2018年04月09日

5月のワークショップ


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第四十一回
「麦秋至(むぎのときいたる)」


5月31日から七十二候では「麦秋至(むぎのときいたる)」。
秋という字がありますが、麦の穂が実り始める頃なので、麦にとっては実りの秋ということになります。
「麦秋(ばくしゅう)」は夏の季語だそうです。



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前回から時間帯が2回に分かれています。

【日時】2018年5月13日(日)
 前半 12:30〜14:30
 後半 15:00〜17:00
【会場】京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
【参加費】一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しておりますので特に必要な道具はございません。)

参加ご希望の方は、こちら申し込み専用のサイトからチケットを購入してください。



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2018年04月08日

『玄鳥至』


4月7日のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップのテーマは「玄鳥至(つばめきたる)」。
柳に燕を描きました。

玄鳥とは燕のことで、七十二候では4月5日前後に、越冬した燕が南から日本にやってくる時期のことを言います。


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今回のポイントは、柳の葉を描く時の直筆の運筆と、燕の翼の側筆から直筆へ移行する運筆の練習でした。

燕は、紙飛行機を飛ばした時のように、風を切りながら飛びます。
風に乗ったスピード感を表すには、翼の先端や尾をやや掠れさせると良いです。

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ところで、日本で燕は個体数が減少しているのだとか。
原因は、西洋家屋が増えて、巣を作る場所が少なくなったこと
巣を作っても人の手で壊されてしまうこと
餌や巣作りに適した、自然や農耕地が減少したこと

など、他にもいくつか原因があるそうです。

日本野鳥の会のサイトに、燕の現状や調査結果など詳細が記載されています。

https://www.wbsj.org/nature/research/tsubame/decrease.html


さて、来月5月13日(日曜日)は「麦秋至」がテーマです。
麦を描く練習をします。




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2018年03月19日

4月のワークショップ

MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第四十回
「玄鳥至(つばめきたる)」


「七十二候」で4月4日頃から8日頃のことを、このように言います。
玄鳥とはつばめのこと。「玄」は黒という意味があるので、玄鳥で黒い鳥。
冬の間暖かい地方で越冬したツバメが日本に飛来する頃のことです。

ツバメが軒先に巣を作ると、その家は幸運に恵まれるという言い伝えがあるように縁起のいい鳥とされています。

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4月は時間帯が2回に分かれています。

【日時】2018年4月7日(土)
 前半 12:30〜14:30
 後半 15:00〜17:00
【会場】京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
【参加費】一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しておりますので特に必要な道具はございません。)

参加ご希望の方は、こちら申し込み専用のサイトからチケットを購入してください。


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2018年03月18日

さくらはじめてひらく 桜始開

2018年のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップでは『歳時記』をテーマにしています。

3月は『桜始開(さくらはじめてひらく)』
七十二候では3月25日頃からのことをこのように言います。

レクチャースペースGACCOHがある、出町柳の桜は蕾の先端がピンク色になってきました。
来週は雨が多いそうなので、お天気が回復する週末の24、25日あたりにちょうど開花するかもしれませんね。

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今月のポイントは、桜の樹皮の模様の表現と、桜らしい花弁を線描きで描く練習でした。

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水墨画初体験の方も何人か来てくださったので、
いつものように穂にグラデーションを作る練習からスタート。

花弁の線描きを苦戦されていた方もいらっしゃいましたが、練習する時間があまりとれなくてごめんなさい。
でも、枝のグラデーションや枝の模様は、皆さんとてもよく描けていました。

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常連のSちゃんの作品は、いつもオリジナリティがあります。
たくさん小さな葉っぱを描いてくれたみたいです。
桜らしい枝の模様がよく描けていますね。

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次回4月7日は「玄鳥至」
玄鳥とはツバメのこと。柳にツバメを描きます。

最近、募集締め切り後もたくさんの方からお問い合わせをいただくようになりましたので、ご希望の皆様に参加していただけるよう、4月7日は2回開催することになりました。

【日時】2018年4月7日(土)
 前半 12:30〜14:30
 後半 15:00〜17:00

どうぞよろしくお願いします。


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2018年02月22日

3月のワークショップ


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十九回「桜始開(さくらはじめてひらく)」

今年は「歳時記・七十二候」がテーマです。
3月は「桜始開(さくらはじめてひらく)」。3月25日頃の桜が咲き始める季節のことです。

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【日時】2018年3月17日(土)14:00-16:00

【会場】京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)


今年から申し込み時にチケットを購入するシステムになっています。
このイベントはすでに定員に達したため、販売は終了しています。



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2018年02月18日

黄鶯睍v

2018年度のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップが2月17日から始まりました。

今年のテーマは「歳時記(七十二候)」です。
2月は『黄鶯睍v』。里山で鶯が鳴き始める頃を言い、今年は2月9日から13日になります。

というわけで、梅の枝にとまる鶯を描きました。

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水墨画では対象物を簡略化して描く場合、いかにその特徴を捉えるかがポイントになります。
梅は、幹はうねうねしていますが、枝は直線的です。
鶯は他の小鳥と比べると頭から背中のラインが平らで、目の両脇に影のようなラインが見えます。


常連の小学生お二人の作品です。
二人とも、「かすれ」を使って枝のカサカサした感じを表現してくださいました。

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生き物を描くと、女子が描かれる絵はやはり女性っぽい可愛らしい顔になりますね。
梅のふっくらした感じを、とても美しく描いてくださった方もいらっしゃいました。

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梅は、とても難しい画題です。
短時間では満足に練習できなかったかもしれません。
そろそろ梅が咲き始めますので、ぜひ枝ぶりなどを観察しご自宅でも練習してみてください。

そして、東京から見学に来られたお客様も、2時間お付き合いいただきありがとうございました。



来月は3月17日、桜を描きます。




posted by MASUI at 09:55| Comment(0) | GACCOHワークショップ

2018年01月15日

2018年のワークショップ

先週からの最強寒波はピークを過ぎたようです。
洛北方面はうっすら雪が積もったみたいですね。

さて新しい年になり、出町柳でのMASUI×GACCOH水墨画ワークショップのテーマも新しくなります。

2015年は「琳派」
2016年は「若冲」
2017年は「水墨画の技法」

というテーマでしたが、今年2018年は「歳時記」です。
主に七十二侯からモチーフをピックアップしていきます。

初回は2月17日(土)『黄鶯睍v(うぐいすなく)』

山里でウグイスが鳴き始める2月9日から13日頃のこと。


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すでに定員に達してしまったため、募集は締め切らせていただいていますが
その次は3月17日を予定しています。





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2017年12月10日

2018の干支

12月9日、今年最後のワークショプは、来年の干支「戌」にちなみ狛犬を描きました。

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狛犬とは、神社やお寺の入り口にある左右一対の石像で、想像上の生物です。
普段から見慣れているものですが、実は左右で違いがあります。

口が開いているものと閉じているもの、角があるものとないもの。

口を開けているのが獅子で、閉じて角のあるのが狛犬なのだそう。

狩野永徳が描いたのは「唐獅子」です。


2017年は「水墨画の技法を学ぶ」というテーマで様々な技法を取り上げてきましたが、今月は主に線描きの練習をしました。
最初は木炭で当たりをつけ、強く太く描く部分や、線の強弱をつけるポイントなどに注意しながら描いていきました。

狛犬のたてがみは「破筆法」で。

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小学2年生のS君は、たてがみが風に乱れているようなワイルドな狛犬に描いてくれました。


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後半は、恒例、年賀状サイズの紙に簡単な「張子の犬」を。

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アイロンでくっつけることができるハガキサイズの和紙も市販されてますので
ぜひご活用ください。


さて、今年もたくさんの皆様にワークショーップに参加していただきましたこと、お礼申し上げます。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2018年のテーマは「歳時記」です。
七十二侯から画題をピックアップし、次回2月17日は『黄鴬睍v( うぐいすなく)』

「梅にウグイス」を描きます。


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2017年11月20日

年賀状に狛犬を

MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第三十七回「年賀状・狛犬」

次回は年賀状用に来年の干支「戌」にちなみ狛犬を描いてみたいと思います。
狛犬は神社や寺の入り口に設置されている神様をお守りする役目の像です。

Wikipediaによると

飛鳥時代に日本に伝わった当初は獅子で、左右の姿に差異はなかったが、平安時代になってそれぞれ異なる外見を持つ獅子と狛犬の像が対で置かれるようになり、狭義には後者のみを「狛犬」と称すが、現在では両者を併せて狛犬と呼ぶのが一般化している。


とあります。

ちなみに狩野永徳のは「唐獅子」


線描きを主体とした練習で、お手本の下絵もご用意しますので
初めての方も安心してご参加ください。

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【日時】2017年12月9日(土)14:00-16:00

【会場】京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)

【参加費】一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しております。)

こちら申し込み専用のサイトからメールフォームでエントリーをお願いします。



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2017年11月19日

松林図を描きました。

京都国立博物館で開催中の「国宝展」は、市内の紅葉が見頃に近づくにつれ、日増しに入場者数が増えているような感じです。

私は長谷川等伯の松林図屏風の公開初日に拝観しましたが
ラッキーなことに、さほど混雑していない時間帯にタイミングが合い
十分に全画面を堪能することができました。

さて、今月のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップは、その等伯の松林図をお手本にして「松」を描きました。

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まずは最初にベーシックな松の練習から。

等伯のは遠くから松林を眺めた抽象的な表現ですが、円山応挙「雪松図屏風」のように、ある程度クローズアップし、松葉の形状がわかるような描き方です。

(円山応挙「雪松図屏風」も国宝展で現在展示中)

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そして、後半からはいよいよ等伯風の松の練習へ。

松林図屏風の松葉は、1本1本を丁寧に描いているのではなく、紙に感情をぶつけるように、激しく強い筆致で描かれており、所蔵先の東京国立博物館のサイトで、解説には「藁を束ねた筆や、竹を細かく裂いた筆を使っていると思われる」と書かれていました。

・・・が、ワークショップで使用した紙はお稽古用の小さなサイズということもあり、皆さんがいつも使っている没骨筆でトライしてみました。

穂の水分量を少なくし、穂先をバラバラに割って一度に何本かの線が描けるように、そして先端がシャープ且つ強い線になるように、紙に叩きつけるように筆を運びました。

水墨画初体験という方もいらっしゃいましたが、皆さんいつも、短い時間内に雰囲気を掴んで描いてくだるのには脱帽します。


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この日はドバイから京都旅行に来られた方と、日本語を勉強中の台湾の方が参加してくださいました。

そして、終始素晴らしい通訳をしてくださったSさん、有難うございました。



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来月は12月9日です。例年通り「年賀状」をテーマに狛犬を書きます。

posted by MASUI at 12:00| Comment(0) | GACCOHワークショップ