2018年06月19日

展覧会出展作品その2


続きまして本日も展覧会出展作品をご紹介します。

京都烏丸教室で講師資格を取得され、すでに卒業された片峰有香さんの「滝」が、第18回の外務大臣賞に輝きました。

外務大臣賞は、その年の国際墨画会展に出品された作品の中で一番素晴らしいとして、審査員の評を集めた作品に授与されます。

片峰さんは東京では工筆画のクラスにも在籍していたこともあり、非常に繊細な表現を追及されています。
現在はオランダに移住し、ご自身のお仕事をしながら、認定教室を運営されています。

これはイグアスの滝だそうです。

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最後に、わたくし麻水の作品を。

今年のテーマは「早春」です。
松と梅ですが、松は冬の寒さにも耐えうる常緑樹、梅はまだ寒いうちから百花の中で一番に花を咲かせます。
ちなみに、これにあと竹を合わせて「歳寒三友(さいかんのさんゆう)」と呼びます。




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「春待月」


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春待月は旧暦の12月で、春が来るのはまだまだ先なのですが
冬これから本番にして、すでに春を待ちわびる、、、という
雀君たちに寒がりの自分を投影して描きました。

松の幹が荒々しいので、雪空もわざとムラ感を残し、視覚的な引っ掛かりを作ってみました。





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「探梅」

『この道を我らが往くや探梅行』

という高浜虚子の俳句があります。
探梅とは、春を待ちかねて、まだ冬のうちに早咲きの梅を求めて山野に入ること。
探し求めていた梅が見つかり、枝にとまったジョウビタキを描きました。

枝振りの意匠が難しい梅ですが、老木の感じを強く出したかったので、枝より幹に重点をおいて描きました。


tanbai2.jpg


どちらも、ズバリ春の景色を描いたわけではありませんが、早春というテーマから辿り着いた絵です。





さて、今年初めて国立新美術館の会場まで足を運ばれた方もおられると思いますが、いかがだったでしょうか?

会期は25日までです。都合がつく方は、ぜひ一度会場に行かれることをお勧めします。




タグ:展覧会
posted by MASUI at 11:26| Comment(0) | トピックス
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