2018年11月14日

大雄院襖絵プロジェクト


妙心寺大雄院で進められている「襖絵プロジェクト」は
江戸時代後期から明治初期に活躍した画家柴田是真による大作、
明治宮殿の千種の間(戦災にて焼失)花の丸大天井の絵を、
日本で唯一人の宮絵師・安川如風先生が大雄院の襖絵に復活させるというものです。

春に第1期の公開がありましたが、新たに2面の襖絵が完成し
現在期間限定で公開されています。

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私が参拝した日は、舞妓さんが襖絵をバックに踊られてました。
23日の午後14時からはミニライブがあるそうです。

ちなみに現在の紅葉の具合はこんな感じです。

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柴田是真が描いた天井画の下絵は、現在京都文化博物館で開催中
(25日まで)の

『華ひらく皇室文化 明治宮廷を彩る技と美』

で6点が展示されています。(前期・後期で展示入れ替え)


柴田是真の天井画下絵や、他に写生帖などの貴重な資料は東京藝術大学大学美術館が所蔵されていて、
2017年にクラウドファンディングで修復費用を募り、無事にほころびや破れが手当されたそうです。

焼失した皇居・明治宮殿の天井画 柴田是真の作品を修復したい!




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2018年10月23日

題材探し


10月もそろそろ終わりです。
今年は残暑が長かったので、体感的にはまだ晩夏のような感じがしていましたが、気がつけば2018年も残すところあと2ヶ月ほどですね。

さて、来年の国際墨画会展に出品を考えている方は、そろそろスタートダッシュを切らねばならない時期にさしかかってきました。
特に初めてチャレンジする方は、時間に余裕を持って臨まれた方が安心です。
私も初出展の時は思うような仕上がりにならず、結果、何十枚も描くことになり、すごく時間がかかりました。

10月末とはいえ、昼間はまだまだ暖かい日もありますから、アイデアを探しに出かけるのもさほど億劫ではないでしょう。



募集要項については、本年度(第18回)のものが国際墨画会のメインサイトからダウンロードできますので、チェックしてみてください。

その他、ご相談のある方は教室で遠慮なくお声がけください。



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2018年10月14日

吉田カツ展


「いま、又、吉田カツ展」


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吉田カツさんはイラストレーターとして1907年代から多くの雑誌や書籍の表紙絵・挿絵を手がけてきました。
大胆で力強いドローイングを描かれる方です。

東京から丹波篠山に居を移され、2011年に亡くなるまで作品を作り続けておられたそうです。

私が彼の作品をよく目にし始めたのは80年代後半頃ですが、
あの頃のポップでエネルギッシュな時代感を思い出しました。

祇園の何必館で開催中です。
フライヤーやポスターでは14日までになっていますが、好評につき21日まで延長するそうです。


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2018年10月10日

焼き鳥「さわやん」


食欲の秋の到来です。

今年は天候が不安定で、季節が行きつ戻りつしていますが
それでも夜はだいぶ涼しくなってきて、温かい食べ物が恋しくなってきました。

「焼き鳥さわやん」


四条木屋町を少し下がったところにある、焼き鳥とおでんの小さなお店なのですが、そこの壁紙用に、鶏と竹林の画像を提供させていただきました。

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画仙紙に描いたものをデータ化し、壁紙に印刷しているのですが
元の水墨画の雰囲気はそのままに再現されています。

もしよかったら秋の夜遊びの際にでも、一杯やりに行ってみてください。


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2018年09月26日

石碑


先日、呉春の住居跡がウィングス京都のすぐ近くにある、という話題をアップしましたが、せっかくなので四条近辺にある著名人の住居跡碑の場所をピックアップしてみました。


<呉春>東洞院通錦小路上る西側
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<伊藤若冲>高倉通錦小路
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<円山応挙>四条通堺町東入南側
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<与謝蕪村>仏光寺通烏丸西入南側
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<池大雅>円山公園の音楽堂南
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どこも住居が残っているわけではなく石碑があるのみですが、近くを通りかかったら思い出してみてください。




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2018年09月20日

「阿南竹プロジェクト」


徳島阿南教室は、開講して1年が経ちました。

阿南市は徳島県の県南に位置し、山、海の恵みが豊富な自然に囲まれた地域で、特に阿南市は筍の産地であり、竹林が多い「竹のまち」です。
このことに着目し、教室を開講している阿南市文化会館では、竹を活かしながら地域振興を考える「阿南竹プロジェクト」を発足されました。

今年、阿南市は市制施行60周年を迎えますが、その記念事業の一つとして、手作りの竹の楽器を演奏される「楽竹団」のコンサートが企画され、今回そのプログラムに、竹林の水墨画を提供させていただきました。


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楽竹団のコンサートは大変素晴らしく、この日の演奏のために手作りの竹楽器を制作するワークショップも開催され、地元の方も舞台で演奏に参加されました。


楽竹団は、東京を中心に地方でもライブをされているようなので、ご興味のある方はチェックしてみてください。


市制施行60周年という記念すべき事業に、微力ながらもお役に立てたこと、大変光栄に思っております。
有難うございました。




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2018年09月10日

若冲忌


本日9月10日は伊藤若冲の命日です。

若冲のお墓がある石峰寺さんへ、特別公開の若冲の掛け軸を拝観しに行ってまいりました。

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昨年の若冲忌はまだ残暑が厳しく、蚊にたくさん刺された記憶がありますが、それに比べると雨が降っていたとはいえ、今年は秋の気配を感じる日でした。

法要のお供えは、『果蔬涅槃図』に描かれた野菜たち。
大根を真ん中に、境内で育った栗や柿も並んでいました。

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しかし、五百羅漢の石仏がある竹林が、先の台風21号で大木がなぎ倒され、道がなくなってしまってるそうで、現在は立ち入り禁止になっています。


復旧できた頃に、また訪ねてみようと思います。







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2018年09月08日

Kentaro Tada "Landscape"


NYで開催される展覧会のお知らせです。

Kentaro Tada "Landscape"


夛田憲太朗さんは、油彩で風景画を描いておられる作家です。

水墨画にも興味を持たれ、京都烏丸教室に通われていましたが
NYでの個展に専念するため、現在は休会されています。
そのNYでの詳細が決まったと、ご連絡をいただきましたので紹介いたします。




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New York City “Caelum Gallery”

Monday, Octover 29th - Friday, November 2nd, 12pm - 6pm
Reception: Thursday, November 1, 6pm - 8pm



NYにお知り合いのいらしゃる方、ぜひアナウンスをお願いいたします。



タグ:展覧会
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2018年08月16日

阿波の人形浄瑠璃


お盆ウィークが半分過ぎました。
今日から仕事再開という方もいらっしゃるでしょうか。

私は先日、徳島の阿波十郎兵衛屋敷に人形浄瑠璃を観覧に行きました。
やはりこの時期は海外からのお客様も多く、満席に近い状態でした。

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演目は「傾城阿波の鳴門」の「順礼歌の段」です。

「順礼歌の段」は、長年離れて暮らした母子が再会する場面を描いています。
盗まれた藩主のお宝を探すため、夫婦で身分を隠している母「おゆみ」の元に、自分を祖母に預け、どこにいるか分からない両親を探して西国巡礼している女の子「おつる」が訪ねてきて、まさか自分の娘とは知らず親の名前を尋ねると、女の子が「ととさんの名は阿波の十郎兵衛と申します。かかさんの名はお弓と申します」と言う、あの有名なセリフがある場面です。

生歌、生演奏でとても迫力がありました。

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物語に吸い込まれていくと、人形が独りで動いているようにも思えてきます。

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徳島県立阿波十郎兵衛屋敷では毎日上演されています。

もし徳島に行く機会があれば一度体験してみてください。


吉野川クルージング、阿波人形浄瑠璃、藍染め体験がセットになった期間限定(4月〜10月)の「徳島じょうるりクルーズ」というイベントもあるようです。




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2018年07月26日

団扇に


相も変わらず厳しい暑さが続いております。
こう暑くては、水墨画の練習もはかどらないかと思いますが、
少し気分を変えて「団扇」に描いてみるというのはいかがでしょうか。

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画仙紙の白無地の団扇(扇子も)は骨組みの凹凸がありますが、
シンプルな画題だと、凹凸による線の途切れやにじみも面白い味になります。

この朝顔は、教科書「いろいろな花を描く」に掲載されている「円で描く朝顔」です。
団扇だと、扇面よりも構図が取りやすく、サイズもいろいろあります。
書画用品屋さんでは、現在夏のセールをしているところもあるので
暑中見舞いのハガキ代わりに差し上げても喜ばれると思います。









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