2018年09月20日

「阿南竹プロジェクト」


徳島阿南教室は、開講して1年が経ちました。

阿南市は徳島県の県南に位置し、山、海の恵みが豊富な自然に囲まれた地域で、特に阿南市は筍の産地であり、竹林が多い「竹のまち」です。
このことに着目し、教室を開講している阿南市文化会館では、竹を活かしながら地域振興を考える「阿南竹プロジェクト」を発足されました。

今年、阿南市は市制施行60周年を迎えますが、その記念事業の一つとして、手作りの竹の楽器を演奏される「楽竹団」のコンサートが企画され、今回そのプログラムに、竹林の水墨画を提供させていただきました。


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楽竹団のコンサートは大変素晴らしく、この日の演奏のために手作りの竹楽器を制作するワークショップも開催され、地元の方も舞台で演奏に参加されました。


楽竹団は、東京を中心に地方でもライブをされているようなので、ご興味のある方はチェックしてみてください。


市制施行60周年という記念すべき事業に、微力ながらもお役に立てたこと、大変光栄に思っております。
有難うございました。




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2018年09月10日

若冲忌


本日9月10日は伊藤若冲の命日です。

若冲のお墓がある石峰寺さんへ、特別公開の若冲の掛け軸を拝観しに行ってまいりました。

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昨年の若冲忌はまだ残暑が厳しく、蚊にたくさん刺された記憶がありますが、それに比べると雨が降っていたとはいえ、今年は秋の気配を感じる日でした。

法要のお供えは、『果蔬涅槃図』に描かれた野菜たち。
大根を真ん中に、境内で育った栗や柿も並んでいました。

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しかし、五百羅漢の石仏がある竹林が、先の台風21号で大木がなぎ倒され、道がなくなってしまってるそうで、現在は立ち入り禁止になっています。


復旧できた頃に、また訪ねてみようと思います。







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2018年09月08日

Kentaro Tada "Landscape"


NYで開催される展覧会のお知らせです。

Kentaro Tada "Landscape"


夛田憲太朗さんは、油彩で風景画を描いておられる作家です。

水墨画にも興味を持たれ、京都烏丸教室に通われていましたが
NYでの個展に専念するため、現在は休会されています。
そのNYでの詳細が決まったと、ご連絡をいただきましたので紹介いたします。




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New York City “Caelum Gallery”

Monday, Octover 29th - Friday, November 2nd, 12pm - 6pm
Reception: Thursday, November 1, 6pm - 8pm



NYにお知り合いのいらしゃる方、ぜひアナウンスをお願いいたします。



タグ:展覧会
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2018年08月16日

阿波の人形浄瑠璃


お盆ウィークが半分過ぎました。
今日から仕事再開という方もいらっしゃるでしょうか。

私は先日、徳島の阿波十郎兵衛屋敷に人形浄瑠璃を観覧に行きました。
やはりこの時期は海外からのお客様も多く、満席に近い状態でした。

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演目は「傾城阿波の鳴門」の「順礼歌の段」です。

「順礼歌の段」は、長年離れて暮らした母子が再会する場面を描いています。
盗まれた藩主のお宝を探すため、夫婦で身分を隠している母「おゆみ」の元に、自分を祖母に預け、どこにいるか分からない両親を探して西国巡礼している女の子「おつる」が訪ねてきて、まさか自分の娘とは知らず親の名前を尋ねると、女の子が「ととさんの名は阿波の十郎兵衛と申します。かかさんの名はお弓と申します」と言う、あの有名なセリフがある場面です。

生歌、生演奏でとても迫力がありました。

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物語に吸い込まれていくと、人形が独りで動いているようにも思えてきます。

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徳島県立阿波十郎兵衛屋敷では毎日上演されています。

もし徳島に行く機会があれば一度体験してみてください。


吉野川クルージング、阿波人形浄瑠璃、藍染め体験がセットになった期間限定(4月〜10月)の「徳島じょうるりクルーズ」というイベントもあるようです。




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2018年07月26日

団扇に


相も変わらず厳しい暑さが続いております。
こう暑くては、水墨画の練習もはかどらないかと思いますが、
少し気分を変えて「団扇」に描いてみるというのはいかがでしょうか。

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画仙紙の白無地の団扇(扇子も)は骨組みの凹凸がありますが、
シンプルな画題だと、凹凸による線の途切れやにじみも面白い味になります。

この朝顔は、教科書「いろいろな花を描く」に掲載されている「円で描く朝顔」です。
団扇だと、扇面よりも構図が取りやすく、サイズもいろいろあります。
書画用品屋さんでは、現在夏のセールをしているところもあるので
暑中見舞いのハガキ代わりに差し上げても喜ばれると思います。









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2018年07月13日

美しい日本の風景


『新版画展 美しき日本の風景』

美術館「えき」KYOTO

2018年7月5日(木)〜8月1日(水) 会期中無休

午前10時〜午後8時(入館締切:閉館30分前)


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新版画とは

江戸時代の浮世絵が時代と共に収束に向かいましたが、それらの技術は次の時代へと受け継がれ、大正から昭和初期にかけて浮世絵の再興をするとともに、新たな芸術として発展した版画。

「新版画」は日本国内よりも海外での認知度や評価が高く、スティーブ・ジョブズやダイアナ妃もコレクションをお持ちだったのだそう。

浮世絵もそうですが、思うのは、絵の素晴らしさはさる事ながら、これが木版画なのかというくらいの繊細な技術の凄さ。
今ではもう失われてしまった風景を、版画で観ることの価値を感じられた展覧会でした。

 
タグ:展覧会
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2018年07月07日

浮世絵最強列伝


『浮世絵最強列伝』


アメリカのリー・ダークス氏が空軍士官として日本に駐留した際に収集した浮世絵のコレクションが紹介されるそうです。
保存状態が良く、色彩がとても綺麗だということなので期待できそうです。


詳細はこちら


相国寺承天閣美術館で開催中で9月30日まで。
前期と後期で全点展示替えだそうです。


余談ですが、この小説がとても楽しめたので、ついでと言ってはなんですがご紹介しておきます。
夏休みの旅のお供にでもどうぞ。

島田荘司著 「写楽 閉じた国の幻」上下巻 

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2018年07月05日

渋谷ターンテーブル

先月25日に無事閉幕した第18回国際墨画会展は、総入場者数11,527名と、昨年を上回るご来場があったそうです。

各教室では図録や写真をご覧になっていただき、大いに盛り上がりましたね。
また来年に向けて楽しみましょう。頑張りましょう。


ところで、私も東京で通っていた国際墨画会の教室は、渋谷の道玄坂にあるのですが、「奥渋谷」と言われる神泉駅エリアの一角に、徳島県のアンテナショップがこの春にオープンしました。
国際墨画会の渋谷教室からは、道玄坂を登りきり、246を池尻方面へ進みます。
おそらく徒歩10分くらいでしょうか。

施設の名前は「ターンテーブル」
ここには、徳島県の食材を使ったレストランやバルがあり、宿泊設備もあります。

渋谷駅前のエクセル東急での展覧会の祝賀会が終わった後、今年、私はここに宿泊しました。
許可を得て店内を撮影をさせていただいたのでご紹介します。




1Fホテルのチェックインカウンター。
徳島の木工細工のカウンターやトレイが印象的です。


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ホテルの入り口とは別にBARの入り口があります。
暖簾は徳島の藍染め。


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店内には名産品も販売されています。ちょっとしたお土産にいいサイズのものばかり。

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ターンテーブルと名付けられているだけあって、DJスペースもあります。
音楽イベントの他、徳島の食材を紹介するワークショップなども開催されてるようです。

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レストランは予約がなかなか取れないという噂ですが、次に東京へ行く機会には是非行ってみたいと思っています。


美味しそうな料理の写真が載っているので、チェックしてみてください。

渋谷ターンテーブルレストラン。



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2018年06月29日

横山大観展


生誕150年 横山大観展 京都国立博物館


もう観に行かれましたか?


展示は前期と後期に分かれています。
前期が今週日曜日までで終わり。後期は7月3日から7月22日まで。


全長が40メートルもあるという、水墨画の超大作「生々流転」は巻き替えが3期に分かれているそうです。


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2018年06月19日

展覧会出展作品その2


続きまして本日も展覧会出展作品をご紹介します。

京都烏丸教室で講師資格を取得され、すでに卒業された片峰有香さんの「滝」が、第18回の外務大臣賞に輝きました。

外務大臣賞は、その年の国際墨画会展に出品された作品の中で一番素晴らしいとして、審査員の評を集めた作品に授与されます。

片峰さんは東京では工筆画のクラスにも在籍していたこともあり、非常に繊細な表現を追及されています。
現在はオランダに移住し、ご自身のお仕事をしながら、認定教室を運営されています。

これはイグアスの滝だそうです。

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最後に、わたくし麻水の作品を。

今年のテーマは「早春」です。
松と梅ですが、松は冬の寒さにも耐えうる常緑樹、梅はまだ寒いうちから百花の中で一番に花を咲かせます。
ちなみに、これにあと竹を合わせて「歳寒三友(さいかんのさんゆう)」と呼びます。




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「春待月」


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春待月は旧暦の12月で、春が来るのはまだまだ先なのですが
冬これから本番にして、すでに春を待ちわびる、、、という
雀君たちに寒がりの自分を投影して描きました。

松の幹が荒々しいので、雪空もわざとムラ感を残し、視覚的な引っ掛かりを作ってみました。





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「探梅」

『この道を我らが往くや探梅行』

という高浜虚子の俳句があります。
探梅とは、春を待ちかねて、まだ冬のうちに早咲きの梅を求めて山野に入ること。
探し求めていた梅が見つかり、枝にとまったジョウビタキを描きました。

枝振りの意匠が難しい梅ですが、老木の感じを強く出したかったので、枝より幹に重点をおいて描きました。


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どちらも、ズバリ春の景色を描いたわけではありませんが、早春というテーマから辿り着いた絵です。





さて、今年初めて国立新美術館の会場まで足を運ばれた方もおられると思いますが、いかがだったでしょうか?

会期は25日までです。都合がつく方は、ぜひ一度会場に行かれることをお勧めします。




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