞
大変栄誉ある賞を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
英文タイトルは「so far away」。水墨画の奥深き道のりはまだまだ遥か遠くまで続いています。今後とも精進してまいります。


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【水鏡】
京都の城南宮にある「室町の庭」の池を描きました。
水面に映り込んだ樹々を表現しようと試みた作品です。



さて、会期も折り返し地点を過ぎ、残り4日となりました。
週末に東京へ行かれる予定のある方は、ぜひ足を運んでみてください。


タグ:展覧会

2017年06月21日

国際墨画会展 出展作品

『第17回 国際公募 国際墨画会展』が東京の国立新美術館で26日まで開催中です。

先週末、国立新美術館に行ってまいりました。
世界各国から素晴らしい作品が集い、今年も期待を裏切らない見ごたえある展覧会です。

それでは、京都烏丸教室からの出展作品を順次ご紹介したいと思います。


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【牡丹】
まずは、U-23(23歳以下)枠で初挑戦してくださったYさんは、京都市の大学に通う学生さん。女性らしいモチーフでフレッシュな作品でした。



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【台杉】
昨年奨励賞を受賞された下司照代さんは、今回も秀逸な構図で難しいモチーフを描きこなしました。



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【我思う、故に我の世界あり】
山本さんは、奨励賞の昨年に引き続き「山水」を追及されました。こだわっておられる深いテーマです。



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【親子龍】
新谷正巳さんは入会後、締め切りまであまり時間がなかったにもかかわらず、ご自身の思い入れのあるテーマ「龍」で初出品です。さすがの安定感です。


リニューアルされた国際墨画会のホームページにもリポートが随時アップされています。
国際墨画会Facebookページも、展覧会の様子がほぼ毎日更新されているので、ぜひチェックしてみてください。




タグ:展覧会

2017年06月20日

紫陽花の季節ですね

今年の梅雨は雨があまり降らないですが、いよいよ今週末あたりから本格的な雨の季節に入るようですね。

6月25日(第4日曜日)の京都烏丸教室は『紫陽花』です。
街中の路肩の紫陽花もそろそろ見頃になってきました。

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写真は二条大橋近くの『ガクアジサイ』。
周りに『額縁』のように花が咲くことからそう呼ばれるのだそうです。
ただ、私たちが花びらだと思っている部分は、実は花弁ではなく「萼片」だと知ってました?


京都の紫陽花の名所は、三室戸寺・三千院・智積院・善峯寺・恵心院・詩仙堂・藤森神社など多数。
行かれた方は、また感想をお聞かせくださいませ。




タグ:水墨画教室

2017年06月13日

徳島阿南教室がスタート

徳島阿南教室が、阿南市文化会館(夢ホール)工芸室で7月2日(日)からスタートします。

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徳島県阿南市はわたくし麻水の故郷です。
親しい友人から「ぜひ阿南でも水墨画教室を」と要請をいただき
6月10日に説明会&体験ワークショップを開催いたしました。

予想以上に多くの方々にお越しいただき、無事に教室を開設できることになりました。
地元ということもあり、様々な方々にご尽力を賜りましたこと、心より感謝致します。


さて、夜間教室と同じく、阿南教室も第1回目は「水墨画の基礎知識」から。

以下のものをご準備ください。

・白いお皿 2〜4枚・・・小と大があるといいです。一枚150円くらいで買えます。
・筆洗・・・組み立て式のプラスチック製のものでいいです。
・文鎮・・・学童用のものは安価で売っています。
・雑巾
・下敷き・・・白いもので、教室で使うには40×60pくらいの大きさがあれば大丈夫です。来月までに準備できない場合はお貸しします。
・硯・・・高価なものでなくとも構いません。ご自宅でお子様が使っていたお習字セットを探してみてください。硯や墨が眠っている可能性があります。

夢ホールから一番近い絵画用品店は「行雲堂」さん。チェックしてみてください。

※画仙紙は、ご用意します。
筆は、7月2日に授業で用具の説明を終えた後で注文を承ります。
すでにお手持ちの筆や道具がある方は、それをお持ちください。
何も持っていない方は、体験で使った筆をお貸しします。



それでは、新しく仲間に加わった京都烏丸夜間教室・徳島阿南教室をどうぞお見知りおき下さいませ。
よろしくお願い申し上げます。


タグ:水墨画教室
posted by MASUI at 16:08| Comment(0) | 徳島阿南教室

2017年06月08日

「これぞ暁斎」

『これぞ暁斎』

6月10日(土)から7月23日(日)まで、JR伊勢丹の美術館「えき」KYOTO
河鍋暁斎の展覧会が開催されます。

河鍋暁斎は若冲・蕭白と並んで「奇想の画家」と呼ばれ、ファンの多い絵師です。
幕末から明治を生き、「画鬼」の異名を持つほど画業に打ち込み、仏画から戯画まで幅広い作品を残しました。

今回の出品作品は全てイギリス在住のゴールドマン氏のコレクションで、
普段国内ではお目にかかれない貴重な展示となっているそうです。

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楽しめる展覧会だと思うので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
伊勢丹閉店の夜8時まで開館しています。




タグ:展覧会
posted by MASUI at 18:29| Comment(0) | トピックス