2016年11月30日

竹いろいろ

今月から「竹」のカリキュラムになりましたので、
京都の文化財に見られる竹を何点かピックアップします。

狩野永徳 「花鳥図」国宝 大徳寺聚光院

bamboo-eitoku.jpg

現在、創建450年記念で本物が特別公開(2017年3月26日まで)されています。
信長の安土城や秀吉の大坂城、聚楽第、伏見城などを飾った障壁画は、城と運命を共にし全てが失われてしまいました。現存する貴重な国宝です。


伊藤若冲 鹿苑寺大書院 狭屋之間 「竹図」襖

bamboo-bamboo.jpg

相国寺承天閣美術館で常設展示されています。
月光の中で見えた笹の葉を、三角形で表現したと言われています。
節が算盤のようになっていますが、中国には算盤竹という竹があるそうです。


宮本二天(武蔵)竹林之図襖 東寺観智院
特別公開時のみ。

bamboo-musashi.jpg

武蔵が絵を描き始めたのは晩年で、剣法と同じく、画も師を求めず独学で修練したというのが通説のようです。
節々を強調した強い竹を描いています。


尾形光琳 「竹虎図」京都国立博物館

bamboo-kourin.jpg

昨年の琳派展で活躍した、京博のマスコットキャラ「トラりん」のルーツの画です。
ゆるキャラっぽい虎の背景の竹も、軽快なタッチです。


竹は超スタンダードな画題ですが、描き手によってそれぞれが全く違う作品になっています。面白いですね。




posted by MASUI at 15:16| Comment(0) | トピックス
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。