2017年05月09日

Precios

「Precious」という、30代から40代の働く女性のための情報紙に、国際墨画会が紹介されました。

感度の高いファッションやライフスタイルの提案が網羅されている「プレシャス」最新号の

趣味として 学びとして 人生の蓄えとして
『和稽古』
今こそ始めどき


という特集の中で「水墨画」もラインナップされております。
ぜひチェックしてみてください。

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少し前までは、水墨画を嗜む方の高齢化が危惧されておりましたが
京都烏丸教室は、20代から60代まで男女問わず幅広い年齢層の方が在籍しています。
教室以外にイベントとして開催してるワークショップでは、小学1年生の女子が常連です。

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現在、京都烏丸教室では、在籍者が座席数に達してしまったため
お問い合わせをいただいた方には、状況を確認しながら入会のご案内を差し上げております。

なお現在、働く女性、もちろん男性の方も、平日の夜間、仕事帰りに学べる2時間の教室を開設する準備をしております。

5月26日(金曜日)ウィングス京都 地下会議室11 18:30−20:30
教室の説明会と無料体験を実施しますので、ご興味のある方はご連絡ください。


さらに、今夏から徳島県阿南市でも新規開設を準備しており、説明会と無料体験会を実施いたします。
6月10日(土) 阿南市文化会館(夢ホール)工芸室 14:00−16:00


2020年東京五輪に向かって、ますます和文化が世界を席巻しそうな予感です。


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2017年04月27日

石峰寺さんの筆塚

今週末から大型連休スタート、という方もいらっしゃるでしょうか?
本日は、どこか旅行に行かれるとかではなく、京都市内でぼちぼちGWを消化したいという方に、オススメのイベントを紹介致します。

若冲のお墓があることで有名な、伏見の石峰寺さん、
年に2回の若冲作品特別鑑賞会が始まりました。

私は毎回必ずこの期間に石峰寺さんを訪れ、若冲のお墓をお参りするのが恒例になっています。

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ところで、若冲のお墓の横には「筆塚」という石碑があります。
これは若冲の遺言によって制作されたもので、この石碑に書かれた文章は『貫名菘翁』という、幕末の文人によって書かれました。

『貫名菘翁ぬきなすうおう』は、儒教者であり書家であり文人画家でした。
出身は徳島藩士で小笠原流礼式家の吉井直好の二男。
13〜14歳の頃は阿波国那賀郡黒津地村の光明寺で儒学を学んだそうです。

17歳の頃に高野山で学問に励み、書に関しては空海の書を敬慕し
画は狩野派の画法を学び、京都で当時の文人画たちと交流するうちに
文人画の技法を習得したものと推察されるそうです。



<石峰寺 若冲特別公開>

2017年4月26日(水)〜30日(日)
午前9時〜午後17時  一般1000円


その他は、こういうのもどうでしょう?


★「和漢文房四宝展示即売会」

みやこメッセ 2017年4月28日(金)〜30日(日) 主催 株式会社賛交社
「お値打ちで品質の佳いものを特別価格にて展示即売いたします。」とあります。
気に入る紙や掘り出し物が見つかるかもしれません。


★「第5回 中国蘭・一茎九花展」

みやこメッセでのイベントをチェックしていたら目にとまりました。
ちょうど日にちがズレていますが、、、。

2017年5月1日(月)〜5日(金・祝)2F 美術工芸ギャラリー
”中国文人に愛された蘭・一茎九花の花と香りを楽しめる展覧会”
四君子で習った「蘭」を鑑賞できるようです。


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2017年04月14日

桃山の巨匠

京都国立博物館
開館120周年記念特別展覧会 海北友松(かいほうゆうしょう)
2017(平成29)年4月11日(火)〜 5月21日(日)


公式サイトはコチラ

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武家出身で狩野に学んだのち、自らの画境を切り開いた
桃山時代を代表する巨匠の展覧会です。

新発見・初公開の作品や、海外から久しぶりに帰国した作品、さらには、
狩野永徳に師事したこともあって、永徳筆の大徳寺聚光院の襖絵も展示されています。

桃山という時代背景ゆえ、ビッグサイズのど迫力の絵が並びます。
もちろん、建仁寺にレプリカが常設されている「雲龍図」も。
龍の作品がたくさんありましたので、友松ファンのみならず龍の愛好家の方にもオススメです。

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また、武道の鍛錬が筆さばきにも影響を与えているのだろう、と思わせる
鋭く軽妙な梅の筆致や構図がカッコ良すぎます。

ぜひどうぞ。


今なら、鴨川沿いの桜が目一杯満開で、桜吹雪が楽しめます。

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タグ:展覧会
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2017年03月04日

浦上玉堂つながりで

本日は絶好の梅見日和だったので、お出かけになった方も多いでしょう。

つい先日梅の描き方を習ったばかりなので、今年は梅を見るのにも、枝ぶりを観察したり、花弁を覗き込んだり、幹の苔をチェックしてみたり、と、昨年までとは違う見方をされているかもしれませんね。(⌒-⌒)

展覧会などでは、素敵な梅の作品に出くわすと、その前から離れられなくなってしまうことも。
でもまた、そんなことがどんどん楽しくなってきます。

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さて、現在、京都国立博物館の名品ギャラリー、2階絵画フロアでは
「初期狩野派」「江戸後期の南画家たち」「中国の墨竹図」が展示されています。

「江戸後期の南画家たち」では、浦上玉堂、田能村竹田、中林竹洞、などの作品が。
特に浦上玉堂の山水は、とても大きいサイズの絵なので、筆致・筆勢がよくわかります。

そして「中国の墨竹図」では、元時代から明、清時代にかけて描かれた中国の『墨竹図』が展示されています。
中国の水墨画を見れる機会は稀だと思うのでこれもオススメ。
呉昌碩の力強い墨竹図にも注目です。

各展示室の出品リストはこちら

3月20日までです。

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タグ:展覧会
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2017年03月03日

「浦上玉堂(うらかみぎょくどう)と催馬楽(さいばら)

京都烏丸教室在籍のKさんよりご案内いただいたイベントの詳細です。

江戸時代の文人として有名な浦上玉堂は、琴(七弦琴/古琴)の演奏家でもあったそうです。

「浦上玉堂(うらかみぎょくどう)と催馬楽(さいばら)
〜江戸時代の催馬楽と『玉堂琴譜(ぎょくどうきんぷ)』の催馬楽・復元演奏比較〜」


・2017年3月5日(日曜日)ウィングス京都
・午後2時〜午後4時40分(午後1時30分開場)
・受講料2,000円
・京都市立芸術大学主催


催馬楽とは,平安時代に貴族社会で演奏されていた雅楽の一種,歌謡です。
玉堂は武士の身分を捨て各地を転々とした後,文人として後半生を京都で過ごしました。
玉堂の京都での生活や交流について紹介しつつ,江戸時代に復元された催馬楽と玉堂が復元した催馬楽を,最新の研究によって復元した演奏で比較します。
<京都市立芸術大学ホームページより抜粋>

定員に余裕がある場合は,当日申込もできるそうです。
ご興味のある方は、こちら京都市立芸術大学のホームページをご覧の上、お問い合わせをしてみてください。

ちなみに。。。

「琴棋書画」
琴棋書画(きんきしょが)とは、文人、士大夫が嗜むべきとされた芸。四芸。

大徳寺の聚光院では現在、狩野永徳筆「琴棋書画図」(国宝)が3月26日まで特別公開されています。



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2017年02月08日

伊藤若冲展「後期」

伊藤若冲展「後期」が相国寺承天閣美術館で12月15日から始まっています。

生誕300年記念であった昨年の「前期」は、『動植綵絵』の複製が展示されていました。
複製と言っても、製作に6年もの歳月を費やしたという素晴らしいものでした。

後期は主に水墨画を中心に、酉年にちなんで鳥関係の作品が多く陳列されています。

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また、相国寺の方丈「梅の間」には、相国寺第115世 維明 周奎によって描かれた襖絵「老梅図 」がありますが、これもまた大変素晴らしい。
(維明和尚は伊藤若冲に学んだそう)
ここは特別公開時のみ拝観することができます。

若冲展後期は、展示入れ替えもなく5月21日まで開催されていますので
相国寺で春の特別公開があれば、それに合わせて行かれるといいかもしれませんね。


タグ:展覧会
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2017年01月01日

謹賀新年

謹んで新春のお慶びを申し上げます。


鶏は明け方一番に鳴く鳥。

長い夜が終わりを告げ、晴れやかな朝を迎える

新しい年の幕開けには相応しいイメージがあります。

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本年もどうぞよろしくお願いいたします。



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2016年12月19日

鶏の水墨画

2016年は「若冲イヤー」で、年間を通して全国どこかしらで若冲関連の展覧会が開催されてきましたが、京都国立博物館でも、若冲の特集陳列が始まりました。

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さんざん各所で若冲大規模展が開催されてきたにもかかわらず、他で展示されていない作品も公開されており、全て京博の所蔵品・寄託品からの陳列、というこだわりになっています。

そして、通常料金の520円で拝観することができます。

また、昨年から始まった「干支を愛でる」特集の第2回目は「鶏」です。
若冲生誕300年と、若冲の代名詞である鶏が見事に重なりました。
同2Fフロアで斉白石筆「大鶏小鶏図」なども公開されています。

展示室外のスペースでは、江戸時代に徳川家基が使っていたという筆のレプリカが紹介されており、試し画きをさせてもらえます。

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それほどの混雑もなく楽しめる展覧会でした。




タグ:展覧会
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2016年11月30日

竹いろいろ

今月から「竹」のカリキュラムになりましたので、
京都の文化財に見られる竹を何点かピックアップします。

狩野永徳 「花鳥図」国宝 大徳寺聚光院

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現在、創建450年記念で本物が特別公開(2017年3月26日まで)されています。
信長の安土城や秀吉の大坂城、聚楽第、伏見城などを飾った障壁画は、城と運命を共にし全てが失われてしまいました。現存する貴重な国宝です。


伊藤若冲 鹿苑寺大書院 狭屋之間 「竹図」襖

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相国寺承天閣美術館で常設展示されています。
月光の中で見えた笹の葉を、三角形で表現したと言われています。
節が算盤のようになっていますが、中国には算盤竹という竹があるそうです。


宮本二天(武蔵)竹林之図襖 東寺観智院
特別公開時のみ。

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武蔵が絵を描き始めたのは晩年で、剣法と同じく、画も師を求めず独学で修練したというのが通説のようです。
節々を強調した強い竹を描いています。


尾形光琳 「竹虎図」京都国立博物館

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昨年の琳派展で活躍した、京博のマスコットキャラ「トラりん」のルーツの画です。
ゆるキャラっぽい虎の背景の竹も、軽快なタッチです。


竹は超スタンダードな画題ですが、描き手によってそれぞれが全く違う作品になっています。面白いですね。




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2016年10月02日

手漉き和紙

本日はちょっと余談になりますが、、、。

先月の東京出張の折、日本橋の「小津和紙」さんに行ってまいりました。
小津和紙さんは1653年創業の紙商の老舗です。
昨年、資料館や和紙漉き体験ができる施設が開設されたということで、和紙漉き体験をさせていただきました。

2014年11月、本美濃紙、石州半紙、細川紙の手漉き和紙づくりの伝統技術がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは、皆さんご存知だと思いますが、今回の無形文化遺産に登録された和紙は、いずれも「楮(こうぞ)」だけを原料に使った紙です。

和紙の三大原料は「楮」「三椏」「雁皮」。

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この中では楮が一番繊維が長く太く、繊維同士が絡み合う性質があるため、強度が強く破れにくい紙になります。

手漉体験の紙も、楮が原料でした。

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まずは、インストラクターの方が、楮を収穫したところから、紙のできるまでの作業工程をレクチャーしてくださいました。

和紙の産地は日本全国にありますが、楮は冬の1月、2月に収穫し、和紙づくりは厳しい寒さの中で作業がなされます。
昨今、後継者がいないことから廃業する職人さんも少なくありません。

収穫→蒸し→皮剥ぎ→表皮削り→煮熟→繊維のほぐし→水槽に入れた繊維にトロミを加え攪拌

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と、実体験は、ここまでの作業を終えた原料を漉くところから始まります。

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インストラクターの方の実演を見て、その後は一発勝負だったのですが
初体験の紙漉き、、、、
難しくて、ぼってりとした厚みの品のない紙になってしまいました。(;^_^A

京都では「黒谷和紙」が府の指定無形文化財になっていますが、黒谷でも手漉体験ができるようです。

もし興味のある方がいらっしゃったら、ぜひ行ってみてください。




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