2018年06月25日

6月烏丸日曜教室より「雪景色」


6月24日の烏丸日曜教室は雪景色の練習でした。

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雪景色を描く場合の「雪」は、紙の白をそのまま残して描きます。
例えば雪山を白く残したい場合は、空を染めることによって山を浮き立たせます。

授業では、山の稜線に接した部分を濃く、上に向かって徐々に薄くなっていくグラデーション、「片隈法」の練習をしました。
そして画仙紙と麻紙で、描き心地やボカシの柔らかさの違いなどを、実際に描いて確認しました。

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細かい表現など、白場を残しながら描くのが難しい場合は、ドーサやレジンドーサ、白抜き一発液などを使うことがあります。
モミの木の雪は白抜き一発液を使いました。


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来月7月22日(第4日曜日)は、自由な風景画を描きます。
建物でも山でも川でもモチーフは自由なのでスケッチをご準備ください。




タグ:水墨画教室

2018年06月21日

雪景色


山水のカリキュラムがいよいよ大詰めになってきました。
6月24日の烏丸日曜教室は「雪景色」の練習です。

グレーの空、雪に覆われ色彩を失った風景、まさに現実がモノトーンの世界になる「雪景色」は、水墨画でよく描かれるテーマです。

教科書のお手本を参考にお稽古をしますが、描きたい雪景色の資料などがある人はお持ちください。

空を描くのに刷毛を使うので、お持ちの方はご準備ください。

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タグ:水墨画教室

2018年05月29日

第18回 国際公募 国際墨画会展

第18回 国際公募 国際墨画会展のお知らせ

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【会期】2017年6月13日(水)〜6月25日(月)※火曜日休館
    10:00〜18:00
    (入場17:30まで。最終日入場15:30)

【会場】国立新美術館 3階-A 入場無料

【主催】一般社団法人 国際墨画会

【後援】外務省 文化庁 東京都 朝日新聞社
    フジサンケイビジネスアイ 国立中国美術学院
    中国西泠印社

会場内に水墨画の無料体験ができるコーナーがあります。

第11回のワークショップの様子です。
今年の画題は当日会場でご確認ください。



13:30〜14:15・14:30〜15:15(平日)
15:30〜16:15(土日のみ)
最終日は13:30からの1回のみ


毎年、低学年のお子様や海外からの旅行者の方など、幅広く楽しんでいただいています。

ぜひ、展覧会と一緒にワークショップもお楽しみください。




2018年05月28日

烏丸日曜教室より「建物のある風景」

5月27日の烏丸日曜教室は「建物のある風景」でした。

教科書では原爆ドームがお手本として掲載されており
まず線で建物のアウトラインを描いてから、面や質感を加え仕上げていく方法で練習しました。

建物を斜めに見たアングルで、両側に奥行き(消点)がある遠近法です。


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まず最初に構図を決める時、空の広さや建物の位置を工夫することによって、絵の印象も変わります。

落款を押す位置は、「画中の気の流れを止めない位置」に。
例えば、川の流れの行き着く先や、鳥が飛んでいく方向をふさぐような位置に押すのは良くありません。
建物の場合は、建物が向いている方向、光が当たっている方向とは逆の「陰の側」に押すのが良いでしょう。
構図を考える時に、落款を押す位置も予め考慮しておくと安心です。

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後半は、各自、スケッチをもとに描いていただきました。
時間切れで途中になってしまった方は、ぜひ自宅で仕上げてみてください。


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来月、6月24日(第4日曜日)は「雪景色」の練習です。刷毛をご持参ください。
7月22日は、「自由な風景」です。
ここでもスケッチが必要なので、準備してください。






2018年05月20日

水墨画で建物のある風景を描く

5月27日(第4日曜日)の烏丸日曜教室は「建物のある風景」です。

前半で、テキストのお手本「原爆ドーム」を。
後半で、自分でスケッチをした「建物がある風景」を元に描きます。
建物は寺社仏閣に限りません。近代的な建造物でもいいです。


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参拝客の多い有名観光地の寺院は、ほぼスケッチ禁止だと思われます。
私の経験や情報からすると、寺院の場所や規模によっては、事前に申請すると許可されるところもあります。
その場合も、絵の具を使わず鉛筆でのスケッチだけにして、イーゼルや椅子を設置し場所をとらないように。
とにかく参拝客や寺院の迷惑にならないようにすることが必須です。

授業には、スケッチと一緒に写真があればご持参ください。
紙はいつものお稽古サイズでも大丈夫ですが、一回り大きなF6サイズに描いてみたい方は、各自でご自由に準備してください。


以上よろしくお願いします。





タグ:水墨画教室

2018年05月09日

瑞巌山 圓光寺

京都一乗寺にある圓光寺さんは、臨済宗南禅寺派のお寺です。

GWの前半、とてもお天気が良かったので行って参りました。
地元の人は行ったことがあるかもしれませんが、私は初めての参拝でした。

圓光寺は、1601年に徳川家康が伏見に建立した学校がルーツだったそうで、その後相国寺山内に移り、さらに1667年に今の地に落ち着かれたそうです。

さて、この日は「観光客が少なく素敵なお寺を紹介して」と言う東京からの客人と一緒に訪れたのですが、落ち着いた風情のある、しっとりとした佇まいを一目見て気に入りました。

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枯山水の「奔龍庭」は、瓦が埋め込まれ、龍の身体が渦巻いているようにも見えます。

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その奥が「十牛之庭」。「栖龍池」は洛北最古の池なのだとか。

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そして竹林。
ここの竹林をモデルに円山応挙の「雨竹風竹図屏風(重文)」が描かれたと言われており、そのレプリカが常設で展示されています。レプリカといえども、じゅうぶん作品を堪能することができます。
私の方はこれが目当てだったのですが、パソコンや図版で見るのと、実物大を見るのとではやはり違います。
訪れた際にはぜひ拝観してください。

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裏山には家康の歯を埋葬した東照宮もあります。


巨大な建造物・敷地がある有名寺社とは違った、渋い雰囲気が良いです。。
お天気のいい日を狙って行かれることをお勧めします。


圓光寺公式サイトはこちら





2018年04月23日

4月烏丸日曜教室より「渓流・滝」

4月22日の烏丸日曜教室は「渓流・滝」の練習をしました。
山水のカリキュラムも、「風景」らしい画題に入ります。

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教科書のお手本は山梨の昇仙峡ですが、京都の寺社境内にも、ちょっとした滝や岩のある水場があったりします。

観光名所の寺社はスケッチ禁止のところがほとんどですが、出かけた際には建造物だけではなく、庭園の景観も忘れずに撮影しましょう。

渇筆法・三墨法・破筆法・転筆法。。。。

筆さばきだけで、岩の質感や立体感を面で表現するのはかなり難しい技です。
「岩10年」と言われます。

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来月5月27日は「建物のある風景」です。

ご自分でスケッチしたものを元にして描きます。

7月には「自由な風景」で、建物に限らず自由な風景のスケッチが必要です。

今、バッチリのタイミングでスケッチに適した気候になりました。
スケッチのご準備をお願いします。
タグ:水墨画教室

2018年04月14日

滝と渓流


4月22日の烏丸日曜教室は「滝・渓流」を練習します。

先月までは樹木、岩、山など、モチーフをそれぞれ練習しましたが
今月はそれらを組み合わせて風景にします。

これからの行楽シーズン、GWに滝の名所に出かける方はいらっしゃるでしょうか。
一度描いておくと、旅先での風景の見え方が違ってくるかもしれません。

【日本の滝100選】大自然の中で見る絶景!関西編【滋賀、京都、大阪、兵庫】の記事をリンクしておきますね。


今月は第5日曜日まであります。
29日と間違えないようにお願いします。


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タグ:水墨画教室

2018年03月26日

3月烏丸日曜教室より「岩・山」


烏丸日曜教室は山水のカリキュラムから「岩・山」を描く練習でした。

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石、岩、岩山、、、どれも基本的なところは同じ描き方ですが
そばに描き添えるモチーフや、そのモチーフの大きさによって
岩や岩山のスケール感を表すことができます。
よく使う技法は、渇筆、転筆、破筆など様々あり、それらを駆使して質感を表現します。


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後半は富士山の練習でした。
富士山は、多くの画家が描いているテーマなので、いろんな作品を見てみましょう。
同じモチーフですが、それぞれに作家の持ち味があります。

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風景画に使う紙、技法など、「山水1」の教科書にダイジェストで掲載されています。熟読をお願いします。


来月4月22日(第4日曜日)は「渓流」、再来月5月27日(第4日曜日)は「建物のある風景」です。


5月の建物のある風景では、自分がスケッチしたものを元に描いていきます。
5月の授業までに「建物が入った風景」のスケッチをご用意ください。
7月には「自由な風景」の授業があり、ここでは建物に限らず自由な風景のスケッチが必要になります。

ちょうどタイミングよく、スケッチに出かけられる陽気になってきました。ご準備をよろしくお願いします。




タグ:水墨画教室

2018年03月20日

展覧会作品締め切り間近


第18回 国際公募国際墨画会展の作品応募締め切りの25日まで、あと5日となりました。

3月25日必着(23日から25日の期間に本部必着)

U-23枠の方は4月5日必着(3日から5日の期間に本部必着)

年度末で仕事が忙しかったり、寒暖の差が激しく体調が整わなかったり、花粉に攻撃されたり、この時期はいろいろと大変ですが、ラストスパートをかけておられる方は、無事に完成することをお祈りしています。

ギリギリで仕上げられた方、落款が十分に乾かないうちに発送しなければならない状況になるかもしれません。
落款を押したらすぐに梱包せず、発送するまでの時間乾かして、なおかつ梱包時には落款部分の上に紙を伏せクリップで留めるなどして、印泥が他の部分にしみないよう保護してから発送してください。

必要書類も忘れないように同封してください。

それではどうぞよろしくお願いいたします。


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