2017年11月19日

松林図を描きました。

京都国立博物館で開催中の「国宝展」は、市内の紅葉が見頃に近づくにつれ、日増しに入場者数が増えているような感じです。

私は長谷川等伯の松林図屏風の公開初日に拝観しましたが
ラッキーなことに、さほど混雑していない時間帯にタイミングが合い
十分に全画面を堪能することができました。

さて、今月のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップは、その等伯の松林図をお手本にして「松」を描きました。

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まずは最初にベーシックな松の練習から。

等伯のは遠くから松林を眺めた抽象的な表現ですが、円山応挙「雪松図屏風」のように、ある程度クローズアップし、松葉の形状がわかるような描き方です。

(円山応挙「雪松図屏風」も国宝展で現在展示中)

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そして、後半からはいよいよ等伯風の松の練習へ。

松林図屏風の松葉は、1本1本を丁寧に描いているのではなく、紙に感情をぶつけるように、激しく強い筆致で描かれており、所蔵先の東京国立博物館のサイトで、解説には「藁を束ねた筆や、竹を細かく裂いた筆を使っていると思われる」と書かれていました。

・・・が、ワークショップで使用した紙はお稽古用の小さなサイズということもあり、皆さんがいつも使っている没骨筆でトライしてみました。

穂の水分量を少なくし、穂先をバラバラに割って一度に何本かの線が描けるように、そして先端がシャープ且つ強い線になるように、紙に叩きつけるように筆を運びました。

水墨画初体験という方もいらっしゃいましたが、皆さんいつも、短い時間内に雰囲気を掴んで描いてくだるのには脱帽します。


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この日はドバイから京都旅行に来られた方と、日本語を勉強中の台湾の方が参加してくださいました。

そして、終始素晴らしい通訳をしてくださったSさん、有難うございました。



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来月は12月9日です。例年通り「年賀状」をテーマに狛犬を書きます。

posted by MASUI at 12:00| Comment(0) | GACCOHワークショップ
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