2016年06月27日

水墨画で雪景色を描く

6月26日の京都烏丸教室は「雪景色」でした。
水墨画で描く風景画には、やはり雪景色は外せません。

テキストの古民家の画像をお手本に、前半ではいつも使っている和画仙に、そして後半は麻紙に描いて違いを確認していただきました。

今日は皆さんの習作をスナップ。

geshii.jpg



雪景色ということで、ドーサ液を使って雪を仕込んでいただきました。

satouu.jpg



雪の空が、どんどん進化して暗雲になり、そして龍が登場

kamoto.jpg



いろいろと試すうちに、刷毛の使い方や、麻紙の特性もわかっていただけたのではないかと思います。


ginkakunaname.jpg


タグ:水墨画教室

2016年06月26日

京都烏丸教室から出品作品その2

東京渋谷教室で出品を終え、4月から京都に移籍されてきたSさんの作品です。
現在は彫刻を学ばれながら、水墨画にも取り組んでいらっしゃいます。
クセのある幹のうねりを表現した筆致が印象的でした。
梅の木の造形ぶりは、彫刻心を刺激する要素があるのかもしれません。

<白梅>
satou.jpg


同じく昨年東京から移籍後、京都でカリキュラムを消化し講師資格を取得されたKさん。
この春からオランダに渡り、現在はアムステルダムで認定教室を開校されています。
工筆画(細密画)で、かなり描き込まれているものの、絶妙な色調で軽やかさも感じます。

<藤花孔雀図>中国美術報社賞
katamine.jpg
(※部分)


最後にわたくしの作品です。

<鳴門>
naruto.jpg

<夏の譜>
natsunosirabe1.jpg

さて、出品された方々は、展覧会場で自分の作品をあらためて見つめ直し、来年の新たな目標を捉えられたようです。

6月も終わりに近づき、今年ももう半分が過ぎ去ってしまいました。
焦る必要はありませんが、テーマ選びに関しては「早すぎる」ということはありません。
また、来年の初チャレンジャーも歓迎いたします。
タグ:展覧会

2016年06月19日

水墨画で雪景色を描く

今月の京都烏丸教室は、通常どおり6月26日(日) 地下会議室11です。

山水画(風景画)のテキストも、あと残り2カリキュラムとなりました。
今月は、「雪景色」で、来月は『自分でスケッチした風景を水墨画で描く』でラストです。

水墨画で雪景色はよく描かれるテーマです。
グレーの空、白い雪、黒く濡れた木々、湿っぽい空気、など、現実の風景が水墨画っぽく見えることもありますよね。

風景画の空(または海)など、大きな面を染めたりぼかしたりする時にはよく「刷毛」を用います。
今月の授業でも刷毛を使って練習しますので、忘れずにお持ちください。
持っていない人はお貸ししますが、1000円前後で買えるものもあるので、この機会に購入されてはいかがでしょうか。


※教室の1日体験をご希望の方※
常時使っている教室は20人定員ですが、予約のシステム上18人の教室に変更になる月があります。
3月以降は、体験希望のお問い合わせを多数頂戴しています。
座席数の関係がありますので、すでに見学&体験を予約された方のキャンセルは、お手数ですが早めにご連絡をお願いいたします。
(現在は在籍者の人数が増えたので、座席の確保上、体験希望の人数を制限させていただいています。必ずメールでお問い合わせください。)
以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。


s_senpai.jpg

第16回 国際公募 国際墨画会展 外務大臣賞 東京渋谷教室S先輩の作品です。




タグ:水墨画教室

2016年06月17日

京都烏丸教室から出品作品

第16回 国際公募 国際墨画会展の会期もあと残すところ4日半(20日16時まで)となりました。

今年も応募数は昨年の記録を更新、中でも初出品の方がグンと増えたと聞いています。
京都烏丸教室からも3名が初挑戦されました。嬉しいかぎりです。

それでは、皆さんの作品をご紹介したいと思います。

<直心>奨励賞
toga.jpg

Tさんは、昨年に引き続き虎を描かれ、今年はさらにスケールアップ、迫力アップで奨励賞を受賞されました。
会場で拝見すると、他の作品を睨みつけ威嚇しているようなスゴ味がありました。


<Dogs have come!>奨励賞
geshiblog.jpg

Gさんは、今年もキャラクター性のあるモチーフをうまく使いこなした独自の作風で奨励賞を受賞されました。
この絵のために縦長の半切サイズあり、と思わせるような構図でした。


<春陽>
miyanaga.jpg

今年初出品のMさんは、クラシックなモチーフの猿で出品されました。
猿の毛のタッチが秀逸で、小鳥との対話も聴こえてきそうな作品です。


<雨あがる>
watadani.jpg

Wさんも初出品。タイトル通り、余白の空に爽やかな風を感じるような、紫陽花の軽快な表現と雀がベストマッチです。
作品の筆致、余白、モチーフ、タイトル、のバランスが見事でした。


<無>奨励賞
yamamoto.jpg

Yさんは、初出品とは思えない貫禄のある作品で初出品ながら奨励賞を受賞されました。
昨年の展覧会で中国山水に感銘を受けられたそうで、一年かけて研究を重ね独自の山水を完成されました。



皆さん、長い時間をかけての成果が現れた作品ばかりでした。
心よりの敬意を表したいと思います。

タグ:展覧会

2016年06月13日

第16回国際墨画会展 祝賀会

8日から開幕した、第16回 国際公募 国際墨画会展 は、たくさんのお客様をお迎えしつつ会期も中盤に差し掛かっております。
先日の11日には、無事に展覧会が開催されたことをお祝いする、恒例の祝賀会が催されました。

party3.jpg


京都烏丸教室からは、初出品の方も含め6名全員が入選し、そのうち3名が見事「奨励賞」を受賞、今回2回目のチャレンジで奨励賞に輝いたGさんは、祝賀会にもご出席されました。

geshi.jpg

表彰式の後の、中国事務局長でいらっしゃる黄先生による書のデモンストレーションは、毎回皆さんが楽しみにしているイベントの一つです。
この後の抽選会で黄先生が書かれた作品が賞品となるので、皆さん、食い入るようにご覧になっています。

party2.jpg

party1.jpg


今年も、テーブルでは会長や来賓の先生方のお話に、ウンウンと頷き、
お互いの作品を称え合い、展覧会の成功を喜び合う笑顔で溢れていました。

出品された全ての皆様、誠におめでとうございます!そしてお疲れ様でした。

会期は乃木坂国立新美術館で6月20日までです。

タグ:展覧会

2016年05月23日

建物のある風景

5月22日の京都烏丸教室は、「建物のある風景」で、前半で広島原爆ドームの写真とお手本を参考に、そして後半は、各自のスケッチをもとに描いていただきました。

まず、風景画を描くときの「遠近感」、近くは大きく見えて遠くは小さく見える、、、という視覚効果をリアルに作画する手法「透視法」を把握してください。

tosihou.jpg


テキストの原爆ドームの描き方は、まずアウトラインを線描きしてから着色する「鈎勒着色法」です。
描き方に迷ったら、この方法が一番わかりやすいと思います。
建物は直線が多くなりますが、線は定規で引いたようなキツい線ではなく、
強弱やカスレなどを使い、質感を表現してみてください。
特に原爆ドームは、爆風・火炎などのダメージを受けて
ブロックやレンガは欠けていたりギジギジなっていたりするはずです。

genbakudomu.jpg


線を目立たせないで描く場合も、木炭や淡墨で下画きした上に描いていくと安心です。


venis.jpg


風景画を描くのは初めて、という方もいらっしゃいましたが、まずは鉛筆でのスケッチから始めてみましょう。

タグ:水墨画教室

2016年05月16日

第16回 国際公募 国際墨画会展

<第16回 国際公募 国際墨画会展>のご案内

DM2016.jpg

◆会期◆ 2016年6月8日〜6月20日 ※火曜日は休館
    10:00〜18:00(入場17:30まで。最終日16:00まで)

◆会場◆ 国立新美術館 3F-A 入場無料 (地下鉄千代田線乃木坂駅より直結)

◆主催◆ 一般社団法人 国際墨画会

◆後援◆ 外務省・文化庁・東京都・朝日新聞社・フジサンケイビジネスアイ
     国立中国美術学院・中国西冷印社

※水墨画無料体験コーナー 13:30〜14:15 / 14:30〜15:15
          (土日は15:30〜16:15の回あり)


日本国内の水墨画作品は、招待作家、会員会友の皆様、U-23枠の方、と年齢層も作風も幅広く、アジア圏からは中国の杭州・上海・西安、台湾、シンガポール、マレーシア、から最高峰の作品が集まります。
U-23枠とは、水墨画の普及と次世代の才能の発掘のため、23歳以下が出品できる特別に設けられたコーナーです。

これらの作品が、国籍も年代もキャリアも飛び越えて一同に会する、類い稀なる展覧会です。
また、水墨画の無料体験コーナーは、お子様からご高齢の方まで超人気のイベントで、毎年定番の催しとなっています。

入場無料ですので、ぜひ皆様お誘い合わせの上、ご高覧くださいますようお願いいたします。







2016年05月07日

GWも終わって

GWはいかがお過ごしだったでしょうか?

旅行に出かけた人、自宅で休養された人、やらなければならない何かに取り組んだ人、お仕事の人、、、
それぞれの連休があったことと思います。

麻水水墨画教室は、2014年5月に初めて京都に国際墨画会認定教室開講のための体験教室を開催してから2年が経ちました。

現在、授業は最終カリキュラムの山水画に取り組んでおり、5月は建物のある風景、6月は雪景色と続き、7月の自由な風景で、24カリキュラムをすべて終え、8月からはカリキュラムの最初「水墨画の基礎」に戻ります。

入会間もない方は勿論のこと、長く通ってらっしゃる方も、基礎に立ち返ることは、ご自分の知識や技量を再確認することができ、繰り返し学ぶことで自信を持てるようになると思います。

今月の5月22日は「建物のある風景」ですが、この日はご自分で描いた建物のある風景のスケッチが必要となります。
どうしても、スケッチに出かける時間のない人は、写真からスケッチを起こしたものを代用してください。

5月22日→2階ビデオシアター

6月26日→地下会議室11



よろしくお願いします。


kishoubuanan.jpg


タグ:水墨画教室

2016年04月24日

渓流・滝を描く

4月24日の京都烏丸教室は、先月から具体的な風景画へと進んでいます。

先月学んだ岩の表現の応用として
岩石が連なった渓流や、崖岩の滝の練習をしました。

どちらも没骨法での抽象的な表現ですが、遠近感のつけ方や強弱のつけ方など
水墨画の風景を描く上で基本となる考え方を学びました。

keiryuu.jpg

taki3.jpg


滝は、縦長のモチーフなので、軸物としてよく描かれる画題です。

作家によって様々な表現があるので、参考にされるといいでしょう。

taki1.jpg

現在春の文化財特別公開中の大徳寺聚光院では、滝で有名な
千住博さんの作品も公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。

なお、来月5月22日(第4日曜日)は、「建物のある風景画」で、ご自分で描かれた建物のスケッチが必要となります。
忘れないようにご準備ください。
お部屋は2階ビデオシアターです。

よろしくお願い致します。



タグ:水墨画教室

2016年04月22日

4月24日は風景画「渓流」・「滝」です

「渓流」・「滝」は水墨画の山水画でも、よく取り上げられる画題です。
特に滝は縦長の構図に大変適したモチーフでもあり
表現方法も写実的なものから抽象的なものまでバリエーションを持ちます。

4月24日は、短冊などに描ける、滝のシンプルで抽象的な描き方、
先月の「岩・山」で学んだ表現の応用として、滝と渓流の描き方をご紹介したいと思います。

なお、4月24日は、いつものお部屋から二階のビデオシアターに変更になっています。

よろしくお願い致します。


yosiminetaki.jpg





タグ:水墨画教室