2019年03月17日

「扇面に描く・鶴」

3月16日のワークショップは「扇面に描く」の第2弾で
先月とはまた違った形の扇面に鶴を描きました。

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今回の鶴は、琳派の大御所、俵屋宗達と本阿弥光悦の共作
「鶴図下絵和歌巻」の、宗達画の鶴がモデルになっています。

宗達の鶴は、金泥・銀泥で描かれていますが
ワークショップではこれを墨で、直筆で頭から胴体を、
翼の部分は左右それぞれ側筆で描いてみました。

説明的なラインを削ぎ落としたシルエットで描かれた宗達の鶴を
ちょうどいいバランスになるように再現するのは至難の技でしたが
練習の甲斐あって、皆さん最後は仕上げることができました。

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この墨で描く宗達の鶴に挑戦するのは3度目になります。
MASUI×GACCOH水墨画ワークショップならではの、とても京都らしい画題です。
また来年度も登場するかもしれません。


後半、少しだけ余った時間で、山田玉雲先生のお手本を参考に
もう少しリアル寄りの鶴も描いてみました。

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せっかくなので、ぜひオリジナルの扇子を作ってみてくださいね。



来月は4月13日土曜日、「円窓」に菊の花を描きます。
詳細はこちらからどうぞ。



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2019年02月19日

3月のワークショップ


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第五十一回
「扇面に描く・鶴」



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「扇面に描く」ワークショップ第2弾は「鶴」です。



2015年の琳派400年記念の年に、京都では大々的にキャンペーンが打ち出されていて、琳派を代表するアイコンとして「鶴図下絵和歌巻」に描かれた鶴をよく目にされたと思います。
3月のワークショップでは、この鶴をモチーフにしてシルエットで鶴を描いてみたいと思います。

「鶴図下絵和歌巻」とは、俵屋宗達が鶴を、本阿弥光悦が文字を書きコラボレーションをした絵巻物で、国の重要文化財に指定されている作品です。
「鶴図下絵和歌巻」の鶴は銀の絵の具で描かれているのですが、これを水墨画の練習として描けるようにアレンジしました。ぜひ挑戦してみてください。

【日時】2019年3月16日(土)

前半 12:30〜14:30
後半 15:00〜17:00
※前半、後半、ご希望の時間帯にご参加ください。
 
【会場】京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
【参加費】各回一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しておりますので特に必要な道具はございません。)


参加ご希望の方は、こちら申し込み専用のサイトからチケットを購入してください。


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2019年02月17日

扇面に描く・白梅


2月16日のワークショップは「扇面に描く・白梅」がテーマでした。
2019年は様々な形状の紙面に描くことをテーマとしております。

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扇面画は、そもそも扇子に仕立てるための絵ですが、その独特の形状に描く、または鑑賞することが一つの楽しみとして確立されています。

四角の紙面に描くのとは違い、余白の残し方やモチーフの配置などがとても難しいので、今回は酒井抱一の扇面画に倣って描きました。
シンプルでありながら、絶妙なバランス感で描かれています。


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酒井抱一といえば江戸時代の琳派の絵師です。
琳派の祖といえば、建仁寺にある風神雷神図屏風を製作した俵屋宗達、とされています。
この俵屋宗達は。扇絵を中心とした屏風絵や料紙の下絵など、紙製品全般の装飾を制作していたと考えられていて、京都では「俵屋」の扇がもてはやされたと当時の文献には記されているそうです。



さて、来月(3月16日)も「扇面」にトライします。
宗達つながりで、本阿弥光悦とコラボした重要文化財「鶴図下絵和歌巻」の鶴をお手本に、シルエットで描く「鶴」に挑戦してみたいと思います。






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2019年01月21日

2月のワークショップ


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第五十回
「扇面に描く・白梅」




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出町柳のレクチャースペースGACCOHで開催している、水墨画ワークショップは次回で五十回を迎えます。
2014年5月からスタートし、今年は5年目になります。
近年は、毎回必ず参加してくださる熱心な受講者も増え、
少人数ながらも、賑やかなワークショップを開催できるようになりました。
これもひとえに水墨画を楽しんでくださる受講者の皆様のおかげです。
心より感謝申し上げます。

さて、次回は「扇面」にチャレンジです。
扇面とは、扇子の形をした紙面のことで、もちろん、後々扇子に仕立てるために描く下絵であったりしますが、直線と曲線との組み合わせによる変形した紙面に描くには工夫が必要でありますし、また、その約30センチほどの小さな紙面の作品を鑑賞する面白さもあり、一つの表現様式として確立されているものです。

今回の画題は「梅」ですが、酒井抱一の扇面画「梅図」をお手本にして、できるだけシンプルにしてみました。
いつものように画仙紙に練習をしてから、最後に扇面に仕上げていただきます。


【日時】2019年2月16日(土)

前半 12:30〜14:30
後半 15:00〜17:00
※前半、後半、ご希望の時間帯にご参加ください。
 
【会場】京都出町柳 GACCOH
(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
【参加費】各回一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しておりますので特に必要な道具はございません。)

参加ご希望の方は、こちら申し込み専用のサイトからチケットを購入してください。


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2019年01月20日

「色紙に描く・晴竹」


1月19日のワークショップは「色紙に描く・晴竹」でした。

2019年のワークショップのテーマは、色紙、短冊、扇面など様々な形状の紙面に描いてみよう、というものです。
第一回目は墨画ではスタンダードな画題の「晴竹」を色紙に仕上げました。

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常連の参加者さんも、色紙に描くのは初めての方も多く、いつもの画仙紙とは違う描き味だったので、戸惑った部分も見受けられましたが、新鮮さを感じていただいたようでした。
新年にもふさわしい画題ですので、ぜひご自宅に飾ってくださいね。


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来月のMASUI×GACCOH 水墨画ワークショップは2月16日(土)で、扇面に白梅を描きます。
とてもシンプルなお手本を用意していますので、初めての方もぜひご参加ください。


来月以降のスケジュールは

2月16日、3月16日、4月13日です。
予定は事情により変更される場合がありますので、必ず申し込みサイトのスケジュールを確認の上お申し込みください。












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2018年12月11日

1月のワークショップ

2018年のMASUI×GACCOH 水墨画ワークショップは、「歳時記・七十二候」をテーマに季節の画題を練習してきました。
2019年は、これまでの画仙紙だけではなく、色紙、扇面、短冊、ハガキなど、様々な形の紙面に描いてみようと思います。



新テーマの第一弾は『色紙に描く・竹』

いつものように画仙紙にお稽古をしてから、最後は色紙に作品を仕上げます。
新春らしい画題ですし、仕上がった色紙はそのまま飾ることができます。


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【日時】2019年1月19日(土)
前半 12:30〜14:30
後半 15:00〜17:00
※前半、後半、ご希望の時間帯にご参加ください。
 
【会場】京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
【参加費】各回一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しておりますので特に必要な道具はございません。)


参加ご希望の方は、こちら申し込み専用のサイトからチケットを購入してください。


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2018年12月09日

亥と松竹梅


12月8日今年最後のワークショップは、来年の干支「亥」と、お正月の縁起物「松竹梅」を描きました。

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亥は、みなさんとても可愛らしくかけていたので、ぜひ年賀状にも活用してください。

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松竹梅では、梅花の柔らかい曲線と枝の緩急ある線、松葉の鋭くまっすぐな線、竹葉の強弱のある線、と、たくさんの線を練習できました。


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ところで、画仙紙はそのままだと描いた部分と余白の部分の収縮差で
紙に凹凸ができてしまいます。

これを解消するには、完全に墨や落款が乾いてから、全体を霧吹きなどで濡らします。
そして自然乾燥し、完全に乾いてからアイロンをかければキレイになります。

新年には額に飾ってお楽しみください。




2018年のMASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ は全て終了しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

2019年は、また新たなテーマをご用意してお待ちしています。
次回は1月19日(土)、テーマは「『色紙に描く・竹』
新年の幕開けにふさわしい「晴竹」を描きます。

竹は、基本的な筆の使い方や技法を学べるわかりやすい画題なので、
初体験の方には非常にオススメの画題です。
新しい年に水墨画を体験したいとお考えの方、ぜひこの機会にお越しください。



posted by MASUI at 13:47| Comment(0) | GACCOHワークショップ

2018年11月20日

12月のワークショップ


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第四十八回「亥と松竹梅」

早いもので、『歳時記・七十二候』をテーマにしてきたワークショップは、次回が2018年の最後になります。

画題は年賀状にも活用できるようなシンプルな「亥」と、お正月らしい吉祥のモチーフ「松竹梅」です。

竹の葉は、11月のモミジとほぼ同じ描き方なので、モミジをたくさん練習をした人は、すぐに感覚をつかめると思います。梅と松葉は「線」の構成です。


ぜひ今年の締めくくりにご参加ください。


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【日時】2018年12月8日(土)
前半 12:30〜14:30
後半 15:00〜17:00
※前半、後半、ご希望の時間帯にご参加ください。
 
【会場】京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
【参加費】各回一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しておりますので特に必要な道具はございません。)


参加ご希望の方は、こちら申し込み専用のサイトからチケットを購入してください。


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posted by MASUI at 18:24| Comment(0) | GACCOHワークショップ

2018年11月18日

「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」

11月17日のワークショップは「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」でした。

今年は例年よりも季節の移ろいが遅いようですが、下鴨神社や銀閣寺からも近い出町柳界隈には、いつもより多くの人々が訪れていたように思います。

観光シーズンピーク時は、バスの乗客が多すぎて乗車できないこともあるので、大事をとって早めに家を出たため、早く着きすぎてしまいましたが、とてもお天気が良かったので、鴨川河川敷でお昼のおにぎりを食べてから行くことにしました。

でも、この辺りでお弁当を食べるときは要注意!
トンビがたくさん上空を旋回しながら、食べ物を横取りしようと狙っています。




さて、画題はモミジとスズメです。

スズメはどんな木にもとまるし、どこにでもいるので、絵に組み合わせるとほぼ違和感なくハマります。
斜め後ろからのアングルなので顔はほとんど見えないにもかかわらず、皆どれも可愛いスズメになりました。

モミジは竹の葉と同じ描き方で、大小7枚つなぎ合わせるとモミジになります。
単純な線です。ぜひご自宅でも練習してみてください。


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後半の時間帯は、偶然に3人の海外からの留学生が揃いました。
イスラエル、チリ、アメリカ出身の美しき彼女たちは、日本語も水墨画も堪能です。

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この日は前半・後半どちらも満席で、たくさんの方々にご参加いただきました。

学校の授業で水墨画がスタートするのでその予習に、と初参加してくれた中学生男子君、来てくれてありがとう。
また練習しに来てくださいね!!



次回は12月8日(土)で、新年の吉祥モチーフ「松竹梅」や干支の「亥」を予定しています。





posted by MASUI at 10:53| Comment(0) | GACCOHワークショップ

2018年10月24日

11月のワークショップ


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第四十七回「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」

11月2日〜6日のころは、七十二候で楓蔦黄(もみじつたきばむ)、
木々の葉が紅や黄に染まる頃のこと。
ワークショップの画題はズバリ「もみじ」です。
一年を通して一番登場頻度の高いスズメとペアで描いてみたいと思います。

もみじは同じモチーフの繰り返しになります。
今回はシンプルな画面構成なので、初体験の方も安心してご参加ください。

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【日時】2018年11月17日(土)
前半 12:30〜14:30
後半 15:00〜17:00
※前半、後半、ご希望の時間帯にご参加ください。

【会場】京都出町柳 GACCOH
(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
【参加費】各回一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しておりますので特に必要な道具はございません。)


参加ご希望の方は、こちら申し込み専用のサイトからチケットを購入してください。


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posted by MASUI at 09:56| Comment(0) | GACCOHワークショップ