2018年06月23日

6月夜間教室より「秋蘭」


6月22日の烏丸夜間教室は「秋蘭」の練習でした。
カリキュラムには春蘭と秋蘭の2種類があります。
どちらも葉の描き方は同じですが、花の付き方が違います。
秋蘭は、一つの茎に多数の花が咲きますが
春蘭は、一つの茎に一つの花です。


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まずは葉の練習から。
「直筆で描く」運筆がきちんと会得されているようで
みなさん、大変スムーズに描けておりました。

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4月から特別参加されていた、イスラエルのイファットさんは
来月帰国されるとのことで、今月がラストでした。
彼女は陶芸家で、京都の陶芸家のお宅にホームステイされていて
6月2日のGACCOHワークショップには、友人と娘さんも参加してくださいました。


私の身振り手振りの説明でも、きちんと理解してくださり
とても楽しんでくださったようなので安心しました。


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さて、来月7月27日は「春蘭」です。
高い場所の岩場から咲いている様子を描きます。



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2018年06月20日

芥子園画伝の蘭

今年は雨の多い梅雨らしい梅雨ですね。
皆様、体調は崩されていませんか?
そして、先日の大阪地震の影響は大丈夫だったでしょうか?

今月6月22日第4金曜日の夜間教室は「蘭」です。
四君子の一つにあげられる蘭は、日本では知名度の高い胡蝶蘭ではなく、東洋蘭です。

「芥子園画伝」という、中国・清代に刊行された画の指南書にある画論に基づき練習していきます。

小さな花を描くので、Sサイズの筆をお持ちの方はご用意ください。

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2018年05月26日

5月夜間教室より「紅梅」

5月25日の烏丸夜間教室は「紅梅」でした。

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最初は梅の枝振りのデザインを決めるのが大変難しいです。
お手本を見ながら練習する場合も、あらかじめ木炭で構図の当たりをつけてから、紙面に集中して描くと良いと思います。

古木感を表現するためには「たらしこみ」と言う、幹に独特のムラ模様を加える方法を用いることがあります。
これは俵屋宗達が考案したと言われており、琳派の絵師がよく使った技法で、墨の上に違う濃度の墨や絵の具を垂らします。

苔を表現するときは「花白緑」というミントグリーンの顔彩を使います。

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紙を買い求めるときは「ドーサ引き」を。
ぜひ練習してみてください。



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2018年05月18日

紅梅

烏丸夜間教室は先月の白梅に続き、5月25日(第4金曜日)は「紅梅」の描き方を紹介します。

白梅を描くときは、線だけで花弁を白のまま残しますが
紅梅は花弁を墨、または顔彩などで「面」で描きます。


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写真は八重咲きの紅梅ですが、授業では五弁の梅の練習をします。



ちなみに、紅梅と白梅の違いは、、、、
枝を切ってみると、紅梅は断面がピンク色に染まっているそうです。

その画像はこちらhttps://grapee.jp/461084



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2018年04月28日

4月夜間教室より「白梅」


4月27日の烏丸夜間教室は「白梅」の練習をしました。
梅は、花を線で描けば「白梅」、面で描けば「紅梅」ということになります。
四君子の画題の中では一番難しいかもしれません。
ですが、マスターすれば、縦長・横長の大きなサイズにも映える素敵な作品になります。
よくお寺さんの襖絵にも梅が描かれていますね。

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梅はなんといっても、クセのある枝振りをどうまとめるか、の構図がとても難しい。。。
わざとらしくなりすぎても品がないし、素直すぎると少し物足りないし、非常に悩むところです。

今、梅の花は終わってしまいましたが、枝ぶりを観察するにはちょうどいいかもしれません。
他には、展覧会や文化財や名作の図版など、とにかく、たくさんたくさん「梅」を見ましょう。

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来月5月25日(第4金曜日)は「紅梅」です。
顔彩をお持ちの方はご持参ください。




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2018年04月20日

白梅


烏丸夜間教室は今月から2ヶ月にわたり「梅」を描く練習をします。

4月27日(第4金曜日)はまず「白梅」から。

桜がワァーと咲くと、梅の記憶が霞んでしまいますが
皆さん今年も梅を目にされたでしょうか?

教科書では「竹」の次は「蘭」になってますが、記憶が消えないうちに先に梅の練習をします。

梅は中国原産といわれています。
早春にいち早く咲くことから、高潔さの象徴とされ、中国宋代に墨梅が文人画の画題として盛んに描かれるようになりました。
竹と同じく、非常に重要な位置付けの画題です。
是非ご出席ください。

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2018年03月24日

3月の夜間教室より「雨竹」

3月23日の夜間教室は「雨竹」でした。
「風竹」と同様、よく描かれる画題です。

いつもの竹のアレンジとして、竿を上から下へと運筆、筆を斜めに倒して描く練習と、水分たっぷりに滲ませて雨の雰囲気を出す練習をしました。

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国際墨画会の和画仙は、比較的にじみが少ない紙ですが
もっとにじみやすい紙に描くと、より雰囲気が出ると思います。

そして「雨」ということで、ドーサ液や牛乳を使い、あらかじめ雨を描いておく方法も試していただきました。


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↓「豪雨に耐え忍ぶ竹」という感じになりました。いいですね。

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今月で様々な「竹」の表現方法を学び終わり、来月4月27日からは2ヶ月にわたり「梅」の授業に入ります。



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2018年03月16日

雨に濡れる竹

早いもので、もう3月も半ばを過ぎました。
急激に暖かくなったり、また寒さが戻ったり。。。
毎年のことなので分かってはいるものの、年度末ということもあり
いろいろ忙しく体調を崩してしまいがちですね。
どうぞご自愛ください。

3月23日(第4金曜日)の烏丸夜間教室は「雨竹」です。
教科書のお手本の練習と、雨を描くときの注意やコツも合わせてご紹介します。

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2018年02月19日

2月の夜間教室

2月23日(金曜日)の夜間教室は「風竹」です。
葉を露鋒(側筆)で描く練習もします。

風竹とは、竹(の葉)が風になびいている様子を表現する竹の画題で
風にあおられた変化のある葉を描くことによって、絵に躍動感も生まれます。

風竹といえば、円山応挙の「雨竹風竹図」。

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これは京都圓光寺の竹林をモデルに描かれたそうです。
圓光寺さんのサイトには「円山応挙がよく訪れた竹林である」とあります。

春になったら応挙竹林の散策もいいですね。






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2018年01月28日

夜間教室「刷毛で描く竹」

1月26日の烏丸夜間教室は、刷毛で描く「晴竹」の練習をしました。

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刷毛の両端を濃く、内側に向かって徐々に薄くなるように墨色を仕込むことで
描いた時に両側が濃くなる、「両隈」の竿を描くことができます。

刷毛にキレイなグラデーションを仕込むのは、慣れるまでは難しいですが
そこさえクリアできれば、大きな竹でもどんどん描けます。

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「もっと描きたい〜」

とおっしゃってたTさん。

時間内に作品を仕上げてくださいました。

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そう、この「刷毛で描く竹」はクセになります。

描き始めると、面白くてやめられなくなります。


次はぜひ、ご自宅で半切などの大きな紙に描いてみてください。






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