2017年10月17日

水墨画の技法「乱針法」

MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十六回「乱針法・松」

今年は水墨画のいろいろな技法にチャレンジしてきましたが、次回が最終回です。
ラストは、日本水墨画の最高峰と言われている長谷川等伯筆『松林図屏風』のような松を描いてみよう、という大胆な試みをします。

ちょうど京都国立博物館で開催中の「国宝展」では、10月31日から11月12日までの期間に公開されます。
是非是非、そちらをご覧になってワークショップにもご参加ください。

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◆日時:2017年11月18日(土)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
    (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。


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2017年10月14日

水墨画で白抜きする方法

10月14日のMASUI×GACCOH 水墨画ワークショップは「白抜き・雪竹」でした。

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水墨画では、「白」の部分を紙の白そのままを残して描きますが
細かい描写など白を残しながら描くことが難しいモチーフや部分は
墨で染まらないよう、言わば防染剤のような働きをしてくれる材料を使います。

今回は雪を白で残すため、そんな画材の代わりに「牛乳」を使ってみました。

まずは、何も描いていない紙に、牛乳だけで雪を描きます。
そして、牛乳が完全に乾いてから、通常どおり竹を描いていくと
牛乳雪が白く浮き出て来ます。

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画像では少し解り辛いですが。背景を薄墨で染めないバージョンも、うっすら乳白色が残って、一面白い雪景色の中に雪が降ってるような雰囲気になってました。

牛乳雪の降らせ方も、皆それぞれ。
大粒の雪もあれば、粉雪のように舞い散る雪もあり。。。
皆さんの雪竹は大成功でした。(^_^)

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来月11月18日はいよいよ今年の「技法シリーズ」最終回です。
京博で開催中の「国宝展」で長谷川等伯『松林図屏風』が10月31日から公開されるのに合わせ「松」に挑戦します。




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2017年09月19日

刷毛で「竹」を描く

9月16日のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップは「両隈法・竹」でした。

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基本の運筆の練習として、今までも幾度となく「竹」は取り上げてきましたが、
今月はいつもの筆ではなく刷毛で描きました。

「隈」とは陰、濃いところ、というような意味があります。
すなわち、両隈とは両側が濃い、ということ。

刷毛の穂の両サイドから真ん中に向かって薄くなるようにグラデーションを仕込み、竿の一節を一筆で描きます。

色彩を使わない水墨画の場合、墨に水を加えることであらゆる「グレー」の階調を生み出し、濃淡の変化や綺麗なグラデーションを駆使することで、立体感・遠近感・質感などを表現することが重要になってきます。


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先月初参加の、小学3年生のS君が今月も来てくれました。
2回目なので筆や墨の使い方にも慣れてきたかな?
グラデーションはバッチリでした。

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来月は、今月学んだことが活きてきます。
牛乳を使って雪を降らせます。『雪竹』です。

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2017年08月25日

水墨画の技法「両隈法」


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十四回「両隈法・竹」

9月に取り上げる技法は両隈法(りょうぐまほう)です。
「隈」は濃い色・陰という意味で、対象物の両側が濃くなるように描く方法。
さらにグラデーションを付けることにより立体感を表現できます。
今回は筆ではなく刷毛を使って描いてみます。


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刷毛を使う作業上の理由から手が汚れやすいので、服などに墨が付いてしまわないようエプロンをご持参いただいたり、汚れてもあまり差し支えない服装でお越しくださるようにお願いします。


◆日時:2017年9月16日(土)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
    (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。





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2017年08月20日

水墨画の技法「たらし込み」


8月19日のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップは「たらし込み・梅」でした。

「たらし込み」とは、先に描いた墨が乾ききらないうちに、違う濃度の墨を「たらして」、モノの質感を表現したりや風情に味を加えたりする描法です。

一昨年の琳派イヤー特集で取り上げた「たらし込み」のワークショップでは「ふぐ」を描きました
今回は梅の枝をたらし込みで表現しました。
紙は、一番ポピュラーで入手しやすい、加工なしの「画仙紙」で試してみました。

梅はとても難しい画題ですが、今回の最年少は小学3年生の男子!(右の作品)
いい味出てますね d(>_・ )

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他には、中学3年生の女子や、中学校の授業の参考に、と美術の先生も参加してくださいました。
今年の教科書改訂後は、高校美術にも水墨画が取り入れられています。


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来月は9月16日土曜日、技法は「両隈法」で、刷毛を使って竹を描きます。


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2017年07月26日

水墨画の技法「たらし込み」

MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十三回「たらし込み・梅」


次回の「たらし込み」は、先に描いた墨が乾かないうちに違う濃度の墨やドーサ液などを「たらし」て、対象物の質感や見た目の風情を加味する描法です。
この技法を使って梅の枝や幹を表現します。

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梅は「四君子」の一つでもあり、水墨画では代表的な画題なので、ぜひ体験していただきたいです。


◆日時:2017年8月19日(土)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
    (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。

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2017年07月16日

歳時記を見ると7月12日頃は「蓮始華」はすはじめてはなさく。
蓮の花が咲き始める頃を言うそうです。

7月15日のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップは「溌墨法・蓮」でした。

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溌墨法は筆のタッチや墨の味などを最大限活かして描く、抽象画に近い表現なので
マニュアル通りに描く画題とは違って、最初は少し戸惑ってしまったかもしれません。

例えば写真を再現するように写実的に描く、、、のならば明確な「ゴール」があるわけですが、今回のようなテーマでは、短時間で感覚をつかむことは難しかったと思います。

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しかしながら、何枚も練習するうちに、皆さんそれぞれの個性が出てきました。

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いかがでしたでしょうか?

水墨画の技法には、繊細に丁寧に描く表現とはまるで逆の、こんなアクティブな表現もあることを知ってもらえたら、ますます楽しくなるのではないかと思います。


さて次回は8月19日(土曜日)『たらし込み・梅』です。

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2017年06月30日

水墨画の技法「溌墨法・蓮」

MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十二回「溌墨法・蓮」

次回の技法「溌墨法」は大量の墨を付けてはね散らすように素早く描いて、濃淡・にじみ・カスレをつけながら描く技法。
繊細に写実的に描く表現とは違い、筆の勢いやアジを楽しむアクティブな描法です。

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◆日時:2017年7月15日(土)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
    (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。


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レクチャースペースGACCOHの近くにある相国寺の池でも蓮の花が咲き始めてます、ぜひ季節の画題をお楽しみください。


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2017年06月25日

岩と鴉

6月24日のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップは、「破筆法・岩と鴉」でした。

岩の描き方にはいろいろありますが、「岩10年」と言われ、
長い時間修練が必要とされる難しいモチーフです。
今回は破筆法という、穂先をバラけさせて、変化のある線を描く技法でのチャレンジでした。

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一筆で勢いのあるカッコイイ線を、
あるいは、一筆で味のある複雑な線を、
また、あるいは一筆で対象物の質感を表す線を。

これらは水墨画の醍醐味とも言えますが、とてもとても難しいことです。


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常連の小1のSちゃんは、思う存分に奔放な線を描いてくれました。

鳥の羽毛は、同じ破筆法でも穂のさばき方を微妙に変えたり
運筆や筆圧を変えたりして描き分けました。

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短時間でしたが、みなさんこの通りの素晴らしい出来栄えです。

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今回は、わざわざこのために愛媛県から日帰りで参加してくださった方がいらっしゃいました。
とても学ぶ意欲のある女性でした。有り難うございました。


次回は7月15日(土)「溌墨法・蓮」です。



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2017年05月31日

水墨画の技法「破筆法」


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十一回「破筆法・岩と鴉」

次回の技法は「破筆法」です。筆の穂をバラけさせて、鳥、動物の毛や、岩山を描く方法です。
特に破筆法で描く岩(山)は、ご自分の感覚で自由に描く要素が強いので、楽しんでいただけると思います。

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◆日時:2017年6月24日(土)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
    (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。


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posted by MASUI at 13:38| Comment(0) | GACCOHワークショップ