2019年06月20日

薔薇の花


6月28日(第4金曜日)の烏丸夜間教室は「バラ」の練習をします。

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バラは古典というより現代的なイメージがあるかもしれませんが、若冲や応挙も(彩色画で)描いています。


とにかく品種が多く、何万種、、、とも言われ、贈ったり贈られたりと、人生の中で誰もが一度は触れたことがあるお花だと思います。

日本原種の薔薇は「ノイバラ」と呼ばれる白いハマナスのような五弁のお花で、若冲の薔薇小禽図に描かれている白いのは、この種の薔薇のようです。

教室では、写真のような現代のスタンダードなバラを参考にして描きます。
薔薇は特に彩色をすると映えるので顔彩をご持参ください。
顔彩を使う筆と墨を使う筆は分けたほうが便利です。





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2019年05月24日

5月夜間教室より「朝顔」


5月24日の夜間教室は朝顔の後半で、抽象的な表現を学びました。

「円」で描いた朝顔は、琳派のアーティストらの作品にも見ることができます。
「写実」ではなく、装飾化、図案化した表現です。

水墨画で描いた「円」の朝顔は、それをさらに単純化した究極のシンプル。
例えば、骨組みの凹凸のある団扇に描く時に、最も成功率の高い花かもしれません。

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テキストのお手本は、幾筆かで楕円を形作る描き方です。
抽象化した表現は、筆勢や強弱などが絵の躍動感を生み出します。

特にツルの動きは、躊躇せずに大胆に描けたら、絵が生き生きしてきましたね。

ただ、やりすぎてうるさくならないように注意しましょう。

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来月は通常通り6月28日で、教科書「いろいろな花を描く」の最後の画題「薔薇」です。





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2019年05月16日

朝顔を抽象的な描き方で


5月24日の夜間教室は「朝顔」の後半です。

花を円や楕円などで、葉を極限まで簡略化した抽象的な表現で描く方法を紹介します。

写真は円で描かれた朝顔で、尾形光琳の弟、尾形乾山によるもの。
陶芸作品の数多くは重要文化財に指定されています。


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先月の没骨法はみなさん苦戦してましたが、今月の描き方はシンプルで、描いてても楽しいです。
凹凸のある扇子や団扇にも簡単に描けるので、ぜひオリジナルの扇子や団扇を制作するときの参考にして欲しいです。






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2019年04月26日

4月夜間教室より「朝顔」


4月26日の烏丸夜間教室は「朝顔」の前半で、花弁を鉤勒法と没骨法で描く練習をしました。

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葉は、「いろいろな花を描く」のカリキュラムでずっと練習してきた運筆の応用でしたが、皆さんよく描けていました。

没骨法の花はとても苦戦していたみたいなので、連休中、時間のある方は練習してみてくださいね。

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来月は予定通り第4金曜日5月24日です。
朝顔の後半で、抽象的な描き方を練習します。








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2019年04月19日

和の花「朝顔」


4月26日の烏丸夜間教室は「朝顔」です。

『いろいろな花を描く』のカリキュラムでは、花菖蒲・椿・紫陽花と
お馴染みの和の花を練習してきました。

今月の朝顔も和を代表する花です。
江戸時代には「朝顔ブーム」がおこったことがあり、園芸のみならず、絵画や浮世絵、着物や陶器など生活用品の図柄にもたくさん朝顔が描かれました。
水墨画のテーマとしても外せないモチーフです。

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<葛飾北斎>


今月は、没骨法と鉤勒法での描き方を、来月は抽象的な表現を練習します。


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2019年03月23日

3月夜間教室より「紫陽花」後半

3月22日の夜間教室は、抽象的な表現で紫陽花を描く練習をしました。

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花弁を丸や三角や四角で表現します。
この場合、それぞれのパターンが混じらないようにします。
テキストのお手本は三角の花弁です。

話は逸れますが、「花弁」と書きましたが
じつは花弁のように見えている部分は「ガク」で
実際はその中央にある小さい部分のみが「花」なのです。

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「抽象的な変換」は、苦手な人と得意な人に分かれたようです。


来月は通常通り第4金曜日の4月26日で画題は朝顔です。




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2019年03月15日

抽象的な表現の紫陽花


3月22日の烏丸夜間教室は、紫陽花の後半で、
花弁をまる・さんかく・しかくで描く抽象的な表現をご紹介します。

ぎっしり詰まった紫陽花の花弁の一枚一枚のアウトラインを抽出し、その集合体と想像してみると、たしかに四角や三角で表現できそうな気がします。

子供の頃のお絵描きで、蝶々の翅を「さんかく」に変換して描いた感覚に似てるかもしれません。
楽しめると思います。

ところで、「まる・さんかく・しかく」といえば、禅寺で見かける図形の画(画と言えばいいの?それとも書?)があります。
これは禅の教えを表しているのだそうです。


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2019年02月23日

2月夜間教室より紫陽花


2月22日の夜間教室は「紫陽花」の前半でした。
没骨法での練習と幾筆かで葉を描く練習です。

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花弁は、水分量や筆の角度によって角ばったり丸くなったりします。
なんどもトライして加減を習得してください。

また植物には昆虫が相性がいいですね。
カタツムリを描いてくださった方もいました。


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紫陽花のシーズンはまだ先ですが、葉の付き方や大きさなどを確認するため、今年は是非紫陽花の名所を訪れてください。


来月も通常通り3月22日(第4金曜日)です。
紫陽花の後半で、抽象的な表現を練習します。




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2019年02月14日

紫陽花を描く


烏丸夜間教室2月22日(第4金曜日)は、「いろいろな花を描く」のカリキュラムより、三つ目の画題「紫陽花」です。

テキストでは、ポピュラーな花が取り上げられているのはもちろんですが、それぞれに「葉」の描き方にも着目し、お手本以外の様々な花を描くときに、応用ができるような題材が紹介されています。

今月は、紫陽花のような大きめの葉っぱを描くときに使えるテクニックを学びます。

花の授業では、顔彩を使うと雰囲気が良くなりますので
お持ちの方は持参してください。


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2019年01月26日

1月夜間教室より「白椿」

1月25日の烏丸夜間教室は鉤勒法で描く白椿の練習でした。

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水墨画では、白い花を描く際には、線描きで形をとり白抜きにすることが多いです。
京ツバキを代表する白椿に「‘加茂本阿弥’(かもほんなみ)」という品種があるそうです。
プリントで紹介した、尾形光琳筆「雪中柳椿図」(ミホミュージアム)の白椿は、ひょっとしたら‘加茂本阿弥’かもしれません。(私の想像です)

一重咲きの椿のほか、アレンジとして絞り模様の入った八重咲きの椿を書いてくださった方もいました。
素敵ですね。

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先月からしっかり練習していただいている二筆で描く葉は、皆さんだいぶ会得されたようです。
この先の朝顔や薔薇のカリキュラムでもこの描法を駆使しますので、引き続き練習をお願いします。


まだこれからも椿のシーズンは続きますので、街で椿に出会ったら、立ち止まって観察してみてくださいね。


さて、来月は季節がグンと進み「紫陽花」を描きます。
顔彩がある方はお持ちください。

来月再来月通常通りのスケジュールです。

2月22日(第4金曜日)
3月22日(第4金曜日)


それではみなさまインフルエンザにご注意を!



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