2017年08月20日

水墨画の技法「たらし込み」


8月19日のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップは「たらし込み・梅」でした。

「たらし込み」とは、先に描いた墨が乾ききらないうちに、違う濃度の墨を「たらして」、モノの質感を表現したりや風情に味を加えたりする描法です。

一昨年の琳派イヤー特集で取り上げた「たらし込み」のワークショップでは「ふぐ」を描きました
今回は梅の枝をたらし込みで表現しました。
紙は、一番ポピュラーで入手しやすい、加工なしの「画仙紙」で試してみました。

梅はとても難しい画題ですが、今回の最年少は小学3年生の男子!(右の作品)
いい味出てますね d(>_・ )

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他には、中学3年生の女子や、中学校の授業の参考に、と美術の先生も参加してくださいました。
今年の教科書改訂後は、高校美術にも水墨画が取り入れられています。


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来月は9月16日土曜日、技法は「両隈法」で、刷毛を使って竹を描きます。


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2017年07月26日

水墨画の技法「たらし込み」

MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十三回「たらし込み・梅」


次回の「たらし込み」は、先に描いた墨が乾かないうちに違う濃度の墨やドーサ液などを「たらし」て、対象物の質感や見た目の風情を加味する描法です。
この技法を使って梅の枝や幹を表現します。

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梅は「四君子」の一つでもあり、水墨画では代表的な画題なので、ぜひ体験していただきたいです。


◆日時:2017年8月19日(土)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
    (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。

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2017年07月16日

歳時記を見ると7月12日頃は「蓮始華」はすはじめてはなさく。
蓮の花が咲き始める頃を言うそうです。

7月15日のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップは「溌墨法・蓮」でした。

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溌墨法は筆のタッチや墨の味などを最大限活かして描く、抽象画に近い表現なので
マニュアル通りに描く画題とは違って、最初は少し戸惑ってしまったかもしれません。

例えば写真を再現するように写実的に描く、、、のならば明確な「ゴール」があるわけですが、今回のようなテーマでは、短時間で感覚をつかむことは難しかったと思います。

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しかしながら、何枚も練習するうちに、皆さんそれぞれの個性が出てきました。

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いかがでしたでしょうか?

水墨画の技法には、繊細に丁寧に描く表現とはまるで逆の、こんなアクティブな表現もあることを知ってもらえたら、ますます楽しくなるのではないかと思います。


さて次回は8月19日(土曜日)『たらし込み・梅』です。

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2017年06月30日

水墨画の技法「溌墨法・蓮」

MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十二回「溌墨法・蓮」

次回の技法「溌墨法」は大量の墨を付けてはね散らすように素早く描いて、濃淡・にじみ・カスレをつけながら描く技法。
繊細に写実的に描く表現とは違い、筆の勢いやアジを楽しむアクティブな描法です。

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◆日時:2017年7月15日(土)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
    (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。


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レクチャースペースGACCOHの近くにある相国寺の池でも蓮の花が咲き始めてます、ぜひ季節の画題をお楽しみください。


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2017年06月25日

岩と鴉

6月24日のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップは、「破筆法・岩と鴉」でした。

岩の描き方にはいろいろありますが、「岩10年」と言われ、
長い時間修練が必要とされる難しいモチーフです。
今回は破筆法という、穂先をバラけさせて、変化のある線を描く技法でのチャレンジでした。

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一筆で勢いのあるカッコイイ線を、
あるいは、一筆で味のある複雑な線を、
また、あるいは一筆で対象物の質感を表す線を。

これらは水墨画の醍醐味とも言えますが、とてもとても難しいことです。


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常連の小1のSちゃんは、思う存分に奔放な線を描いてくれました。

鳥の羽毛は、同じ破筆法でも穂のさばき方を微妙に変えたり
運筆や筆圧を変えたりして描き分けました。

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短時間でしたが、みなさんこの通りの素晴らしい出来栄えです。

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今回は、わざわざこのために愛媛県から日帰りで参加してくださった方がいらっしゃいました。
とても学ぶ意欲のある女性でした。有り難うございました。


次回は7月15日(土)「溌墨法・蓮」です。



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2017年05月31日

水墨画の技法「破筆法」


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十一回「破筆法・岩と鴉」

次回の技法は「破筆法」です。筆の穂をバラけさせて、鳥、動物の毛や、岩山を描く方法です。
特に破筆法で描く岩(山)は、ご自分の感覚で自由に描く要素が強いので、楽しんでいただけると思います。

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◆日時:2017年6月24日(土)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
    (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。


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2017年05月21日

水墨画の技法「筋目画き」

早いもので、MASUI×GACCOH水墨画ワークショップは、今月で30回を数えました。
5月20日の画題は「筋目書き・鯉」でした。

昨年の若冲生誕300年では、幾度となく取り上げた「筋目画き」です。

まずは、水分量や墨色の違いで、画仙紙に筋目が現れる原理を確かめながら練習をしていただきました。


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そして、いよいよ鯉です。
木炭で軽くアタリをつけて構図を取ります。

若冲の水墨画のほとんどは、濃中淡の三段階の墨色で描かれ
コントラストや線のスピード感で、絵に軽快さを出しています。


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今回は小学2年生の男子が、「海北友松の展覧会を見て水墨画に目覚めた」ということで初参加してくださいました。

左側は常連のSちゃんの作品、かなり上達しました。
墨色の使い分け、水の表現の筆さばき、など水墨画感が表現できてきました。

右側は男子Tくんの作品。男の子らしく力強く描いてくださいました。

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他の皆様も、見事なウロコの出来栄え。

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この日の京都は5月だというのに気温が30℃近くになるという夏日でしたが、多くの方に来ていただきました。
ありがとうございました。

次回は6月24日土曜日「破筆法」です。

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2017年04月22日

水墨画の技法「筋目画き」


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十回「筋目画き・鯉」

次回の技法は「筋目画き」です。
昨年の若冲生誕300年企画で、何度か取り上げた技法ですが
やはり「筋目画き」は外せない、ということで、また若冲先生の絵をお手本に
鯉に挑戦してみたいと思います。(ウロコを筋目画き)

ちなみに昨年は龍のウロコを筋目画きで描きました。
その時のリポートはコチラです。

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◆日時:2017年5月20日(土)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。

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京阪出町柳駅2番出口を出て(左角はファミリーマート)右へ(東へ)約3・4分、
自転車屋さんの脇の細い路地を右折、突き当たりを右折すぐ左手にあります。
お向かいは、赤い壁のゲストハウスです。





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2017年04月16日

水墨画の技法「破墨法」

4月15日のMASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第二十九回は「破墨法・山水」でした。

「破墨法」とは先に描いた色調を「破る」こと。
先の墨が乾かないうちに、違う階調の墨色を差し、絵に立体感や生動感を与える描法です。

今回は雪舟の破墨山水図をお手本に抽象的な「山」に挑戦してみました。


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この春からピカピカの小学校一年生になったSちゃんが、ワークショップに戻ってきてくれました。
新しい春を迎えて意欲も満々です。
山と同じ描き方で「かき氷」も試していただきました。

雪舟の破墨山水図は、かすれがあることから、スピード感を持って描いてあると思われます。
躊躇せずに筆を置く、、、1年生のSちゃんは、我々大人が戸惑ってしまうことも
難なくやって見せてくれました。

京博で開催中の海北友松展でも、抽象的な山水が出品されていたので、行かれる方は注目してみてください。

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次回は、5月20日土「筋目画き」です。
また若冲先生にお世話になります。


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2017年03月25日

『破墨法』ワークショップ


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第二十九回「破墨法・山水」

今年は一年を通して水墨画の様々な技法を取り上げます。
初回の三墨法に続きまして、2回目は「破墨法」です。

破墨法とは、先に描いた墨が乾かないうちに濃度の違う墨を入れて、濃淡の変化で立体感を出す表現方法で、山や岩、山水を描く時などに使われます。
破墨山水で有名なのは、雪舟「破墨山水図」。
これは中墨の岩山に、濃墨で木々(?)などを描き込んでいます。

まず、単体の岩山から練習してみましょう。
そして最後はご自分なりの山水にトライしてみましょう。

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◆日時:2017年4月15日(土)14:00-16:00

◆場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口・市バス『出町柳駅前」より徒歩5分)

◆参加費:一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 (画材費込み 道具はすべてこちらで用意)

◆参加方法:こちら専用HPの「お申込みフォーム」からエントリーをお願いします。



posted by MASUI at 08:12| Comment(0) | GACCOHワークショップ