2016年01月18日

若冲の鶴に挑戦しました

2016年若冲イヤーの最初のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップは「若冲の鶴」でした。

若冲生誕300年の節目である今年は、若冲の絵の模写を通して、どんなふうに描いているかを考察・体験してみたり、若冲にちなんだ画題を取り上げて、水墨画を楽しんでいただこうと思っています。

jakucyu_crane3.jpg

今回のお手本は、若冲の鶴の水墨画の中でも、とてもシンプルで分かりやすい作品。
後ろを振り返った体の向こうに顔だけが見えている、という構図です。

水墨画の表現方法には、線で描く鉤勒法と面で描く没骨法がありますが、この鶴は線が主体です。
卵型の体のフォルム・足の線は、蔵鋒の練習で、
翼の濃墨のアクセントは露鋒の練習で描くことができました。
顔の細い線は面相筆で。安定した細線を描く練習もしました。

水分量や墨の色などの調節が難しい、という感想もいただきましたが
短時間ながらも、「淡・中墨で対象物の形状を描写し、濃墨で強くアクセントをつける」という若冲水墨画の特徴を表現していただけたと思います。

jakucyu_crane1.jpg

このような水墨画作品の面白さは一発勝負。
大胆に思い切りよく、楽しく描くことで、線に生命力を吹き込みます。
少々メタボな鶴になろうとも、生き生きとした作品になりました。

jakucyu_crane2.jpg

そして、少し余った時間で、せっかくなので若冲技法の代名詞である「筋目画き」にもトライしてみました。
「筋目画き」はこれから画題を選定して、企画に盛り込む予定なので、その時にたっぷり練習していただきたいと思います。

次回は3月5日土曜日「若冲の梅」です。どうぞお気軽にご参加ください。




posted by MASUI at 10:12| Comment(0) | GACCOHワークショップ
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