2018年03月17日

山水画に使うモチーフ

烏丸日曜教室は先月から山水のカリキュラムに入り、
1回目は、様々な樹木や草の描き方について学びました。
第2回目の今月3月25日は「岩・山」です。

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山水画とは中国で発達した山岳樹木岩石河川などを描く絵画のジャンルで、自然の景色を描く「風景画」のことです。
基礎コースでは日本的な風景画を学んでいきますが、今月の「山」のカテゴリーでは富士山を取り上げます。

富士山には登山されたり、または撮影されたりした方もいるかもしれませんね。
富士山の写真がある人は持ってきてみてください。



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2018年03月06日

梅春


どうやら来週あたり、市内の梅の名所では満開を迎えるようです。
枝垂れ梅で有名な「城南宮」は現在七部咲きだとか。

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上の画像は歌川国芳の錦絵です。
竹の花瓶に枝を自由に曲げた梅を生けて楽しむ様子が描かれています。
京都の宮廷文化だった生け花が、江戸時代には一般庶民にも徐々に広まり、園芸植物の生産が需要を増すようになりました。
中でもいち早く商品化されたのが、お正月の縁起物としての梅だったそうです。
(参考資料:「花開く江戸の園芸」)

wikipediaによると、作者の歌川国芳には「歌川芳梅」という門人がいて、芳梅には「梅春」という門人がいるそうですが、
ちなみにファッション業界では、お正月のセール開けから本格的な春までの時期を「梅春」と言い、まだ寒いけど気分は春、、、的な商品展開がなされます。
作中の女性はよく見てみると、梅の裾模様の着物を着ていますね。


先週末は暖かくなりましたが、また少し季節が逆戻りするみたいです。
気分はもう春ですが、梅見物には暖かくしてお出かけください。




2018年02月26日

2月日曜教室より「樹木・草」

2月25日の烏丸日曜教室は「山水」のカリキュラムに入りました。
今月は、樹木、草の練習です。

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色彩を使わない水墨画の場合、風景の季節感を樹木の葉の様相で表します。
落葉樹は真冬は葉を描かず、夏は潤いのある墨色でたくさん葉を描く、といった具合です。

また、その樹木の特徴を表すため様々な運筆や技法があります。
枝ぶりや樹皮の模様なども重要なポイントです。

水墨画の画題としてよく描かれる、松、梅、桜、柳、杉など、普段から特徴を観察しておきましょう。


来月3月25日は「岩・山」です。
まだまだ風邪が流行っているようなので、どうぞご自愛ください。




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2018年02月20日

2月の烏丸日曜教室

烏丸日曜教室は2月25日(第4日曜日)から『山水』のカリキュラムに入ります。

山水画とは風景画のことで、今月は代表的な樹木や草の描き方を、
来月からは、山、岩、滝、建物、雪景色、、、と続き
風景画によく使われる、様々な表現方法を学びます。

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さて、3月25日が締め切りの展覧会作品の相談は、今月の教室が最終になります。
今月欠席で相談のある方は、23日(金曜日)の夜間教室に、20時頃にお越しください。



タグ:水墨画教室

2018年01月29日

1月日曜教室「カニ・エビ・イカ」

1月28日の烏丸日曜教室は魚介類の後編でした。

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前半でカニ、イカを、後半でエビ3種類の練習をしました。
どれも簡単に描くことができ、お子様にも親しみを持っていただける画題です。
自宅で水墨画家族教室を開催しても楽しいのではないでしょうか。

しかし、シンプルであればあるほどバランスが難しかったりします。
伊勢海老が食卓に上がることがあったら、ぜひ食す前にスケッチをしておきたいものです。(笑)


イカ、、、柔らかい墨色とにじみで、海中を漂っている雰囲気に描いてくださいました。

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やはり生き物なので、描き手のキャラクターが反映されているようなのもいいですね。

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さて、来月2月25日からは新しいカリキュラム「山水」に入ります。
山水の授業の最後には、ご自分のスケッチをもとに作品を仕上げていただくので
今のうちに冬景色を写真に収めておくのも良いかと思います。



タグ:水墨画教室

2018年01月21日

1月の烏丸日曜教室

1月28日の烏丸日曜教室は「魚介類」のテキストから
「エビ・カニ・イカ」の描き方を練習します。

エビは、「手長海老・車海老・伊勢海老」を。
どれも縁起の良いモチーフです。

カニも、脱皮を繰り返すことから「成長のシンボル」「金運アップ」などのシンボルとされています。
カニのハサミはVサインなので、今の時期だと合格祈願に受験生の方に描いてプレゼントするのも良さそうです。

ところで、京都には木津川市に『蟹満寺』という古刹があるそうです。
「古今著聞集」や「今昔物語集」に登場する“蟹の恩返し”の縁起でも有名なのだとか。

京都府観光ガイドのサイトをリンクしておきますね。


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2018年01月18日

国際墨画会展 作品締め切り

2018年度「国際公募 国際墨画会展」の出品締め切りが近づいてまいりました。


2018年3月25日(3月23日〜25日の期間に本部必着)となっております。



締切りが3月末であれば、3月の教室で最終確認することもできるのですが
京都は夜間教室が23日、日曜教室が25日のスケジュールなので
今年も2月の教室で完成に近い状態のものを見せていただくのが望ましいです。


出品予定なのに、1月・2月にどうしても教室に出席できない方は
以下のように相談を受け付けます。

・日曜教室の方→夜間教室にて1月26日・2月23日 午後20時〜

・夜間教室の方→日曜教室にて1月28日・2月25日 午後15時〜


どちらもタイミングによっては、少々おお待ちいただくことがあるかもしれませんが
相談に来られる方は前日までに連絡をお願いします。


徳島阿南教室は3月11日に完成した作品を見せていただけるよう
出品予定の方は、2月11日に必ずラフなりアイデアなり完成品なりをお持ちください。



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またこれから寒波が来そうですが、どうぞ体調を崩されませんように。



 
タグ:展覧会

2017年12月25日

日曜教室より「魚」

12月24日の烏丸日曜教室は、魚介類のカリキュラムから
鮎・鮃・鰈を、それぞれ鉤勒法と没骨法での描き方を練習しました。

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鮃と鰈は顔の向きが違いますが、それ以外にも観察すると体の模様や目のつくりなどにも違いがあります。

没骨法の鮎は泳いでいるところを真上から見たアングルで、
シンプルなので、色紙に描いて差し上げたりするのにもいいと思います。

魚介類は、愛嬌のある表情が楽しいですね。

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クリスマスキャンドルも可愛く描いてくださいました。

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来月は通常どおり1月28日(第4日曜日)です。
伊勢海老・蟹・イカなどを描きます。




タグ:水墨画教室

2017年12月15日

12月の烏丸日曜教室

早いもので2017年もあと2週間で終わりですね。
今月の烏丸日曜教室は12月24日第4日曜日(会議室11)
魚介類のカリキュラムから「鮎」・「ヒラメ」・「カレイ」の練習をします。

お店では、鮎は、切り身ではなくそのままの姿で売られています。
ヒラメやカレイは切り身で見かけることが多いかもしれません。
魚の顔を描き分けるのは難しそうですが
ヒラメ・カレイは特徴的な魚だし、どれも初心者向きの画題です。

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<若冲>


クリスマスイブなので、国際墨画会のyoutubeチャンネル『いっぷんsumi-e』にもアップされている「クリスマスキャンドル」の描き方も紹介したいと思います。



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2017年11月27日

鳥・虫

11月26日の烏丸日曜教室は「鳥・虫」でした。

鳥も虫も水墨画には欠かせないモチーフです。
やはり生き物がいると、絵が生き生きと感じられます。

鳥は、描かれることの多い、スズメとウグイスを練習しました。
若冲、応挙、、、etc、、、名だたる作家の作品にもたくさん登場しています。
見比べてみるとポーズも参考になるし、それぞれに個性があって面白いです。

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虫は、鈎勒法と没骨法での練習を。

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今月は盛りだくさんだったので、時間内に十分練習ができなかったかもしれません。
ぜひ自宅で練習してみてください。


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来月は通常どおり12月24日(第4日曜日)会議室11です。

魚介類の描き方をご紹介します。



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