2017年03月03日

「浦上玉堂(うらかみぎょくどう)と催馬楽(さいばら)

京都烏丸教室在籍のKさんよりご案内いただいたイベントの詳細です。

江戸時代の文人として有名な浦上玉堂は、琴(七弦琴/古琴)の演奏家でもあったそうです。

「浦上玉堂(うらかみぎょくどう)と催馬楽(さいばら)
〜江戸時代の催馬楽と『玉堂琴譜(ぎょくどうきんぷ)』の催馬楽・復元演奏比較〜」


・2017年3月5日(日曜日)ウィングス京都
・午後2時〜午後4時40分(午後1時30分開場)
・受講料2,000円
・京都市立芸術大学主催


催馬楽とは,平安時代に貴族社会で演奏されていた雅楽の一種,歌謡です。
玉堂は武士の身分を捨て各地を転々とした後,文人として後半生を京都で過ごしました。
玉堂の京都での生活や交流について紹介しつつ,江戸時代に復元された催馬楽と玉堂が復元した催馬楽を,最新の研究によって復元した演奏で比較します。
<京都市立芸術大学ホームページより抜粋>

定員に余裕がある場合は,当日申込もできるそうです。
ご興味のある方は、こちら京都市立芸術大学のホームページをご覧の上、お問い合わせをしてみてください。

ちなみに。。。

「琴棋書画」
琴棋書画(きんきしょが)とは、文人、士大夫が嗜むべきとされた芸。四芸。

大徳寺の聚光院では現在、狩野永徳筆「琴棋書画図」(国宝)が3月26日まで特別公開されています。



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2017年02月08日

伊藤若冲展「後期」

伊藤若冲展「後期」が相国寺承天閣美術館で12月15日から始まっています。

生誕300年記念であった昨年の「前期」は、『動植綵絵』の複製が展示されていました。
複製と言っても、製作に6年もの歳月を費やしたという素晴らしいものでした。

後期は主に水墨画を中心に、酉年にちなんで鳥関係の作品が多く陳列されています。

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また、相国寺の方丈「梅の間」には、相国寺第115世 維明 周奎によって描かれた襖絵「老梅図 」がありますが、これもまた大変素晴らしい。
(維明和尚は伊藤若冲に学んだそう)
ここは特別公開時のみ拝観することができます。

若冲展後期は、展示入れ替えもなく5月21日まで開催されていますので
相国寺で春の特別公開があれば、それに合わせて行かれるといいかもしれませんね。


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2017年01月01日

謹賀新年

謹んで新春のお慶びを申し上げます。


鶏は明け方一番に鳴く鳥。

長い夜が終わりを告げ、晴れやかな朝を迎える

新しい年の幕開けには相応しいイメージがあります。

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本年もどうぞよろしくお願いいたします。



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2016年12月19日

鶏の水墨画

2016年は「若冲イヤー」で、年間を通して全国どこかしらで若冲関連の展覧会が開催されてきましたが、京都国立博物館でも、若冲の特集陳列が始まりました。

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さんざん各所で若冲大規模展が開催されてきたにもかかわらず、他で展示されていない作品も公開されており、全て京博の所蔵品・寄託品からの陳列、というこだわりになっています。

そして、通常料金の520円で拝観することができます。

また、昨年から始まった「干支を愛でる」特集の第2回目は「鶏」です。
若冲生誕300年と、若冲の代名詞である鶏が見事に重なりました。
同2Fフロアで斉白石筆「大鶏小鶏図」なども公開されています。

展示室外のスペースでは、江戸時代に徳川家基が使っていたという筆のレプリカが紹介されており、試し画きをさせてもらえます。

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それほどの混雑もなく楽しめる展覧会でした。




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2016年11月30日

竹いろいろ

今月から「竹」のカリキュラムになりましたので、
京都の文化財に見られる竹を何点かピックアップします。

狩野永徳 「花鳥図」国宝 大徳寺聚光院

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現在、創建450年記念で本物が特別公開(2017年3月26日まで)されています。
信長の安土城や秀吉の大坂城、聚楽第、伏見城などを飾った障壁画は、城と運命を共にし全てが失われてしまいました。現存する貴重な国宝です。


伊藤若冲 鹿苑寺大書院 狭屋之間 「竹図」襖

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相国寺承天閣美術館で常設展示されています。
月光の中で見えた笹の葉を、三角形で表現したと言われています。
節が算盤のようになっていますが、中国には算盤竹という竹があるそうです。


宮本二天(武蔵)竹林之図襖 東寺観智院
特別公開時のみ。

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武蔵が絵を描き始めたのは晩年で、剣法と同じく、画も師を求めず独学で修練したというのが通説のようです。
節々を強調した強い竹を描いています。


尾形光琳 「竹虎図」京都国立博物館

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昨年の琳派展で活躍した、京博のマスコットキャラ「トラりん」のルーツの画です。
ゆるキャラっぽい虎の背景の竹も、軽快なタッチです。


竹は超スタンダードな画題ですが、描き手によってそれぞれが全く違う作品になっています。面白いですね。




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2016年10月02日

手漉き和紙

本日はちょっと余談になりますが、、、。

先月の東京出張の折、日本橋の「小津和紙」さんに行ってまいりました。
小津和紙さんは1653年創業の紙商の老舗です。
昨年、資料館や和紙漉き体験ができる施設が開設されたということで、和紙漉き体験をさせていただきました。

2014年11月、本美濃紙、石州半紙、細川紙の手漉き和紙づくりの伝統技術がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは、皆さんご存知だと思いますが、今回の無形文化遺産に登録された和紙は、いずれも「楮(こうぞ)」だけを原料に使った紙です。

和紙の三大原料は「楮」「三椏」「雁皮」。

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この中では楮が一番繊維が長く太く、繊維同士が絡み合う性質があるため、強度が強く破れにくい紙になります。

手漉体験の紙も、楮が原料でした。

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まずは、インストラクターの方が、楮を収穫したところから、紙のできるまでの作業工程をレクチャーしてくださいました。

和紙の産地は日本全国にありますが、楮は冬の1月、2月に収穫し、和紙づくりは厳しい寒さの中で作業がなされます。
昨今、後継者がいないことから廃業する職人さんも少なくありません。

収穫→蒸し→皮剥ぎ→表皮削り→煮熟→繊維のほぐし→水槽に入れた繊維にトロミを加え攪拌

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と、実体験は、ここまでの作業を終えた原料を漉くところから始まります。

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インストラクターの方の実演を見て、その後は一発勝負だったのですが
初体験の紙漉き、、、、
難しくて、ぼってりとした厚みの品のない紙になってしまいました。(;^_^A

京都では「黒谷和紙」が府の指定無形文化財になっていますが、黒谷でも手漉体験ができるようです。

もし興味のある方がいらっしゃったら、ぜひ行ってみてください。




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2016年09月10日

若冲忌

本日9月10日は伊藤若冲の御命日ということで、石峰寺さんの若冲忌法要に参りました。

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そういえば、何度も参拝しているのに御朱印を賜ったことかなかった、、、と
今日の機会に書いていただきました。

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『高着眼』

「視野を広く持て、物事を俯瞰して見よ、」というような意味でしょうか?


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石峰寺さんの御朱印帳は「虎図」です。


裏の竹林にある五百羅漢石像は、若冲が下絵を描かれたそう。
これから涼しくなる季節には、気持ちよく参拝できると思います。

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2016年08月17日

『京都・美の系譜』

『きらめきを伝える 京都・美の系譜』
ー京都市美術館コレクション展ー

平成29年から、京都市美術館は再整備工事を控えており、各回テーマを設け公開されてきたコレクション展は、今回の50回をもって一旦終了となるそうです。

今年、竹内栖鳳の「絵になる最初」という作品が国指定重要文化財に指定されるのを記念し、特別に公開されています。
他、3000点を超える収蔵品の中から、100点余りが選抜されています。

今週末8月21日(日曜日)までです。

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2016年08月01日

若冲生誕300年 京都市展覧会

2016年 京都市内で開催される伊藤若冲関連の展覧会です。

<細見美術館>平成28年6月25日(土)〜9月4日(日)
<相国寺承天閣美術館>平成28年7月1日(金)〜12月4日(日)
<京都市美術館>平成28年10月4日(火)〜12月4日(日)
<京都国立博物館>平成28年12月13日(火)〜1月15日(日)

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相国寺承天閣美術館では、京都便利堂さんによるコロタイプ印刷の複製で「動植綵絵」30幅と、相国寺所蔵の「釈迦三尊像」が展示されると話題になっていますが、私が行った時はちょうど、観光バス2台分の団体とぶつかってしまいました。
そういうことがなければ、ゆったり拝見することができると思います。

12月まで開催していますが、紅葉の季節は混雑するかもしれませんね。




タグ:展覧会
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2016年05月25日

生誕300年若冲展 

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東京都美術館の生誕300年 若冲展が5月24日で閉幕しました。
宮内庁の宝物は貸し出しが1ヶ月間と決められているそうで
これだけの内容の展覧会にもかかわらず、開催期間が1ヶ月と短かったため
壮絶な混雑具合になってしまい、情報では320分待ちという時間帯もあったようです。

今年は若冲の出身地、京都市でも関連の展覧会が目白押しになっています。
HPなどで公式発表はまだのところもあり、変更があるかもしれないので
会期が近づいたらそれぞれチェックしてみてください。


<相国寺承天閣美術館>
2016/7/1〜2016/12/4 若冲展開催予定 障壁画50点すべて観覧可能

<細見美術館>
2016年6/25日(土) - 9月4日(日) 「伊藤若冲ー京に生きた画家」

<京都市美術館>
2016/10/4〜2016/12/4「伊藤若冲生誕300年記念 若冲の真実」展

<建仁寺塔頭 両足院>
2016/12/9〜2017/1/29「雪梅雄鶏図」特別拝観

<京都国立博物館>
2016/12/13〜2017/1/15 特集陳列「生誕300年 伊藤若冲」を予定


<その他>

MASUI×GACCOH水墨画ワークショップ 若冲

・6月18日「龍」・・・筋目描きに挑戦

・7月16日「鶏」・・・破筆法で鶏の羽に挑戦




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