2017年07月24日

朝顔


7月23日の京都烏丸日曜教室は、テキスト「いろいろな花を描く」から季節のお花「朝顔」でした。

没骨法・鈎勒法での描き方と、プラス抽象的な描き方を学びました。

没骨法は、アウトライン無しで「面」で表現します。
グラデーションや生動感を出すため、できるだけ少ない筆数で描くのを佳しとするので、そのためには穂先の向きや、水分量や、筆圧、動かすスピードまでをもコントロールする必要があります。

今回の朝顔では、穂先を花弁の外側に向けて、花弁の中心を白く外側を濃くしたい時の運筆の練習をしました。
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後半の抽象的な表現では、3タイプの花の描き方をご紹介しました。

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抽象的は花は、みなさん軽快に描かれていました。
酒井抱一が描いたようなまん丸い朝顔は、団扇に描いても可愛らしいですね。

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来月は8月27日「薔薇」です。

体調を崩されている方も多いので、じゅうぶんにご注意くださいませ。


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2017年07月12日

季節のお花「朝顔」

今月7月23日の京都烏丸日曜教室は、「朝顔」です。

二十四節気でちょうど7月23日頃は「大暑」。
梅雨明けして暑気がピークに達する頃合いです。
特に今年は猛暑と言われているので、十分に暑さ対策を心がけてくださいませ。

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江戸時代には植木鉢の園芸植物が庶民にも広く普及しました。
朝顔の植木鉢も人気があったようです。
夏の風物詩ですね。

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いつものように、前半と後半に分けて没骨法・鈎勒法と、加えて抽象的な描き方をご紹介します。今月は盛りだくさんです。




タグ:水墨画教室

2017年06月26日

紫陽花

6月25日の京都烏丸教室は「紫陽花」でした。

やっと梅雨らしい空模様になってきましたが
雨が少なかったせいか、すでに元気をなくしている紫陽花をあちらこちらで見かけます。

梅雨時=紫陽花

のように、季節とのイメージの結びつきが強いモチーフは、作品になりやすいと思います。

昨年の国際墨画会展に出品してくださった渡谷さんは「雨あがる」というタイトルで
とても素敵な紫陽花の作品を描いてくださいました。

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雀の他には、トンボ、カタツムリ、カエルなどを脇役にしてもいいですね。

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また、色彩をプラスするのも華やかでいいのではないでしょうか。
ブルー系の花には、やはり青墨が相性が良いです。

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後半は、簡略化した中国スタイルの描き方を学びました。
花弁を円や三角や四角で表現する洒脱で勢いのある描き方です。

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葉のレイアウトに悩まれてた方が多かったですが、紫陽花が咲いているうちに観察してみてくださいね。


来月は7月23日第4日曜日 会議室11「朝顔」です。




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2017年06月22日

国際墨画会 出品作品 パート2

第17回 国際公募 国際墨画会展 の京都烏丸教室からの作品、パート2です。


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【溶けてゆく命】
京都烏丸教室で講師資格を取得され、現在は北海道にお住まいですが
毎回、絶滅の危機に瀕している虎への想いを託した作品を発表し続けている栂佳代子さん。
「虎作家」としての位置付けが確固たるものになってきました。


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【滔滔】朝日新聞社賞
現在はお仕事の事情で休会中の小松路生さんですが、確かな筆力と観る者を惹きつける大胆な構図で、2回連続の入賞となりました。



最後に、わたくしめの作品をご紹介させてください。

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【波濤万里】外務大臣賞
大変栄誉ある賞を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
英文タイトルは「so far away」。水墨画の奥深き道のりはまだまだ遥か遠くまで続いています。今後とも精進してまいります。


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【水鏡】
京都の城南宮にある「室町の庭」の池を描きました。
水面に映り込んだ樹々を表現しようと試みた作品です。



さて、会期も折り返し地点を過ぎ、残り4日となりました。
週末に東京へ行かれる予定のある方は、ぜひ足を運んでみてください。


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2017年06月21日

国際墨画会展 出展作品

『第17回 国際公募 国際墨画会展』が東京の国立新美術館で26日まで開催中です。

先週末、国立新美術館に行ってまいりました。
世界各国から素晴らしい作品が集い、今年も期待を裏切らない見ごたえある展覧会です。

それでは、京都烏丸教室からの出展作品を順次ご紹介したいと思います。


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【牡丹】
まずは、U-23(23歳以下)枠で初挑戦してくださったYさんは、京都市の大学に通う学生さん。女性らしいモチーフでフレッシュな作品でした。



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【台杉】
昨年奨励賞を受賞された下司照代さんは、今回も秀逸な構図で難しいモチーフを描きこなしました。



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【我思う、故に我の世界あり】
山本さんは、奨励賞の昨年に引き続き「山水」を追及されました。こだわっておられる深いテーマです。



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【親子龍】
新谷正巳さんは入会後、締め切りまであまり時間がなかったにもかかわらず、ご自身の思い入れのあるテーマ「龍」で初出品です。さすがの安定感です。


リニューアルされた国際墨画会のホームページにもリポートが随時アップされています。
国際墨画会Facebookページも、展覧会の様子がほぼ毎日更新されているので、ぜひチェックしてみてください。




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2017年06月20日

紫陽花の季節ですね

今年の梅雨は雨があまり降らないですが、いよいよ今週末あたりから本格的な雨の季節に入るようですね。

6月25日(第4日曜日)の京都烏丸教室は『紫陽花』です。
街中の路肩の紫陽花もそろそろ見頃になってきました。

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写真は二条大橋近くの『ガクアジサイ』。
周りに『額縁』のように花が咲くことからそう呼ばれるのだそうです。
ただ、私たちが花びらだと思っている部分は、実は花弁ではなく「萼片」だと知ってました?


京都の紫陽花の名所は、三室戸寺・三千院・智積院・善峯寺・恵心院・詩仙堂・藤森神社など多数。
行かれた方は、また感想をお聞かせくださいませ。




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2017年05月29日

五弁の椿


5月28日の京都烏丸教室の画題は「椿」でした。
和の代表的な花で、茶人にも愛されている花です。
特に利休は「侘助」を好んだのだとか。


没骨法で花芯の白場を残しながら五弁のバランスをとるのは難しいですが、授業の最後にはみなさん習得されていました。

二筆で描く葉の運筆は、花を描く時には欠かせません。
いろいろな向きの葉を描けるように練習して欲しいです。

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鈎勒法で描く椿はシンプルなので、線に味の出やすい紙で描くと良いと思います。

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皆さん、鈎勒法はスムーズに描けていましたね。

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来月は6月25日(第4日曜日)会議室11 「紫陽花」です。


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2017年05月19日

和の美しい花

5月28日(第4日曜日)の京都烏丸教室は「椿」です。

和のイメージを代表する花として、かなり上位にランクインされる花だと思います。
いつものように没骨法と鈎勒法の描き方をご紹介します。

特に二筆で描く葉は、他の花にも応用できる運筆ですので
是非練習していただきたいと思います。

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さて、椿の花形は

<一重咲き>
猪口咲き、筒咲き、抱え咲き、百合咲き、ラッパ咲き、桔梗咲き、椀咲き、平開咲き
<八重咲き >
唐子咲き、八重咲き、千重咲き、蓮華咲き、列弁咲き、宝珠咲き、牡丹咲き、獅子咲き


と、種類がありますが、教室では一重の五弁の椿を描きます。


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2017年05月11日

関西芸術扇面展

現代の扇面芸術 第32回関西扇面芸術展

主催:関西扇面芸術協会

扇形という特殊な形態・空間の中に美を表現していくことを共通のコンセプトとし、
日本画・洋画・書道・水墨画・ちぎり絵・切り絵・写真・陶芸等、多くのジャンルで活躍する作家たちの発表する場として開催されています。
関西扇面芸術協会ホームページより一部抜粋>

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京都烏丸教室で講師資格を取得された、栂佳代子さんが出品されています。

滋賀、奈良、京都 と巡回するようです。
京都展は6月15日(木)〜6月18日(日) 日図デザイン博物館(都メッセ地下1階)

ぜひお運びください。


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2017年05月02日

展覧会のDMが出来上がりました

第17回 国際公募 国際墨画会展

DMが出来上がりました。


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【会期】2017年6月14日(水)〜6月24日(月)※火曜日休館
    10:00〜18:00(入場17:30まで。最終日入場15:30)

【会場】国立新美術館 3階-A 入場無料

【主催】一般社団法人 国際墨画会

【後援】外務省 文化庁 東京都 朝日新聞社 フジサンケイビジネスアイ 
    国立中国美術学院 中国西泠印社

会場内で恒例の無料体験ができます。

13:30〜14:15・14:30〜15:15
15:30〜16:15(土日のみ)
最終日は13:30からのみ


人気のイベントとして定着しております。
水墨画を一度体験してみたいという方、ぜひこの機会にお立ち寄りください。




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