2017年03月22日

3月26日の授業は

お彼岸が過ぎ、ようやく春らしくなってきて、
ソメイヨシノの開花ニュースも聞こえ始めました。

今月、3月26日の京都烏丸教室は、最後の四君子「菊」です。

菊はもともと大陸から伝わった花で、日本では奈良時代に定着したそうです。
邪なものを祓う聖なる力を秘めていると信じられてきたので、日本では神・仏事に用いられ、我々にも欠かせない存在となりました。

菊はたくさんの品種がありますが、カリキュラムでは2種類の菊を前半と後半で学びます。

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お部屋は通常の地下<会議室11>です。


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2017年02月27日

白梅と紅梅

2月26日の京都烏丸教室は「梅」でした。

墨で梅を描く時、線で輪郭を描き花弁を白く残せば「白梅」、
面で花弁を墨色で染めれば「紅梅」ということになります。

シンプルな五弁の花ですが、花弁の丸さ、大きさ、など、微妙な加減で梅らしさが失われてしまうこともあり、花を描くのはとても難しいです。

そして、梅らしさを表現するために重要な「枝ぶり」。
梅の枝ぶりは特徴的なので、とらえればうまく描けそうな気もするのですが、これがいざ描いてみるととても難しい。。。

早い話がとてもとても難しい画題、、、なのですが、
それゆえに研究、鍛錬のやりがいあるモチーフだと思います。

幹の「たらしこみ」の表現、紙の選別も、長期的に取り組める研究テーマです。

梅が咲いたらぜひ実物を観察しに出かけてくださいね。

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さて、来月は四君子の最後のモチーフ「菊」です。
3月26日(第4日曜日)会議室11です。








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2017年02月19日

2月26日の授業は

梅の開花の便りがちらほらと。

北野天満宮では五分咲き、京都御苑では咲き始め、二条城では蕾がふくらみ始めたそうです。

今月2月26日(第4日曜日)※2階ビデオシアターの京都烏丸教室は『梅』です。
前半と後半に分けて、白梅・紅梅の描き方をご紹介します。
ちょうどいい具合に、習って次の週あたりが見頃になりそうですね。

そして、展覧会作品の相談も大詰めになってまいりました。
3月25日の締め切りまではあと約1ヶ月ですが、先月の段階でまだ手付かずだった方もまだチャンスはあります。

26日にラフを見せていただければ、3月19日(日曜日)に特別相談会を設けましたので、その時に最終確認ができれば間に合います。
今までに習った画題でも、習っていない画題でも自由です。

ウィングス京都、2階会議室4 午前10時から12時の間で都合の良いお時間にお越しください。
相談料、参加費などは必要ありません。

今のところ参加予定者は多くはないですが、来られた順におうかがいしますので
もし時間が重なってしまった時は、少しお待ちいただくかもしれません。
他の方の作品をご覧になるのも大切な勉強ですし、時間がなくなると困るので
終了ギリギリではなく余裕を持って来ていただければと思います。



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2017年01月25日

展覧会作品の相談


先日は新年会にご参加くださった皆様有難うございました。
個性的なメンバーの集い、それぞれ興味深い話題も提供してくださって
刺激的な楽しい時間となりました。

さて、次回の国際墨画会展の作品締め切りまで、あと2ヶ月と迫ってまいりました。
2ヶ月、、、多いような少ないような感じですが
締め切りは3月25日本部必着なので、3月の京都烏丸教室、26日に最終確認が間に合いません。

そこで、2月26日のお教室で、ある程度完成に近いものを見せていただくのは大変だと思うので、3月19日(第3日曜日)に最終の作品相談の機会を設けることにいたしました。

教室と同じくウィングス京都、2階会議室4 午前10時から12時です。

なお、U-23枠で出品の方は、締め切りが3月31日なので、3月26日のお教室でも間に合いますが、ギリギリになるよりは19日にもご相談くだされば、安心かと思います。

これから、出品を考えている方も、まだ間に合いますので
いずれにせよ、締め切りや教室のスケジュールなども考慮しながら
2月26日の教室にはご相談をお持ち寄りください。

出品票は、こちら国際墨画会のサイトからもダウンロードできますが
word形式のファイルだと開けない方もいると思うので
必要な方は教室でお声掛けください。

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まだ寒さが続いております。
くれぐれも体調管理は万全にお願いいたします。





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2017年01月23日

東洋の蘭

2017年京都烏丸教室の初授業は「蘭」でした。

中国清時代に刊行、絵画の技法を編纂した「芥子園画伝」の指南にある古典的な表現を主に、葉の描き方、花の描き方を学びました。

蘭は花も重要ですが、どちらかといえば「葉」で魅せる画題とも言えましょう。
葉の構成は、その「芥子園画伝」の様式美に則って描いてみると
なるほど、葉がバラバラにうるさくならず、なおかつ変化もあるように落ち着きます。

1本の葉は『描き始めは釘の頭のように、中間はカマキリの肚のように、最後はネズミのしっぽのように』

、、、と言われても、、、微妙な力加減や、穂の水分量で、思うような結果になりません。
うまく描こうとすると、力んで失敗したり、線の途中の一瞬の躊躇が仇になったり、、、
とどのつまり練習あるのみです。

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花の表現は2タイプご紹介しました。
花弁の両端が濃く縁取られるようにするためには、墨の付け方にポイントがあります。
また、紙によっても違ってきます。
いろいろな紙で試し、それぞれの画題にあった紙の探求もしてみてください。

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さて、来月は2月26日(第4日曜日)、部屋は2階ビデオシアターに変更になっています。
机のレイアウトはいつものお部屋と同じです。

カリキュラム表の順番とは少し前後しますが、ちょうど季節なので来月は「梅」を描きます。
そろそろ開花の声も聞こえ始めましたので、機会があれば観察しておいてくださいね。

寒い日が続き、体調を崩されている方も多いかもしれませんが
欠席される場合は連絡のご協力をお願い申し上げます。





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2017年01月14日

2017年は「蘭」から

1月22日の京都烏丸教室は「蘭」です。

「蘭」といえば、白く大きな胡蝶蘭をまず思い浮かべることと思いますが
胡蝶蘭の豪華な印象とは反対に、中国蘭は可憐で清楚なイメージがあります。

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そして、岩場や谷間にひっそりと咲くことから、俗を離れた高貴な君子に喩えられ、
水墨画の古典的なテーマである「四君子」の一つとして描き継がれてきました。

また、これを栽培したり、観賞したり、特に清朝ころから野生株から花形のよいものを選別し、優劣を競うことが行われるようになったそうです。

日本では江戸時代に「園芸ブーム」が巻き起こり、様々な花の多品種が生まれました。
特に武士の間では競って「奇品栽培」がおこなわれ、その中には「松葉蘭」というのもあったそうです。

東洋蘭には一茎一花のもの、一茎多花のものがあり、授業ではこの両方の描き方を前半と後半に分けて紹介します。

葉を描くことにより、曲線の運筆、その曲線の強弱のつけ方などの練習、
花弁を描くときの特徴的な墨のつけ方などの練習をします。


今月は1月1日が日曜日だったので第5日曜日までありますが
1月22日(第4日曜)です。29日と間違えないようにお願いします。


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「紫蘭」日本原産。野生のものも見かけますね。




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2017年01月12日

国際墨画会展の申し込み

お正月休み、三連休も終わって2017年も本格的に始動、
寒波も本格的になってまいりましたが、皆様お風邪など引いていませんか?

2017年は、6月に東京、9月にシンガポール、11月にチリ、と展覧会が開催される予定です。

6月の第17回 国際公募国際墨画会展 は

2017年 6月14日から6月28日まで、国立新美術館にて開催されます。
作品の締め切りは3月25日必着なので、もうあと2ヶ月とちょっとですね。

作品制作中の方、まだアイデア段階の方、出品を迷われている方、
今月1月22日のお教室には、ぜひ相談をお持ち寄りください。

23歳以下の方は「U-23」枠があり、お稽古用紙のF5サイズの大きさで、出品料の負担などもかなり少なく参加することができます。23歳以下という、ご自身の限られた時期だけに与えられたチャンスなので、挑戦してみてはいかがでしょうか?

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2016年12月26日

「風竹・雨竹」

12月25日の京都烏丸教室は「風竹・雨竹」でした。

竹をモチーフにしたテーマの中でも先月の「晴竹」、そして今月の「風竹」「雨竹」は代表的な画題です。

風竹は風になびいている様を、細い竿や小枝をしならせたり、かすれを入れたりしながら表現し、逆に雨竹はかすれないように水分を多めにし、葉も滲ませるように描いて雨に濡れたウェット感を表現します。

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ところで、東京の根津美術館で開催されていた円山応挙の「写生を超えて」という展覧会では、「雨竹風竹図屏風」が展示されていました。

雨竹風竹図屏風」は京都の圓光寺が所蔵している重要文化財で、応挙がよく訪れたという竹林があり、その竹林を絵に残したそうです。

圓光寺さんで、この竹林のそばで、「雨竹風竹図屏風」を拝見することが叶えられたら、とても素晴らしいでしょうね。

さて、2016年の教室も今月で終了です。
来月からは本格的に展覧会作品のご相談をお持ち寄りください。

1月22日(第4日曜日)会議室11
2月26日(第4日曜日)2F ビデオシアター


となっております。

それではみなさま、よいお年をお迎えください。


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2016年12月23日

国際墨画会のホームページ

本日12月23日をもちまして、国際墨画会のホームページがリニューアルしました。

新しいURLは http://www.sumi-e.or.jp です。

「水墨画」と検索ワードを打ち込めば、国際墨画会のホームページがトップヒットとなるくらい大活躍し、親しまれてきた旧ホームページでしたが、さらなる飛躍を目指すためにリニューアルとなりました。
ぜひご覧ください。

京都烏丸教室は12月25日が今年最後の授業となります。
竹の後半、風竹・雨竹です。
刷毛をご持参ください。

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2016年12月18日

山本氏の作品展示

京都烏丸教室の山本さんが、JR長岡京駅の地下通路に作品を展示されているのでご紹介いたします。

作品は、墨とアクリルでキャンバス・木・水彩紙などに表現
水墨というより現代美術としてのアプローチで全8点。

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1月5日まで(無料)なので、お近くの方、お時間ある方は立ち寄ってみてください。

<山本> 
JR長岡京の地下の連絡通路を借りて展示しております。
1点 サイズ縦30cm×横3mぐらいの大作 岩の空間を表現した作品や
通路に作品をシンプルにおいて、見せ方を工夫して展示してみました。
山水画に興味のある方や絵の表現に興味のある方見て頂くとありがたいです!





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