2014年06月10日

出町柳「GACCOH」ワークショップ報告

一昨日8日の日曜日に出町柳にある「GACCOH」さんとのコラボ企画で水墨画ワークショップを開催しました。

挑んでいただいたのは、海外、国内問わずワークショップでは一番人気の「竹」。

「四君子」の一つとして古来より描き継がれて来た画題で、水墨画の大切な要素である「グラデーション」をいかに巧く表現するかが大きなポイントとなります。

円山応挙が使い始めたとされている「付(附)立て法」という筆法で、モチーフのアウトラインを描かずに墨の濃淡をあらかじめ筆の中に作っておいてから一筆で描きます。

oukyo_matsu.jpg

oukyo_fuji.jpg

「藤花図屏風」も御覧のように幹や枝はアウトラインを線で描かずにたっぷりと墨を含んだ刷毛で、藤の幹の動きを勢い良く表現しています。

hake_bamboo.jpg

これも刷毛で描いた竹の竿です。


ワークショップでは、このように水墨画の発祥から鎌倉、室町、安土桃山、江戸までの大まかな歴史と、活躍した絵師の名画をスライドショーで堪能していただいてから実技に入りました。

まずは、どのように筆の中に濃中淡のグラデーションを作ればよいのか?という「三墨法」の説明からスタート。

今回参加してくださったほとんどの方が初体験でしたが、でもこの「三墨法」さえマスターできれば、竹は半分以上完成したも同然です。
みなさん、2枚3枚と描いていくうちにコツを掴んでくださったようでした。

workshop_bamboo.jpg

1時間程度の実技で、素晴らしいデビュー作が仕上がりました!参加者のみなさん有り難うございました。


さて、先月からスタートした「麻水水墨画教室」は、展覧会への作品出品したい方や講師資格を取得したい方、
水墨画の技法をひととおりマスターしたい方、描きたいものが明確な方、以前から水墨画に興味を持っていた方など
それぞれの目的と動機を持った方々にお集まりいただけました。

ワークショップの方では、京都旅行にお越しのついでに、または、今日はなんとなく和文化の気分ねー、というようなカジュアルなスタンス大歓迎です。
また、本格的に水墨画を始めるかどうか迷われている方、ウォーミングアップがてらにお気軽にお越しください。

今後もGACCOHさんとの水墨画コラボを企画していきますので、どうぞお見のがしなく!





posted by MASUI at 12:30| Comment(0) | GACCOHワークショップ
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