2016年09月10日

若冲忌

本日9月10日は伊藤若冲の御命日ということで、石峰寺さんの若冲忌法要に参りました。

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そういえば、何度も参拝しているのに御朱印を賜ったことかなかった、、、と
今日の機会に書いていただきました。

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『高着眼』

「視野を広く持て、物事を俯瞰して見よ、」というような意味でしょうか?


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石峰寺さんの御朱印帳は「虎図」です。


裏の竹林にある五百羅漢石像は、若冲が下絵を描かれたそう。
これから涼しくなる季節には、気持ちよく参拝できると思います。

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2016年08月17日

『京都・美の系譜』

『きらめきを伝える 京都・美の系譜』
ー京都市美術館コレクション展ー

平成29年から、京都市美術館は再整備工事を控えており、各回テーマを設け公開されてきたコレクション展は、今回の50回をもって一旦終了となるそうです。

今年、竹内栖鳳の「絵になる最初」という作品が国指定重要文化財に指定されるのを記念し、特別に公開されています。
他、3000点を超える収蔵品の中から、100点余りが選抜されています。

今週末8月21日(日曜日)までです。

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2016年08月01日

若冲生誕300年 京都市展覧会

2016年 京都市内で開催される伊藤若冲関連の展覧会です。

<細見美術館>平成28年6月25日(土)〜9月4日(日)
<相国寺承天閣美術館>平成28年7月1日(金)〜12月4日(日)
<京都市美術館>平成28年10月4日(火)〜12月4日(日)
<京都国立博物館>平成28年12月13日(火)〜1月15日(日)

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相国寺承天閣美術館では、京都便利堂さんによるコロタイプ印刷の複製で「動植綵絵」30幅と、相国寺所蔵の「釈迦三尊像」が展示されると話題になっていますが、私が行った時はちょうど、観光バス2台分の団体とぶつかってしまいました。
そういうことがなければ、ゆったり拝見することができると思います。

12月まで開催していますが、紅葉の季節は混雑するかもしれませんね。




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2016年05月25日

生誕300年若冲展 

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東京都美術館の生誕300年 若冲展が5月24日で閉幕しました。
宮内庁の宝物は貸し出しが1ヶ月間と決められているそうで
これだけの内容の展覧会にもかかわらず、開催期間が1ヶ月と短かったため
壮絶な混雑具合になってしまい、情報では320分待ちという時間帯もあったようです。

今年は若冲の出身地、京都市でも関連の展覧会が目白押しになっています。
HPなどで公式発表はまだのところもあり、変更があるかもしれないので
会期が近づいたらそれぞれチェックしてみてください。


<相国寺承天閣美術館>
2016/7/1〜2016/12/4 若冲展開催予定 障壁画50点すべて観覧可能

<細見美術館>
2016年6/25日(土) - 9月4日(日) 「伊藤若冲ー京に生きた画家」

<京都市美術館>
2016/10/4〜2016/12/4「伊藤若冲生誕300年記念 若冲の真実」展

<建仁寺塔頭 両足院>
2016/12/9〜2017/1/29「雪梅雄鶏図」特別拝観

<京都国立博物館>
2016/12/13〜2017/1/15 特集陳列「生誕300年 伊藤若冲」を予定


<その他>

MASUI×GACCOH水墨画ワークショップ 若冲

・6月18日「龍」・・・筋目描きに挑戦

・7月16日「鶏」・・・破筆法で鶏の羽に挑戦




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2016年05月15日

「鶴亭」5月29日まで

神戸市立博物館で開催中の「我が名は鶴亭」に行ってまいりました。
5月3日より後期展が始まっています。

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若冲や大雅も憧れたという鶴亭、その鶴亭が学んだ黄檗絵画や南蘋風花鳥画、
そして名にちなんだ鶴の作品や細密花鳥画、さらに同時代の若冲、蕭白の作品も観ることもできます。

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鶴亭といえば、まず鮮やかな着色作品が紹介されていますが、実は全作品のうち7割が水墨だそうで、水墨画、特に四君子がたくさん展示されており、こちらも大注目です。

鶴亭と若冲の「風竹図」が並んで展示され、見比べることができたり、花鳥画を多く手がけたとあって、作品中に描かれている花や鳥の解説をしたパネルなどもあり、わかりやすく楽しめる展覧会でした。

若冲は京博所蔵の「群鶏図障壁画」、蕭白は香雪美術館所蔵の「鷹図」、
他、池野大雅の書や木村蒹葭堂の書画も展示されています。

今月5月29日までです。


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2016年04月27日

古今水墨

新年になって、そして春になって、麻水水墨画教室へは
10代から30代の若い世代の方が何名か入会してくださいました。

私が、師である国際墨画会の会長、香取琴水先生に学んでいた当時は
水墨画界では高齢化が進み、平均年齢もかなり高く、60代ならば、まだまだ「若手」と言われる、というお話をお聞きしていました。

ところで水墨画に対するイメージ、といえば、どんなものでしょう?

よく見聞きするものは「ご高齢の方の趣味」「地味」、「枯れた」、イメージとか、
雨が降ったり、霧が出たりして風景が滲んだり霞んだりすると
SNSなどで「水墨画っぽい」とコメントがついた写真をお見かけします。

もちろん、そういう側面もありますが、水墨画の歴史を紐解けば
古典の中にはそんな固定観念を破る名作がたくさんあります。
筆頭に挙げられるのは、やはり皆さんの大好きな伊藤若冲でしょう。
若冲の描いた鶏の水墨は、アクティブでモダンで、「枯れた」「地味な」イメージとは正反対の印象を受けます。

水墨画には「潑墨法(はつぼくほう)」という技法があります。
潑というのは、”水がこぼれ散る”、”水を撒き散らす”という意味で
水分たっぷり、墨たっぷりで、にじませたり撒き散らしたりしながら描く抽象的な表現です。

専門家の文献に、中国の唐代の有名な潑墨画家は、画を描く前にまずお酒を飲み、酔っ払ってから、音楽や歌に合わせて描いたり、墨を撒き散らし手や足で塗りたくったりもした、と書かれてたのを見たことがあります。
まさに前衛芸術、アクションペインティングのハシリ。
欧米で、抽象表現主義の代表画家はジャクソンポロックですが、彼らが活躍したのは20世紀初頭です。
それよりはるか1000年以上も前に、中国ではライブ感に満ちたアクティブな水墨画というジャンルが存在していたわけです。

また、昨今では、漫画と水墨画の共通点も再確認されてきました。
漫画「バガボンド」の作者、井上雄彦氏が描いた親鸞の屏風絵は
毎年秋に東本願寺の別庭、渉成園で公開され人気を博しています。


現在、麻水水墨画教室で一番の若手は19歳!
学業の上に、さらに水墨画を学ばれるという向上心には感服いたします。

さて、20歳以上の大人の方、今年はせっかくの若冲生誕300年記念なので
今年発売されたばかりの、若冲ラベルのお酒でも嗜みながら1枚描いてみる、というのは如何でしょう。
味わい深い、面白い線が描けるかもしれません。(⌒-⌒)

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2016年03月23日

「鶴亭」


『我が名は KAKUTEI 』ー若冲、大雅も憧れた花鳥画!?


「鶴亭」=海眼淨光(1722〜85)

江戸時代中期の黄檗僧で、清の画家、沈南蘋(しんなんぴん)に師事した唯一の日本人であり、若冲や大雅にも影響を与えたと考えられていて、生前は円山応挙にも負けぬ人気だったという。
しかしながら、今ではほとんど一般に知られていない存在となった、鶴亭の生涯と画業に光を当てた初めての展覧会。

なるほど、水墨画「風竹図」においても、若冲と鶴亭の画風を見比べると、類似性が見て取れます。
まず「竹」から練習を始めた我々にとっては、観察のしどころがありますね。
(「風竹図」は 通期(4/9〜5/29))
若冲は、黄檗宗萬福寺の伯c照浩に僧侶の号を授かっています。
萬福寺つながりで接点があったとしても、何ら不思議はないでしょう。

<神戸市立博物館>

2016年4月9日(土)〜5月29日(日)

※前期[4月9日(土)〜5月1日(日)]・後期[5月3日(火・祝日)〜29日(日)]


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伊藤若冲関連展覧会

・東京都美術館「生誕300年記念 若冲展」2016年4月22日(金) 〜 5月24日(火)
・細見美術館「伊藤若冲展」2016年6月25日(土) - 9月4日(日)
・相国寺承天閣美術館「若冲展」2016年7月1日(金)から
・京都国立博物館「生誕300年伊藤若冲」2016年12月13日(火)- 1月15日(日)

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2016年02月20日

京都の学生さんたちの初水墨画

先日、京都の大学生さんたちで、海外の方々と交流をしていらっしゃるサークルのメンバーから、ワークショップの依頼を受けました。

昨年の10月には静岡県のデザイン学校の生徒さんが、京都研修の折に水墨画体験をしてくださいましたが、今回は京都の大学生ということで、私自身も大変嬉しい機会となりました。

サークルの皆さんは、普段から来日される海外の方に京都の観光地や文化を案内していらっしゃるので、水墨画に関しても興味を持っていただけたようです。

水墨画は初体験の方ばかりだったので、画題は基本の「晴竹」です。
京都亀岡市出身で、京都画壇に大きな影響を及ぼした円山応挙が考案したとされる『付け立て法」による竹を学ぶことは、京都の学生さんにとっては大変意義のある機会だったのではないかと思います。

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この日は、ちょうど、サークルのゲストとして来日されていたベルギーからのお客様も参加してくださいました。
彼女は自国で水墨画を学んでいらっしゃるそうで、竹は何度も描かれていますが、それでも、新しい発見があったと喜んでくださいました。

当日の午前中は、竹のワークショップに備えて嵐山に竹林を見に行かれ、そしてワークショップに参加し、その後すぐ承天閣美術館に行き、後日、福井まで越前和紙を見学に行くという、とても熱意のある方でした。
私が今までお会いした欧州の方々は、熱烈なsumi-e loversの方ばかり。その探究心には頭が下がります。

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大学生の皆さんも、楽しんでくださったようで、皆の顔が輝いていました。
ご参加ありがとうございました。

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2016年02月06日

今日から上映「人の望みの喜びよ」

以前ご案内申し上げた、映画「人の望みの喜びよ」が本日2月6日から京都みなみ会館で公開になりました。
杉田真一監督が助監督時代の「座頭市 THE LAST」という作品に
香取琴水先生と石坂美穂先生が劇中に使われた水墨画の作画を担当されたり
香取先生が、画家の設定の登場人物に水墨画の指導をされたり、と
国際墨画会とはご縁のある監督さんです。

この作品は、子どもたちが審査員を務める第64回ベルリ-ン国際映画祭ジェネレーション部門で、最高賞に次ぐ評価を受けたそうです。
日本では昨年3月28日東京新宿からスタートし、西へ西へ、、、そして、やっと京都に。
京都の後は神戸、そしてアメリカでも上映が決まっているそうです。

予告編はコチラから

上映期間 2/6(土)〜2/19(金)まで。お時間のある方は是非に。


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2016年02月02日

若冲ゆかりの宝蔵寺

「宝蔵寺」・・・伊藤若冲のご親族の菩提寺です。

ここには、若冲が建立したとみられる伊藤家のお墓があります。
現在は無縁墓となっており、長年風雨にさらされ倒壊の危険があったのを
保存修理を行い、一般の方もお参りできるように整備されました。

今年は若冲生誕300年記念の節目でありますが、2月8日の若冲の誕生日に合わせて「生誕会」と「寺宝会」が開催され、若冲の作品をはじめ、若冲の弟や弟子など若冲派の作品を含む15点が公開されるそうです。

会期が2月5日から8日までと短いですが、お時間のある方は宝蔵寺を訪ねてみてはいかがでしょうか。

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