2018年05月08日

5月阿南教室より「白梅」

GWの最終日、5月6日の徳島阿南教室は「白梅」でした。

「梅らしさ」を表現するための少しクセのある「枝振り」、これを表現するにはうまくその特徴を捉えねばなりません。
中国清代に編纂された「芥子園画伝」には、「女字法」と言って漢字の「女」の字のような角度・交差の仕方を意識するとよい、とあります。


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まずは、教科書のように一部分をズームアップしたもので練習しましょう。

みなさん、何度も練習するうちに、だんだん「枝に見える線」になってきました。

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とても熱心に自宅でも練習されているSさんが、先月習った、ドーサ液を使った「雨竹」と、牛乳を使った「雪竹」を小作品にして持ってきてくださいました。
画像ではわかりにくいですが、繊細な雨が描かれています。

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来月は第2日曜日6月10日です。
「紅梅」の練習と「たらし込み」を説明しますので、顔彩とドーサ液ををお持ちの方はご持参ください。


タグ:水墨画教室
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2018年04月30日

大雄院 襖絵プロジェクト

妙心寺塔頭 大雄院 春の特別拝観

柴田是真が明治宮殿(戦火で消失)の天井に描いた花の丸図を
日本で唯一の宮絵師 安川如風が大雄院の襖に復活させる
というプロジェクトが進んでいます。

全十八面のうち八面が完成し公開されており、写真撮影も許可されています。
他、是真の襖絵も拝観出来ます。(撮影禁止)

5月13日までです。

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タグ:展覧会
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2018年04月28日

4月夜間教室より「白梅」


4月27日の烏丸夜間教室は「白梅」の練習をしました。
梅は、花を線で描けば「白梅」、面で描けば「紅梅」ということになります。
四君子の画題の中では一番難しいかもしれません。
ですが、マスターすれば、縦長・横長の大きなサイズにも映える素敵な作品になります。
よくお寺さんの襖絵にも梅が描かれていますね。

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梅はなんといっても、クセのある枝振りをどうまとめるか、の構図がとても難しい。。。
わざとらしくなりすぎても品がないし、素直すぎると少し物足りないし、非常に悩むところです。

今、梅の花は終わってしまいましたが、枝ぶりを観察するにはちょうどいいかもしれません。
他には、展覧会や文化財や名作の図版など、とにかく、たくさんたくさん「梅」を見ましょう。

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来月5月25日(第4金曜日)は「紅梅」です。
顔彩をお持ちの方はご持参ください。




タグ:水墨画教室
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2018年04月24日

トピックス


この時期、若冲のお墓がある石峰寺さんでは恒例の若冲特別公開があります。

2018年4月25日〜4月29日 9時〜17時

若冲の掛け軸と五百羅漢の石仏拝観料込みで大人千円です。

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他、展覧会のお知らせを。

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烏丸日曜教室在籍のイラストレーターのそねくみさんが、ガラス作家の岡本覚さんとコラボレーションされています。

2018年5月1日〜5月13日 10時〜18時
ギャラリーマガタマ 大阪フェスティバルタワー・ウエスト1階

http://bedeverre.com/magatama/

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同じく烏丸日曜教室在籍の寺田さんが参加されている
「昭和美術会展」

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2018年5月22日〜5月27日 9時〜17時
京都市美術館別館 日本画・洋画・その他 

http://www.shoubi.sakura.ne.jp/tenrankai/ex-main.html


ご興味のおある方はお運びください。






タグ:展覧会
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2018年04月23日

4月烏丸日曜教室より「渓流・滝」

4月22日の烏丸日曜教室は「渓流・滝」の練習をしました。
山水のカリキュラムも、「風景」らしい画題に入ります。

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教科書のお手本は山梨の昇仙峡ですが、京都の寺社境内にも、ちょっとした滝や岩のある水場があったりします。

観光名所の寺社はスケッチ禁止のところがほとんどですが、出かけた際には建造物だけではなく、庭園の景観も忘れずに撮影しましょう。

渇筆法・三墨法・破筆法・転筆法。。。。

筆さばきだけで、岩の質感や立体感を面で表現するのはかなり難しい技です。
「岩10年」と言われます。

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来月5月27日は「建物のある風景」です。

ご自分でスケッチしたものを元にして描きます。

7月には「自由な風景」で、建物に限らず自由な風景のスケッチが必要です。

今、バッチリのタイミングでスケッチに適した気候になりました。
スケッチのご準備をお願いします。
タグ:水墨画教室

2018年04月20日

白梅


烏丸夜間教室は今月から2ヶ月にわたり「梅」を描く練習をします。

4月27日(第4金曜日)はまず「白梅」から。

桜がワァーと咲くと、梅の記憶が霞んでしまいますが
皆さん今年も梅を目にされたでしょうか?

教科書では「竹」の次は「蘭」になってますが、記憶が消えないうちに先に梅の練習をします。

梅は中国原産といわれています。
早春にいち早く咲くことから、高潔さの象徴とされ、中国宋代に墨梅が文人画の画題として盛んに描かれるようになりました。
竹と同じく、非常に重要な位置付けの画題です。
是非ご出席ください。

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タグ:水墨画教室
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2018年04月14日

滝と渓流


4月22日の烏丸日曜教室は「滝・渓流」を練習します。

先月までは樹木、岩、山など、モチーフをそれぞれ練習しましたが
今月はそれらを組み合わせて風景にします。

これからの行楽シーズン、GWに滝の名所に出かける方はいらっしゃるでしょうか。
一度描いておくと、旅先での風景の見え方が違ってくるかもしれません。

【日本の滝100選】大自然の中で見る絶景!関西編【滋賀、京都、大阪、兵庫】の記事をリンクしておきますね。


今月は第5日曜日まであります。
29日と間違えないようにお願いします。


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タグ:水墨画教室

2018年04月12日

池大雅


特別展 池大雅 天衣無縫の旅の画家

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京都国立博物館で開催中です。

江戸中期の京都画壇において、重要な画家の一人とされていながら
大雅の大規模な絵画展は、なんと85年ぶりで、今回は過去最大規模の展示だそうです。

「旅の画家」と評されているように、日本各地の風景を描いたものや、中国の絵画様式で描かれたものなど、山水画の作品を含め約150点が展示されています。

2018(平成30)年4月7日(土)〜 5月20日(日)
休館日 月曜日 ※4月30日(月・休)は開館、翌5月1日(火)は休館
毎週金・土曜日は午後8時まで(入館は午後7時30分まで)


ゴールデンウィークの予定に入れてみてはいかがでしょうか?




タグ:展覧会
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2018年04月09日

5月のワークショップ


MASUI×GACCOH 水墨画ワークショップ 第四十一回
「麦秋至(むぎのときいたる)」


5月31日から七十二候では「麦秋至(むぎのときいたる)」。
秋という字がありますが、麦の穂が実り始める頃なので、麦にとっては実りの秋ということになります。
「麦秋(ばくしゅう)」は夏の季語だそうです。



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前回から時間帯が2回に分かれています。

【日時】2018年5月13日(日)
 前半 12:30〜14:30
 後半 15:00〜17:00
【会場】京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
【参加費】一般:2,500円 / 高校生以下:1,500円 
(材料費込み。道具もこちらでご用意しておりますので特に必要な道具はございません。)

参加ご希望の方は、こちら申し込み専用のサイトからチケットを購入してください。



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2018年04月08日

『玄鳥至』


4月7日のMASUI×GACCOH水墨画ワークショップのテーマは「玄鳥至(つばめきたる)」。
柳に燕を描きました。

玄鳥とは燕のことで、七十二候では4月5日前後に、越冬した燕が南から日本にやってくる時期のことを言います。


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今回のポイントは、柳の葉を描く時の直筆の運筆と、燕の翼の側筆から直筆へ移行する運筆の練習でした。

燕は、紙飛行機を飛ばした時のように、風を切りながら飛びます。
風に乗ったスピード感を表すには、翼の先端や尾をやや掠れさせると良いです。

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ところで、日本で燕は個体数が減少しているのだとか。
原因は、西洋家屋が増えて、巣を作る場所が少なくなったこと
巣を作っても人の手で壊されてしまうこと
餌や巣作りに適した、自然や農耕地が減少したこと

など、他にもいくつか原因があるそうです。

日本野鳥の会のサイトに、燕の現状や調査結果など詳細が記載されています。

https://www.wbsj.org/nature/research/tsubame/decrease.html


さて、来月5月13日(日曜日)は「麦秋至」がテーマです。
麦を描く練習をします。




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