2017年09月10日

若冲忌


9月10日は伊藤若冲の命日です。

若冲のお墓がある石峰寺さんでは、毎年この日に法要があり
石峰寺さん所蔵の若冲の掛け軸が一部一般公開されます。

私は毎回必ずこの時期に訪れ、拝見させていただいているので
「もう、ほぼ全部観たんちゃいますか?」
とご住職に言われるのですが、お軸を前にすると何度観ても新鮮な気持ちになれるので飽きることがありません。

さて、数ある若冲グッズの中から、今回は木版画の作品のハガキを買い求めました。

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ちなみに、石峰寺さんの御朱印帳は所蔵作品の「虎図」が表紙に使われています。

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次の軸の一般公開は春です。


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2017年08月28日

雪村

『雪村(せっそん)ー奇想の誕生ー』 MIHOミュージアム

http://www.miho.or.jp/japanese/index.htm

烏丸日曜教室のY氏から情報をいただきました。観に行かれてとても良かったそうです。

雪村(せっそん)は、室町時代後期・戦国時代の水墨画家で僧侶。
茨城県出身、関東の水墨画のなかでも極めて独自性が高い画風を確立。
江戸時代の尾形光琳は、雪村を敬愛していたらしく、模写を幾つも試みているそうです。

龍の頭の上に両手を広げて空を仰いでいる僧侶(?)を描いた「呂洞賓図」と言う作品が、よくメディアで紹介されているのを見ます。彼の名前を失念していたとしても、ああ、この絵の作家か、、と言うくらい印象に残っている絵です。

多くが海外に流出しており、海外からの帰国作品も展示されているとか。

陳列一覧はこちら

9月3日、今週の日曜日までです。


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タグ:展覧会
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2017年08月19日

京博すいぞくかん

京都国立博物館で開催中の特集展示です。


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絵画の他にも器・着物・置物など、水の生き物をモチーフにした作品が陳列されています。

作品リストはこちら

見どころは 今尾景年『遊鯉図』や円山応挙のあの『龍門図』と
そして水の生き物スペシャルゲスト、とでもいうべき「龍」の作品も何点か見ることができます。
特に大迫力の 円山応挙筆『雲龍図屏風』は必見。

展示室外スペースで貝合わせのプチ体験もできます。

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通常料金520円で9月3日まで。


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2017年08月03日

暑中御伺い

台風5号の進路が気になります。
ちょうど5日頃から西日本に接近らしいので、6日の徳島阿南教室への影響が心配です。。。

阿南教室の皆さんは、どうなるか当日にならないとわかりませんが、もし状況がひどい場合は、ご自身の安全を最優先に判断してください。
台風接近が危ぶまれる中、今週末から一足早く夏休み、という方もいらっしゃるかもしれません。
夏バテで体調を崩されている方は、よくよく養生してくださいね。

さて、、、ゆっくり休め、と言いながらなんですが、

来年の展覧会に出展したいとお考えの方、どんな作品にするか、、、テーマを考えるにはちょうどいいタイミングだと思います。
今年は作品の締め切りが3月25日頃だったので、第4週の教室で最終確認が間に合わず、実質2月の教室で完成品に近いものを見せていただく事態になりました。
そう考えると年明けからはほとんど時間がないので
年内にはある程度、先が見えている状態にしておきたいところです。
逆算して、ちょうど夏休みごろからアイデアを練り始めると、ちょうどいいのではないでしょうか。

休み中に旅行に行かれる方、風景画もいいかもしれません。
旅行先でスケッチをするのは難しいと思いますが、可能な方はスケッチブックも携行、
写真撮影をするときは、全体のアングルと細部のズームも取っておくといいと思います。

また、身近なものでも「絵にする」という視点で見ると新鮮な発見があると思います。
作品の相談はいつでも教室で、ご遠慮なく。


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2017年06月08日

「これぞ暁斎」

『これぞ暁斎』

6月10日(土)から7月23日(日)まで、JR伊勢丹の美術館「えき」KYOTO
河鍋暁斎の展覧会が開催されます。

河鍋暁斎は若冲・蕭白と並んで「奇想の画家」と呼ばれ、ファンの多い絵師です。
幕末から明治を生き、「画鬼」の異名を持つほど画業に打ち込み、仏画から戯画まで幅広い作品を残しました。

今回の出品作品は全てイギリス在住のゴールドマン氏のコレクションで、
普段国内ではお目にかかれない貴重な展示となっているそうです。

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楽しめる展覧会だと思うので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
伊勢丹閉店の夜8時まで開館しています。




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2017年05月12日

墨のこと

先日、みやこメッセで開催されていた文房四宝展示即売会のイベントで
墨運堂さんプレゼンツの、墨についての彼是が書かれていたパネルが展示されていました。

墨運堂さんにもお話を伺えたので紹介します。


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<現在の墨つくり・・・膠を制す>

昭和年代の終わりとともに墨用膠造りが終わってしまいました。
廃業の原因は墨の需要減、環境問題、後継者などの問題でした。
この和膠は墨造りだけでなく、日本の画材政策や文化財の補修などにも欠かせない唯一無二の糊材です。
やむなく平成16年から膠の研究のために試験生産を開始しました。
その後文化財補修関係者、大学の日本学科の先生、膠生産者も加わりようやく使える膠が手に入るようになりました。

そして、膠研究、試作、生産の過程において、膠液の溶解・分散、煤との練り合わせに格段の進歩があり今では様々に使い分けができるようになりました。

伝統的和墨造りの配合比率は煤10に対して膠6の配合です。
膠は製造後3〜5年は加水分解を繰り返し、含有量を低下させ使い頃になってきます。
この段階をあらかじめ短縮した配合比、5分、4、5分の墨ができるようになりました。
今では膠をコントロールし墨それぞれの膠量を変えることにより、墨の個性、特徴を際立たせています。

※以上、パネル中の文章より抜粋です。


よく「古墨は膠が枯れる」ので墨ののびが良く、滲みなど墨色の変化が美しい、と言われますが、さて何年前の墨ならば「古墨」なのか。
そして、唐墨と和墨ではどのような違いがあるのか。
はたまた、硯や水との関係性はどうなのか???とか。。。いろいろあるようです。

ちなみに膠含有率45%のものでも紙への定着性は何も問題ない、ということでした。


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墨運堂さんのサイトより「墨のお話あれこれ」はコチラ



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2017年05月09日

Precios

「Precious」という、30代から40代の働く女性のための情報紙に、国際墨画会が紹介されました。

感度の高いファッションやライフスタイルの提案が網羅されている「プレシャス」最新号の

趣味として 学びとして 人生の蓄えとして
『和稽古』
今こそ始めどき


という特集の中で「水墨画」もラインナップされております。
ぜひチェックしてみてください。

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少し前までは、水墨画を嗜む方の高齢化が危惧されておりましたが
京都烏丸教室は、20代から60代まで男女問わず幅広い年齢層の方が在籍しています。
教室以外にイベントとして開催してるワークショップでは、小学1年生の女子が常連です。

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現在、京都烏丸教室では、在籍者が座席数に達してしまったため
お問い合わせをいただいた方には、状況を確認しながら入会のご案内を差し上げております。

なお現在、働く女性、もちろん男性の方も、平日の夜間、仕事帰りに学べる2時間の教室を開設する準備をしております。

5月26日(金曜日)ウィングス京都 地下会議室11 18:30−20:30
教室の説明会と無料体験を実施しますので、ご興味のある方はご連絡ください。


さらに、今夏から徳島県阿南市でも新規開設を準備しており、説明会と無料体験会を実施いたします。
6月10日(土) 阿南市文化会館(夢ホール)工芸室 14:00−16:00


2020年東京五輪に向かって、ますます和文化が世界を席巻しそうな予感です。


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2017年04月27日

石峰寺さんの筆塚

今週末から大型連休スタート、という方もいらっしゃるでしょうか?
本日は、どこか旅行に行かれるとかではなく、京都市内でぼちぼちGWを消化したいという方に、オススメのイベントを紹介致します。

若冲のお墓があることで有名な、伏見の石峰寺さん、
年に2回の若冲作品特別鑑賞会が始まりました。

私は毎回必ずこの期間に石峰寺さんを訪れ、若冲のお墓をお参りするのが恒例になっています。

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ところで、若冲のお墓の横には「筆塚」という石碑があります。
これは若冲の遺言によって制作されたもので、この石碑に書かれた文章は『貫名菘翁』という、幕末の文人によって書かれました。

『貫名菘翁ぬきなすうおう』は、儒教者であり書家であり文人画家でした。
出身は徳島藩士で小笠原流礼式家の吉井直好の二男。
13〜14歳の頃は阿波国那賀郡黒津地村の光明寺で儒学を学んだそうです。

17歳の頃に高野山で学問に励み、書に関しては空海の書を敬慕し
画は狩野派の画法を学び、京都で当時の文人画たちと交流するうちに
文人画の技法を習得したものと推察されるそうです。



<石峰寺 若冲特別公開>

2017年4月26日(水)〜30日(日)
午前9時〜午後17時  一般1000円


その他は、こういうのもどうでしょう?


★「和漢文房四宝展示即売会」

みやこメッセ 2017年4月28日(金)〜30日(日) 主催 株式会社賛交社
「お値打ちで品質の佳いものを特別価格にて展示即売いたします。」とあります。
気に入る紙や掘り出し物が見つかるかもしれません。


★「第5回 中国蘭・一茎九花展」

みやこメッセでのイベントをチェックしていたら目にとまりました。
ちょうど日にちがズレていますが、、、。

2017年5月1日(月)〜5日(金・祝)2F 美術工芸ギャラリー
”中国文人に愛された蘭・一茎九花の花と香りを楽しめる展覧会”
四君子で習った「蘭」を鑑賞できるようです。


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2017年04月14日

桃山の巨匠

京都国立博物館
開館120周年記念特別展覧会 海北友松(かいほうゆうしょう)
2017(平成29)年4月11日(火)〜 5月21日(日)


公式サイトはコチラ

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武家出身で狩野に学んだのち、自らの画境を切り開いた
桃山時代を代表する巨匠の展覧会です。

新発見・初公開の作品や、海外から久しぶりに帰国した作品、さらには、
狩野永徳に師事したこともあって、永徳筆の大徳寺聚光院の襖絵も展示されています。

桃山という時代背景ゆえ、ビッグサイズのど迫力の絵が並びます。
もちろん、建仁寺にレプリカが常設されている「雲龍図」も。
龍の作品がたくさんありましたので、友松ファンのみならず龍の愛好家の方にもオススメです。

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また、武道の鍛錬が筆さばきにも影響を与えているのだろう、と思わせる
鋭く軽妙な梅の筆致や構図がカッコ良すぎます。

ぜひどうぞ。


今なら、鴨川沿いの桜が目一杯満開で、桜吹雪が楽しめます。

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2017年03月04日

浦上玉堂つながりで

本日は絶好の梅見日和だったので、お出かけになった方も多いでしょう。

つい先日梅の描き方を習ったばかりなので、今年は梅を見るのにも、枝ぶりを観察したり、花弁を覗き込んだり、幹の苔をチェックしてみたり、と、昨年までとは違う見方をされているかもしれませんね。(⌒-⌒)

展覧会などでは、素敵な梅の作品に出くわすと、その前から離れられなくなってしまうことも。
でもまた、そんなことがどんどん楽しくなってきます。

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さて、現在、京都国立博物館の名品ギャラリー、2階絵画フロアでは
「初期狩野派」「江戸後期の南画家たち」「中国の墨竹図」が展示されています。

「江戸後期の南画家たち」では、浦上玉堂、田能村竹田、中林竹洞、などの作品が。
特に浦上玉堂の山水は、とても大きいサイズの絵なので、筆致・筆勢がよくわかります。

そして「中国の墨竹図」では、元時代から明、清時代にかけて描かれた中国の『墨竹図』が展示されています。
中国の水墨画を見れる機会は稀だと思うのでこれもオススメ。
呉昌碩の力強い墨竹図にも注目です。

各展示室の出品リストはこちら

3月20日までです。

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